安倍晋三さんのブラック企業保護 | 沈みかけ泥舟のメモ

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秋の臨時国会に安倍晋三自民党が提出しようとしている
特区法案が大きな話題になってます。

ちょっと前に通称「首切り法案」が検討されてましたが
今回提出されるという法案はインパクトが違います。

この場合の特区というのは国民が守らなければならない法規制を
特別に無効にすることが出来る地域のことです。

今回無効にされることで実現するのは
「労働時間の制限を無くす」
「残業代ゼロで働かせられる」
「深夜でも休日でも手当てなしで働かせられる」
「最初の契約に書いておけばいつでも辞めさせられる」
「短期で雇った社員を長く雇っても正社員にしなくて良い」
など企業に優しく社員を使い捨てに出来る内容です。

自民党は昔から企業と国家(政治家と国家公務員)を重視して
国民や社員を軽く見ている政党なので
今回の法案も驚くような内容ではありません。

この間の衆議院総選挙や参議院選挙で
自民党を大勝させたということは
日本人はみんな企業や国家のために死にたいと思っていた
ということでしょうからこの特区も
国民の支持を得て実現するのでしょう。
人間を幸せにしない日本というシステム、
なんていう言葉をどこかで目にしましたが
日本人が望んで選んだ自民党の政策なんですから
きっとこれで幸せを感じるんだと思います。

それにしても安倍晋三さんは
金融緩和のために「日銀法改正を考える」と言い
軍事力を行使するために「憲法改正を」と言ったりと
中国共産党が法律よりも中国共産党の利益を優先させることに似てます。

これから他にどんな不都合な法律の改正や
都合がよい法律制定をしていくんでしょうか。
自民党を止めるような政党はなく
維新の会や公明党、みんなの党など
自民党のコピーみたいな政党ばかりなので
どんどん自民党に都合が良い日本になっていくんでしょう。
消費税は4月から8%に増税が決まりましたし
同時に会社への減税も進めるという
資産家に優しく一般家庭に血を流させる
自民党らしい税制も見えてきましたし。

泥舟、こんな日本が好きだとか誇れる人たちが羨ましい。