数年前の政権交代と違って冷め切った空気が流れています。
「日本を取り戻す」「必要なのは決断」などと
政治家が熱く語る姿が滑稽に見えるほどです。
東北大地震の被災者や福島原発事故からの避難民は多くの方が
「選挙のことを考えていられない」とおっしゃってるそうです。
政治が本当に助けなくてはならない人たちの意志が
まともに反映されない選挙に意味はあるんでしょうか。
また、安倍晋三さんや石原慎太郎さんは
「憲法破棄」「国防」を訴え
野田佳彦さんや渡辺喜美さんは「原発ゼロ」を訴えてますが、
国民が望むことは「経済の活性化」が一番で
国民の希望と政治家の言葉がかみ合っていません。
こんな政治家と国民の意識のズレが
今回の総選挙に対する冷めた空気の原因かもしれません。
どの政党が政権をとったとしても
これからの四年間はひどい政治になることは間違いないでしょう。
そんな予想が出来てしまうことも
総選挙が冷めている理由かもしれません。
泥舟、アメリカ大統領選や韓国大統領選の熱がうらやましい。