初音ミクのCMを見て思う | 沈みかけ泥舟のメモ

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今はネタバレなしの映画感想ブログ化してます。

GoogleChromeのCMにVOCALOID、つまりコンピュータの合成音声による歌唱プログラムの
初音ミクが採用されて最初は驚きましたが、
「人間の声も楽器の一つ」と認識して、様々に加工を加える
テクノポップのことを考えれば、不思議でも何でもないように思います。

実際にテクノをやっている方々にとってボーカロイドというのは
どんな存在として認識されているのか?使ってみる気はあるのか?
という辺りの方がちょっと気にはなります。

また、私も好きなperfumeのようなライブでも歌は基本的に口パクで
加工した歌声の音源に合わせてパフォーマンスで魅せるアーティストにとって
初音ミクのようなVOCALOIDの隆盛はどう感じられるのでしょうか。

時には生の声が判別出来ないくらいコンピュータで加工するテクノでは
VOCALOIDの合成音声と何が違うのかと思ったりします。
今はまだ、ボーカロイドの歌声はコンピュータ的ですが
(それが味というか魅力として作用もしているのでしょうけど)
そこからさらに技術が向上してperfumeのような
加工した人間の歌声というレベルまで達したとき
テクノはどういう方向に進んでいくのか興味があります。

歌も含めてすべて電子的にしていくのか、
何かの反動として人間の声の揺らぎや幅を利用する表現が現れたりするのか。

話を聞いてみたい気がします。

泥舟、perfumeのヴォイスが気に入っている。