気持ちはわかるけど、なんていうのは
怒っている人や落ち込んでいる人にいいがちな言葉です。
実際にはその人の気持ちなんて欠片もわからないんですが。
同じように肉親を失った経験があったとしても
悲しみの質や深さは一人一人違っています。
自殺しようとしている人のそばにいても、
実際に死んでしまうまで誰も気づかないものです。
理解できない心を闇に例えたりしますが、
闇というよりテレビのようなものではないでしょうか。
表面には色々な像が浮かび、周りの人はその像を見ますが
その中でどのような仕掛けでテレビを映しているのか
周囲の人間には知りようもないのですから。
今、知人や友人が見せている像はどのように作られてるか。
少し考えてみる日があってもいいかもしれません。
泥舟、メンテナンス中。