免罪符は高機能 | 沈みかけ泥舟のメモ

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今はネタバレなしの映画感想ブログ化してます。

もう何年も携帯電話や家電は高機能化が進んでいる。

一台あれば色々出来るとか、便利な機能がたくさん付いてる、
ということばかりがうりになっているような気がする。

性能が上がることは悪いことじゃないけれど
代わりに複雑になったり壊れやすくなったりしてしまっては
買って使う側にとっては不満が溜まる一方だ。

高機能だから複雑になっても仕方ないというのは
作る側の甘えでしかない。

誰でも簡単な操作で高度な便利機能が使える。
それを実現するのが製作者側の責任というものだ。

例えば、SONYの製品はカッコよくて
最先端の性能が詰め込まれているけど、
出たばかりの新製品は壊れやすいとか
操作が複雑でわかりにくく高齢者は使えないことが多い。

例えば携帯各社が出してるらくらくフォンや簡単ケータイは、
使い方を解説した本が売れるくらい楽ではなく簡単でもない。

技術力の高さを高機能、高性能で見せびらかしたいという、
子どもみたいな欲求はわからないではないけれど、
どの会社も同じように複雑で壊れやすい高機能製品ばかり
というのは買う気を失せさせるように思えてならない。

同じ技術力を注ぐならば、
初めて触った人が十年使い込んでる人と
まったく同じレベルで扱えるような使いやすさを、
しかも高度な機能を利用出来るようにしながら実現させる
という方向を目指すべきではないかと思う。

ケータイもパソコンも家電も
自在に使いこなせない高機能が多すぎる。

使えない機能はないのと同じだ。

表面的にはシンプルな操作なのに
内部で複雑な処理を行い
最高の体験をさせてくれる。

メーカーにはそこを目指して欲しい。

泥舟、使わない機能だらけ。