国連の委員会で日本では女性対する権利がまだ足らない、
とされたらしい。
夫婦別姓を認めていない民法や
所得格差が引っ掛かったようだ。
欧米の文化を基準に判断され過ぎるのも困るけど、
女性の権利については確かにまだ拡張の余地はありそうだ。
この話になると
働く女性対専業主婦
みたいな女性対女性というおかしな図式になりがちだけれど
家事全般を企業活動と同じように尊敬される仕事にするのが
まずは必要なことだと思う。
家事を軽く見るからこそ
横柄な男性が「誰のおかげで生活出来てるんだ」なんて
外で働いていることで検討違いな威張りかたをする。
家事を一つもやってもらえなかったら
仕事に集中出来ない事実に気づかないのだろうか。
男性の意識改革は行政改革と同じ重要課題かもしれない。
ところで、日本国憲法というと九条ばかり話題になるけど
実は二十四条のように女性の権利をハッキリさせた憲法は
世界的に見てもかなり珍しいそうだ。
そんな憲法を持っているのだから
欧米に言われたかどうかは関係なく
もう少し女性の権利について
真剣に考えた方が良いように思う。
泥舟、守る文化と変える悪習をより分ける。