二年か三年後、自分がいなくなった世界を
出来るだけ正確に想像してみる。
悲しいくらい世の中に影響はない。
家族や親戚は悲しんでくれるだろうけど
毎日の仕事があるから、
あまり長い間落ち込んでいられないと思う。
さらに五年も経てば過去の出来事として
時々思い出す程度だろう。
友達や知人ともなれば三ヶ月も覚えててくれたら
かなりマシな方じゃないかな。
服や私物はどんな風に処分されるだろう。
ほとんどは粗大ごみか、燃えるごみだろうけど。
マンガや本、DVDはせめてどこかに寄付して欲しい。
ゴミにならず誰かの役にたって欲しいから。
あと残るのはこのブログか。
有名人や会社のエライ人、政治家と違って
ただの人がいなくなってもほとんど意味がない。
誰の役にも立たない生き方をしているなら
死んでしまっても変わらないということだ。
やっぱり、生きていくには、誰かの役に立つことが
必要な条件らしい。
生きているだけで価値があるとか
生きていることに意味がある
なんていうのはただの幻だ。
泥舟、憂鬱。