2015年3月17日(火) 術後1年
わくわく記念日ツアー
胃がんの手術から丸1年
この記念すべき日をどう過ごそうかと、数日前からワクワクしていた
まずは、入院前の病気休暇中にも参拝した神社へ
「おかげさまで手術から無事に1年が過ぎました。
これからも、元気に楽しく過ごしていきます。
子ども達ともどもこれからも見守っていてください。」
つぎは、アロマオイルセラピーへ
「実は、1年前の今日、胃がんの手術をしたんです。
その記念日に、施術をして頂こうと思ってやってきました。」
「そうなんですか・・。
実は、わたしも12月に子宮頸がんの手術をしたんです」
それから、二人でがん談義
この記念すべき日に、マッサージしてもらいながらがん談義ができるなんて。
彼女はまだ術後3か月
腹腔鏡手術だったらしいけど、体力が落ちてお腹に力が入らないと言っていた
ランチは、告知された日に行ったレストランで摂ろうと計画していたけど
あまり食べられないし、節約して別の場所で摂った
食後は、もう10年来お世話になっている化粧品店へ
胃がんの術後から1年経ったことを話した
非常にびっくりされたけど、
告知から手術から今日までのことを丁寧に聞いてくださり嬉しかった
昨年、御尊父を肺がんで亡くされたとのこと
また、がん談義ができた
「この後、病院に行って元気になった姿を見せに行く」と言ったら
「元気な姿を見せることが恩返しですよね。
特別な日なんで、元気なかわいいメイクをしましょう。
20000円のファンデーション使っちゃう」
その後、前から目を付けていた通勤用のバックを買い
ふらりと立ち寄った靴屋で春の靴を半額で買った
記念日と銘打って散財しまくり
20000円ファンデでメイクしてもらった顔で
ピアサポーターさんに会いに行った
「今日で術後1年なんです」
「そう~。ホントに元気になったよね。
1年前の自分に『大丈夫だよ』って言ってあげたいよね」
ホントにそうだよなぁ~
院内のレストランでひとりでチョコレートパフェを食べた
10年ぐらいは食べていなかったんじゃないかな?
なんとなく、そんなヘビーなモノ食べても、もう大丈夫って自信を付けたかった
お腹も痛くならなかったし、吐き気もなし、下痢もなし
「うん。もう大丈夫」
院内を少し巡った
内視鏡室、心電図検査室
、肺活量測定室・・・
そして、手術室へ行く廊下を眺めた・・
じわりと涙があふれた
なんの涙なんだろうね・・・