2015年1月19日(月) 術後10か月と2日目
胃カメラ画像
書類の片付けモノをしていたら
ポケットファイルの中から貴重なものを発見した
2007年8月の健康診断での
胃カメラの画像
胃がんを見つけてもらった時の胃カメラ検査は
ミダゾラムを使ってもらえず
涙を流しながら映像を視ていた
「あれ?この胃の感じ視たことあるなぁ
視たことあるってことは特に悪いところないってことだし・・」
と、苦しい意識下で思ったことを記憶している
この既視感は
2007年8月の健康診断での胃カメラの画像だったんだ・・
当時の診断名は
「表層性胃炎」となっている
医師のコメントは
「異常なしと同じことですよ。ちょっと胃があれているってこと」
胃の表面が赤く点点点・・・・となっている
赤くまだらになっている部分もある
この状態を「異常なし」と評されたのだから
胃癌発見時の胃カメラのリアルタイム画像でも
「あ~異常なしだなぁ」と安心したのに
わたしの胃がんは
「印環細胞癌」
この細胞像はネットなどで何度も視ている
似ている!
似ている!
2007年表層性胃炎と称された画像と似ている
もし2007年当時
精密検査を受けていて
胃がんが見つかっていたらどうだったんだろう?
未分化癌だからやはり同じように手術適応だったんだろうか?
未分化がんでも20ミリ以下なら内視鏡で取れるというガイドラインがでたのはいつだったかしら?
たられば・・・を論じるのはナンセンスだ
だとしたら
「当時の技術より今の技術でオペしてもらった方が
予後がいいに違いない。
だとしたら、7年間も胃がんと知らずに好きなモノを
たくさん食べてこられたのだからラッキー」
と思う方が精神的に愉快に違いない・・・と強引に結論付けようじゃないか