どなたかのご参考になればと、思い出しながら書いています

髄膜腫術後13日目です


アップアップアップアップ


初めてのICU…長い長い22時間が始まりました


右耳の後ろを7㌢位切っているので

右側を向く、右頭に力をかけるのが怖くて仕方ない…


今考えると…柔らかいヘルメットみたいなのを被ってたので、傷口側を向いても圧がかからないようになっていたのかもおーっ!おーっ!


ICUに入ってしばらくすると

ズドーンとくる痛みが…

点滴で痛み止めを入れてもらいました


痛みは積極的にコントロールするので

我慢せず言ってくださいとのこと…


ただし最低4時間の間隔は必要


吐き気止めは、既に投与してますと言われました

吐き気は無かったので、手術台で覚醒する寸前に投与されてたのかな?


吐き気止めを、早めに投与してもらえるなら

ICUでの苦痛が1つ減りますね


でっかい壁時計が目の前にありました…

時間経過を知れる安心感⏰助かりました


痛み止めを投与する際に

10段階でどのくらいの痛みですか?と聞かれるので

4とか5とかざっくり伝えた

痛みに強いですね!と言われたけど不安不安

10の痛みがどんなもんか分からないし

これから10の激痛がくるかもしれないから

なるべく控えめに言いたかったキメてる


結局、10の激痛はきませんでした…

投与できる時間がきたら、痛みの大小に関わらず

定期的に痛み止めをお願いしたからかな

何より個人差はありますね


しかし…

吐き気と痛みはコントロールできても

絶望的な不安をコントロールが難しかった…

チーンチーンチーンチーン


静脈2本、動脈1本、尿カテ、パルスオキシメータ

5本の線に繋げられ、足にはフットポンプ

腕には血圧計…


拘束状態で、機械音が常に鳴り響き、脳が混乱しパニックになる…

息が苦しくなってくる…過呼吸寸前


息を長く、長ーく吐く事に…集中えーん


担当は癒し系の若い男性看護師さん

とても穏やかな話し方で、安らげる声がけをしてくださり感謝しかありません…


しかし、またしばらくすると、絶望感がやってくる


ずっと左側を向いてたので、首も肩も腰も痛くなりえーん看護師さんが枕やタオルを当ててくれたり

姿勢を変えてくれたり…


身体を横に向けてくれて、着衣やシーツのシワを伸ばして寝かせてくれたり…

それがとても気分転換になりましたニコニコ

 

感謝と絶望を何度も繰り返しながら

朝4時まで12時間近く眠れず


ようやくウトウト…


電気がついて目が覚める

交替の看護師さん達が出勤し始める音…

朝が来た爆笑爆笑

日常が戻ってくる感覚にホッとした