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『麒麟がくる』の最終回を迎えて2週間経ちましたが、昨日帰蝶(川口春奈さん)のナレーションで、総集編が放送されました。やっぱり観てしまいましたニコ

総集編も素晴らしかったです!冒頭は本能寺の変のシーンをいれた編集。観れば観るほど名シーンばかりで、改めて『麒麟がくる』の凄さを感じました。総集編では、織田信長(染谷将太さん)の初登場で既に涙が出てきてしまいましたぐすん 民と一緒に漁をしていた頃の信長の笑顔に、最終回がよみがえり泣けてきましたあせる

 

斎藤道三(本木雅弘さん)とその息子高政(伊藤英明さん)のシーンももう一度観れて良かったです!愛之助さんと今井翼さんの圧巻のシーンもカットされてませんでした。まるでまた年末が来たような錯覚に陥りながら、キャストの方全てにゾクゾクしました。

駒さん(門脇麦さん)も良かったニコニコ エンドロールも素晴らしかったです!いろんなシーンが流れる大河ドラマの総集編のエンドロールに、コロナ禍の撮影本当にお疲れ様でしたと感謝の気持ちが湧き上がると共に、スタッフ皆さんの気持ちが伝わってきて、なんだかテレビの向こうとこちらで一体感が生まれた気がしました。素晴らしい!!

まだ余韻が残っています。

 

読売新聞で『麒麟がくる』を脚本した池端俊策さんのインタビュー記事をご紹介します。

  

脚本の池端は「本能寺の変に関する本は山ほど読みましたが、歴史をなぞるのではなく、あくまでドラマでやって、面白いかどうかが大事」と資料を調べた上、独自の解釈でクライマックスを考えたという。 

「いいドラマとは、意外性を面白く見せるもの」を信条とする池端は、本能寺の変で

「信長を憎くて殺すわけではない」と苦悩する光秀を描いたという。本作は全体を通して「光秀と信長の友情物語」となっており、「友達を殺したくはないけど、天下・国家のためには、非人間的な部分がある信長を殺さざるを得なかった。そんな光秀の心は痛ましいものですよ」

 本能寺の変で主君を裏切った光秀は「謀反人」との印象が強く、「止むを得ず信長を討った」という解釈は一般的ではない。一方で、「謀反人」という人物像は江戸時代に創作され、''後付け''で悪党にされたという見方がある。とれを踏まえて、本作の光秀は、悪党とはほど遠い人物として描かれ、無益な殺傷を好まず、戦のない大きな国を作るという夢を持つ。

 「光秀には時代を分析する知的な部分があり、それは現代人の目で見た感覚と同じ。だから、光秀は『自分だ』と思って書きました」と池端は打ち明ける。

 

そんな思い切った人物設定ができたのは、40歳頃までの光秀に関する記録がほとんど残っていないからだ。天下を左右するほどの武将でありながら、いつどこで生まれたのかははっきりしていない。そのため青年期の物語はほぼフィクション、視聴者が共感することのできる主人公像も自由に作ることができたという。

 光秀の人物像を丁寧に描くために、「光秀の目線に入ってこないものはなるべく描かなかった」という。例えば、織田・徳川の連合軍が武田軍に敗れた三方ヶ原の合戦のように歴史的に重要な戦であっても、光秀が従軍しなかったものはとりあげていない。「戦国時代を扱ってきた今までのドラマとは、違う風景を見せたい」との狙いもある。

 結果的に派手な合戦シーンよりも、個性派ぞろいの武将らによる心理劇が中心のドラマになった。美濃(現在の岐阜県)の小さな武家で育った光秀が、国政の中枢に駆け上がる過程で、三淵藤英(谷原章介)や松永久秀(吉田鋼太郎)ら有力者と友情を深めていく。

光秀が信長の家臣となった後、信長に背いた三淵と松永が相次いで自刃。何とか救おうとした光秀は、盟友らの死を受け入れざるを得なかった。「そんな(運命の)らせん階段のてっぺんにあるのが本能寺なんです」

 

様々な伏線が張り巡らされた末に迎える本能寺の変については、こう話した。

「個人的に好きな人でも、やるべきことを果たすためには、その人を外さざるを得ないことは、現代でもよくあること。視聴者の皆さんも自分に置き換えて、光秀の心情を感じてもらいたい」              

 

光秀役の長谷川博己は、「なぜ本能寺の変に至ったのかを、細かい心の機微を見ている方にも感じてもらえるように演じました」

 

信長役染谷将太は「(最終回の)脚本を読んだ時に感動して、鳥肌が立ちました。激しい感情がうごめくシーンになっています。

 

主演の長谷川は「光秀を約1年8ヶ月演じて、いろんなキャラクターの深みが増したり、いろいろと熟考したりすることができました。明智光秀はこういう人生だったんじゃないかと疑わない感じになりました」と話していた。 (1月30日 読売新聞 笹島拓哉)

 

コロナで中断もありましたが、全44話放送して下さりありがとうございました。

長谷川博己さんの『まんぷく』での万平さんから『麒麟がくる』の明智光秀役と、長期間に渡り演じられて本当にお疲れ様でした。心に染みる作品になりました!

全てのキャストの皆様に感謝しています。

 

  

 

『麒麟がくる』の次『青天を衝け』が始まりましたニコニコ また一年楽しみです!

 

 

ここまで読んで下さりありがとうございましたm(__)m