中丸氏は国際政治評論家で、ニューズウイーク氏でインタビュアー
世界No1の評を得、世界中の大統領や首相などの指導者を
インタビューした人。
通産省の審議官を勤めたり、国連で講演するような人だが本書の
内容はいわゆるスピリチュアルな内容も多い。
他にも宇宙の話や、国際政治の話、教育、軍事、戦争、ロスチィルドや
フリーメーソンなど影の権力者のこと、経済、歴史など多岐にわたり、
それぞれが独立するのではなく、ちゃんと動的に結びついてくるのが
すごいところ。
2012年にはパラダイムシフトが起き、武力の力による統治から、
「命の道」、すなわち共生を通じて平和を希求する国が支配する
ことになると言う。それを担うのが日本であり、そのためにリーダー
がどう生きればよいかの提言もある。
あまりにテーマが多岐に亘りすぎていて一つ一つの深堀りが
甘い印象を受けてしまうが、それは受け手である自分の問題。
いずれにせよ物事を動的に見れるとても刺激的な本だ。