未来を予見する「5つの法則」/田坂 広志

5章までは田坂氏の前作使える弁証法 とほぼ同じ


内容で、弁証法の5つの法則を説明。


田坂氏は、弁証法を使って未来は予測することはできない


が、未来を予見することはできる、と言う。


そして6章が、その弁証法を使ってこれから起きるパラダイム転換


田坂氏の視点で予見した内容。



1)マネタリー経済から、ボランタリー経済へ


2)享受型イノベーションから、参加型イノベーションへ


3)政治的民主主義から、経済・文化的民主主義へ


4)言語コミュニケーションから、非言語コミュニケーションへ


5)考える文化から、感じる文化へ


6)単一才能社会から、多重才能社会へ


7)単一人格社会から、多重人格社会へ


8)イデオロギーから、コスモロジーへ


9)一神教から、多神教へ


10)機械論的世界観から、生命論的世界観へ


11)科学技術と生命論的な智恵の融合


12)西洋文明から、東洋文明へ



田坂氏が指摘するように上記の12のパラダイム転換は


徐々に起きはじめていることを感じる。


弁証法で世の中を予見できるようになれば、世の中の変化を


いち早く見通せるようになり、1歩先回りをしたビジネスを


思いつくかも知れない。


しかも今まではパラダイム転換に100年単位でかかっていたが、


今はマウスイヤーの時代。


普段から世の中の微妙な変化を感じられるようアンテナ


を張っておき、弁証法で癖になるほど思考訓練をして


自分のものとしたい、と思う。