イノベーションと企業家精神 (ドラッカー名著集 5)/P.F.ドラッカー

次なる新規事業のことで頭がいっぱいである。

弁証法を使って考えてみたり、社内外の新規事業

で成果を出した人との対話をしてみたり、合宿をして


みたり、ネットで海外の情報を収集してみたり、本も

読んでみたりするが、やっぱり難しい。

トレンドの芽をいち早く感じ取り、自社と自分の強み


を加えたビジネスを創り、社会に価値を創造する。


書いてしまえば簡単だが、社会に価値を提供したと


言えるほどの大きな事業を創ることは容易ではない。

本書では、イノベーションを起こしうる7つの機会、すなわち、

①予期せぬ成功と失敗

②ギャップ

③ニーズ

④産業構造の変化

⑤人口構造の変化

⑥認識の変化

⑦新しい知識


これらの機会をいかにイノベーションに結びつけるかということを


解説。


イノベーションの原理が体系化されているので、頭の整理にはなるが


具体論はないため、自分の業界に当てはめてじっくりと読んでみる。


残念ながらすぐに良いアイデアなど浮かんでは来ないが、脳みそ


への良い刺激となる。


繰り返し読んでみよう。

メモ
・イノベーションを行うことが出来るのは、市場や技術について卓越
 した能力を持つ分野である。新しいものは必ず問題に直面する。
 その時、その事業に通暁してなければうまくいかない。
・3つのべからず。第一に、懲りすぎてはいけない。懲りすぎた
 イノベーションはほとんど確実に失敗する。第二に、多角化
 してはならない。「なすべきこと」 一つに絞る。第三に、
 イノベーションは現在時点に役にたつことにする。