指一本の執念が勝負を決める/冨山 和彦

前作の【会社は頭から腐る 】が気合の入った内容で


面白かったが、本書は前作ほどの気合を感じない


ながらも得るものも多々ある。


メモ

・リーダーに求められるのは、不断の自己否定

 自己否定とは過去の自分を捨てること。毎日毎日自己否定

 しろ。

・徳川家康は武田の騎馬軍団に大敗北を喫して命からがら

 逃げ帰って時、絵師にその時の惨めな姿を描かせて、生涯、

 床の間に飾っていた。家康はいかに我は愚かなりしか、いか

 に力足らずかということを決して忘れまいとした。

・天からしかるべきギフトとチャンスを与えられた真のプロフェ

 ッショナルは「勇ましい高尚なる生涯」を後世に遺すべき。