みなさま、こんばんは～
今日の千葉はどんよりの曇り空
雨が降りだしだかと思うと
お日様がちょこっと顔を出したり・・・と
変なお天気でした。
昨日は朝早くから夜までとことん遊んだので
今朝は子どもたち８時半までぐっすり～。
チビ太は保育所お休みさせて
のんびり過ごすことにしました～。
私はこの暑くない用事もたいしてない日を
逃したらきっと家の中がいつまでも
片付かないぞ～！と思いたちまして。
色々と出しっぱなしだった物たちを
お手入れしてしまったり明日の粗大ゴミに
出せるようにしたり。
色々な物が集まっていた
”真ん中の部屋”（うちではこう呼ぶと通じる）が
随分と広くなりました～(笑）
６月後半から何かと忙しくって
やりっぱなしの物が多かった・・・。
そして、子どもたちへの寝る前の
絵本タイムもなかなかできず・・・
先週から声が出なくなってるし。
そんなこんなで絵本の紹介も
すっかり間があいてしまいました。
今日紹介する絵本は千葉県の勝浦にある
灯台が描かれた絵本です。
昨年、ネットでこの絵本についての記事を
見つけ気になっていたのですが
１年たって図書館でバッタリこの絵本と
出逢いました
本当に、バッタリ！
って感じで私の目にこの絵本が
飛び込んできたのです。
あ～やっと逢えたね
そんなふうに思いました。
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とうだいのひまわり
作・絵：にいざか かずお / 出版社：福音館書店  |
『とうだいのひまわり』
作･絵 にいざかかずお
岬の灯台に
ひろみちゃんと おとうさんと おかあさんの
家族がすんできました。
ある日、ひろみちゃんは落ちている風船を
見つけます。
その風船には袋がついていて
小さな種と手紙が入っていました。
ぼくんちの にわにさいた ひまさりの たねです。
ひろったひとは だいじに そだててください。
ひろみちゃんは、ひまわりの種をまき
毎日水をあげました。
芽がでました。小さな芽です。
ひとみちゃんはうれしくて胸がどきどきしました。
暑い夏がやってきて
ひまわりはずっとずっと 大きくなりました。
まだ花は咲きません。
そんなある日、嵐がきます。
ひろみちゃんは ひまわりが心配で
嵐の中へとびだして かきねにひまわりを
結び付けようとしました。
でも、なかなかうまくいかず ひろみちゃんは
びっしょりぬれてしまいました。
ひろみちゃんは 風邪をひいて
熱を出してしまいました。
一晩中、ひまわりの夢ばかり見ていました。
ひろみちゃんが すっかり元気になったころ、
ひまわりのはなが咲きました。
ひろみちゃんはお父さんと
春になったら 種を風船につけてとばそう
と話しました。
そして 春が来て。
手紙をつけた風船は
広い春の空を 遠く遠く とんでいきました。
読み終わって、じんわり温かい気持ちと
懐かしいような気持ちになりました
少し引っ込み思案のひろみちゃんが
それはそれは大事にひまわりを育てます。
ひろみちゃんよりもずっとずっと背を伸ばし
お日様をみあげ
パーッと咲いたひまわりの花
その、ひまわりの花と一緒に
ひろみちゃんの心も成長したのでしょうね。
どこからか、こんな素敵な風船が
飛んできたら・・・
そんなふうに思わせてくれるお話です。
ひまわりの花が咲く場面
絵がすごく素敵なんです！
ひまわりが
「ひろみちゃん！ありがとう！！」って
言っているみたいです。
ひまわりの花大好きなので
この絵本ほしいのですが・・・。
この絵本が出版されたのは
１９７３年（こどものとも）
現在は絶版になっているようで残念です。
この灯台は勝浦にある洲崎灯台が
モデルになっているのだそうです。
作者のにいざかかずおさんが
訪れ出逢った、その灯台に暮らす
職員のご家族と自然の美しさがあいまって
このお話が生まれたのだそうですよ。
こちらに紹介されていたので
良かったらのそいてみてくださいね → ★
私が子どもの頃、お手紙を書いて小瓶に入れて
川に流したことがあります。
はっきりとは覚えていないのですが
友達と一緒に流しに行き
返事が来るのをドキドキして待っていた・・・。
この絵本を読むまでは
全く思い出すことのなかったことなのですが
ふっと、甦ってきました。
洲崎灯台。
夏休みの間に行ってみたいな。
もしかしたら、ひまわりの花にも逢えるかな。
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