会社の源流を知りたくて図書館で借りました。

コロナで買うほどの財政余力がないのでお許しください。




【内容】

江戸時代日本は高度な貨幣経済を確立していました。一方で士農工商の中で最も下に位置する商人達が経済を支える構造の中で、彼らは独自の経営哲学を確立していった。


いわゆる商人道です。



この本では色々な商人を取り上げ、軽い内容で紹介してくれています。もう少し掘り下げてほしいとは思いましたが広く浅くという意味で良かったです。



【感想】

金儲けだけではなく、世間を良くするかということを真剣に考えていたのでしょう。

分野、立場は違いますが武士道と共通点があります。


というか、武士道、商人道とか色々ありますが、

まとめて日本精神って言っていいのではないだろうか、これからの企業、日本のあり方を考えるうえで大切な精神となると思います。


自分の思想に話がそれてしまいました。

本の中で気になったのは以下の御三方。


1)濱口梧稜(我らが千葉県のヤマサ醤油当主)

出身は和歌山です。この方は、津波から村人を救った物語『稲むらの火』のモデルとしても知られています。その利他精神に感動しました。

また、勝海舟を支援していたということもあり近代日本国家成立に貢献した人として千葉県民は誇りにしましょう。




2)伊能忠敬(千葉出身、初めて日本地図を完成させたことが有名)

こと人の夢(測量すること)に対する長期的な視点、忍耐力は凄い!!

なんと五十歳から日本の測量を始めたんですね。

それまではかなりの苦労をしていましたがこの夢のためにひたすら承認として働きました。




3)石田梅岩(京都の商人)

商人の立場であったが金儲けをするという商人の疑問を持ち独学でを「心学」と言う哲学を確立した。


(ウィキペディアから)

その思想は、神道、儒教、仏教の三教合一説を基盤としている。その実践道徳の根本は、天地の心に帰することによって、その心を獲得し、私心をなくして無心となり、仁義を行うというものである。その最も尊重するところは、正直の徳であるとされる。




この心学が響きました。

詳細は本にはなかったですが深堀したいですねぇ。

もう少し江戸の商人、精神について勉強してみます。