先日は近くの渡良瀬遊水地の植物観察会でした。

一年を通しての観察会、昨年から時々参加しています。
春、夏、秋それぞれの時期に同じ植物が以外な面白い顔を出して楽しめます。

例えば、
競いあわなくてすむように、急ぎ急いで伸びまくり、さっさと花を咲かせ実をつけ種をつける。
他の植物がこれから花を咲かせる時期にはもう一年を完結している。
これも知恵。

今の時期は、植物たちがどうやって目を惹く実をつけるか、種をどうやって動物にくっつけるか、綿毛で飛ばすか、水に流して遠くに運んでもらうか、知恵比べのよう。

【実 編】

足元には沢山のドングリ。
子供に帰りつい拾っちゃった。
この木は春のヨシ焼きで燃えたけど復活。
強いね。







そのドングリの合間に赤い実の固まりがドサッと落ちていて、目立つ。
これは、
大きなコブシの実。ゴロゴロあり、
赤い実は糸をひく。
実には鳥が食べられるか試した跡もあり。

ノブドウの実はこれから色づくかな。
ガガイモ(花の姿は面白かった)の実、

昔懐かし、よく飛ばしたオオ オナモミのトゲトゲ

それにも増して、
トゲ先が広がり、硬くて痛いのはコセンダングサ。
黄色の花がこんな姿になるなんて、想像つきません。


秋の生花花材にぴったり、赤と黄色のカラフルな
ツルウメモドキ。
絵になります。


そして
花は緑で目立たないのに、
実は美しい青や紫のイシミカワ。

美しいので
触ろうとすると葉や葉柄、茎のトゲが刺さってイタイタ。
逆向きのトゲが刺さります。
そのトゲで他の植物に巻きついてきたからネ。

トゲトゲやらベタベタの茎やら、クルクルやらツルの巻きつき方にも色々。

先生は、毎回分かりやすく面白くお話ししてくださいます(^^)







つづく