皆さんこんばんは☆
写真は
屋上にいる花火と麦
本日の0時を回ってから、深夜1時55分より
ドラマ『クズの本懐』放送開始です
フジテレビです
現時点では地上波は関東だけでの放送になっています
申し訳ごさいません
もっと沢山の人に作品を届けられたらなと、悔しく思っています
今後も遅れながらでも観れる方が増えたら良いなと、僕にできることを考えていきます
どんな形でも、手段でも、この作品を観たいと思って下さっている方が観れることを願っています
本当に大切なことは作品を観て下さった方の心や人生に、良い影響を与えることだと思っています(もちろん1人でも多くの人に届いて欲しいという想いがあるからこそ、目に見える数字や成績、評判はとても大事なことだと理解しています)
ただ、その前向きな根底の部分は見失わないように、これからも作品を作っていきたいです
とにかくこの数ヶ月は『クズの本懐』が頭や心のどこかにある状態で生きていました。今もそのままですが
12月から撮影に入り
年末イベントのリハや他のお仕事
同時に撮影している作品、ドラマ『嫌われる勇気』のことも考えながら
『クズの本懐』のことも考えていました
ありがたいことに『クズの本懐』では『連続ドラマ初主演』ということで、そんな僕なりにやれることはなんなのか、考える機会にもなっています
『実写化』の作品に出ることは光栄でもあり、責任もとても感じています
しかし、責任やプレッシャーを恐れて動かないまま、何も失わずに、しかし何も手に入れないままの状態で、素晴らしい題材を目の前に、見て見ぬ振りをする
そんな勿体無いことはしたくありませんでした
沢山の人達と感動や心や価値を共有できるチャンスだなと
勇気を出して、その世界に飛び込んでみたら、幸せな未来が待っているかもしれないから
もう『クズの本懐』のドラマだということは重々、承知した上で書くけど
そんな僕に立ち向かう勇気をくれたのって
『orenge』の映画の現場で原作者の高野苺さんから、僕の萩田に嬉しい言葉をかけて頂いたりしたこと、漫画の実写化とはいえ、少し重たく、命に関わる内容を最後まで生き抜き、目の前で大切な仲間の主演としての挑み方を萩田を通して見てこれたこと
『グッドモーニング・コール』のドラマで原作者の高須賀由枝さんから、原作にはいない僕の『大ちゃん』というキャラクターを認めて下さり、原作のその後に登場させて頂けたこと、ドラマのイベントなどにも足を運んで下さり、ドラマ版も愛して下さったこと
『こえ恋』のドラマでは、原作者のどーるるさんとは現場で一度しかお会いできなかったけど、その後Twitterなどでドラマに対して温かい言葉を綴って下さっていることを拝見し、誕生日には素敵なイラストを描いて下さり、自分の演じた瀬島もどーるるさんに届いたことが感じられ、とても嬉しかったです
『ラブラブエイリアン』のドラマの打ち上げでは、原作者の岡村星さんと編集部の方がドラマ化されたこの作品への感想や想いをとても長い時間話して下さったこと、その後、数話だけの出演だった僕にも単独で沢山お話をして下さいました
そんなこれまで僕が経験してきた、光栄で身に余るほどの、夢のような現実
さらに実写化の作品だけではなく、今までお世話になったドラマ、映画、舞台の作品全てが、今の僕を構築していき
そして何より、その作品を観て、大好きだと、楽しかったと、救われたと言って下さった方々がいて、それが原動力になっています
全てが巡り巡って今回まだ『クズの本懐』という横槍メンゴさんが創り上げた魅力ある作品の実写化に挑戦する覚悟を持つことができた、大きな財産だと思っています
それでも優しい言葉だけに耳を傾けてきたわけではなく、これまでも、きっとこれからも『実写化』というコンテンツに対しての風当たりの強さは、理解しています
『原作だけが好きだから、実写化して欲しくなかった』という言葉、すごく理解できます
でも、ネガティヴな感情に恐れて、多くの人の心を動かす、エネルギーある作品が産まれる可能性を失くしてしまうより、諦めずに挑戦していくことを選択するべきだと
僕自身、最近だと『るろうに剣心』や『バクマン』など、背中を押された大好きな実写化作品があるからこそ、諦めずに実写化にも価値を見出していきたいと思っています
僕も一視聴者として、しっかり原作の伝えたい部分が心に届いた瞬間、観てきたものが好きな作品の仲間入りをしていきました、実写化を観て、その世界観が懐かしくなり原作を読み返した作品もありました
好きな実写化作品は他にもあるけど、全部言っていたら大変なので、パッと思いついた作品だけになってしまい、すみません
それに正直に、苦手だった実写化作品もありました、やはり全てが全て素晴らしいとは言えないのが現状なのかもしれません。でもそれでも情熱を持って作っている人がいることを感じられる作品もありました
なんだか正解の反対が不正解だとは限らないんだなって思います、価値観って人の数だけ存在しているから、平和って難しいことなんだと思います(なんの話や
この世界にはまだまだ沢山、素敵な役者がいるし、制作していくスタッフさんもいるけど
その上で僕達が今、表現できる、想像できる全てを込めて、日々撮影しています
誰か1人だけが頑張っても、誰か1人が欠けてもダメだから、目の行き届く所も、目の行き届かない所も想像しながら、皆で力を合わせています
そしていつの日か、ここまで多くを語らずとも『この役者になら安心して任せられるね』と言われる役者になっていきたいと思います
僕はまだ夢の途中だからこそ、今はこうして少しでも自分の想いを伝えていきたいです
格好つけて、クールぶっても、そんなメッキを死ぬまで纏えるほど、僕は器用な人間ではないから
そのうち誰かに『役者なら、作品で語れよ』って言われるのかなって思うけど
僕は誰かの枠に囚われて生きていくつもりなんてないし
背伸びして、周りに合わせて、誰かの大切な作品や想いを台無しにしてしまうくらいなら
自分なりのやり方で、真っ直ぐ戦っていく
話していて思ったのは
作品の中だけで勝負していくのが『役者』だとしたら(いやまずこの言葉すら僕が大昔、誰かに言われた言葉であって、なぜそれが今日まで纏わり付いているのか、理由はわからないのです)
極論、僕は『役者』ではないのかもしれない
この人生、身体、言葉、行動、全てを懸けて、様々な手段で表現をして生きていくことを続けていきたい
それがなんて名前の職業なのかはわからないけど、僕は貫き通したい生き様みたいなものはある
それに僕には、僕よりも沢山の人を背負って、押し潰されるようなプレッシャーの中、作品に命懸けてる仲間がいるから
自分もまだ、ここで終わってられないんだ
今はまだ小さな一歩かもしれないけど、その一歩を適当ではなく、現時点で最高の一歩として進んでいきたいと思っています
長くなってしまいましたが、そして少し『クズの本懐』からも話が逸れてしまいましたが
どうか観て下さる方の心に届きますように、誰かの大切な作品に、観終わってからこのドラマを好きだったと言ってもらえる作品になりますように
そしてあわよくば、これから放送が終わるまで
ドラマ『クズの本懐』
その中で僕の身体でその世界を生きている粟屋麦くんのこと
愛して、見守って下さったら幸いです
そして一週前に放送を開始したアニメ『クズの本懐』も
そしてそして何より原作、連載中の横槍メンゴさんの『クズの本懐』も
全て楽しんで頂けたら、嬉しく思います
どうかこの文章を読んで下さった皆様の背中を押すような作品として出会って頂けますように
三作品ともよろしくお願い致します
僕もリアルタイムで観よっと
普通に、また想いが溢れて、ちょっと泣くんだろうな笑
はー最近、涙腺弱くなったよ
あぁ、なんだか、とてもドキドキする
じゃ(TωT)/~~~