オーデイオ歴は50年以上になりますが、その間コツコツとパワー管(真空管)を収集してきて現在14種

345,6AC5,6V6,6CA7,VT-52,300B,808,845,ACP1,PX25,DA30,DA100,KT88,6C33C-BがAmp.形態になっていますが、まだ火を入れていない(デッドストック状態)ものが幾つか有ります。

 

年とともにシャシー加工からのAmp.作りは体力・気力的にきつくなっている事もあり、このまま火を入れない状態のも寂しいので現行のシャシーのパワー管を交換して稼働させてみる事にしました。

 

今回はKT-88 UL Push Pullアンプのパワー管を6550KT-66に交換してみました。3管はピンコンパチでヒーター電力もほぼ同じですが、プレート損失がKT-66が25Wで現行動作点(プレート損失30W)では定格オーバーなので6550のみにしました。

 

 

このシャーシーはオーデイオ同好の会社時代の後輩I氏から譲り受けたものでF2a11用として製作したものと記憶しています.。今迄はKT-88に転用していましたが発熱が大きく、さらに管間隔がF2a11より狭くなっているのも影響があると思いますが管壁に貼られているGECラベルご焦げたりしていてちょっと心配でした。

 

 

ピンコンパチ、ヒーター電力・動作点Ep=380V,Ip=80mAもほぼ同じなのでそのまま差し替え可能でした。

 

       

 

6550は、Tung-Sol製のものを使用していますが、プレートに放熱孔がないものを使用しました。(左側2本がTung-Sol製、その右がGE製、右端はたぶん中国製?)

 

 

KT-66は、QUAD-Ⅱやエリック・クラプトンのギターアンプ等に使用されていたりそのフォルムが魅力的なのでいつかは火を入れたいのですが?