タイトルに惹かれて借りた一作(・ω・)
映像がおしゃれで音楽も随所にストラヴィンスキーの作品と思われるものが使われてて斬新でした。現代音楽ってよっぽどハマってる時ぐらいしか聴かないからね。
一言でいえばストラヴィンスキーとそのパトロンであるシャネルの不倫映画なんだけどまあそんなことはどうでもよくて、彼らや周りの人のドライで合理的な感じがある意味心地よかった。
というのは私が最近韓流モノばっかり観てるからなんだけども・・・・。韓国の映画やドラマってウェットでべとべとドロドロしたのが多いですからね。
ストラヴィンスキーは子供や奥さんと共にシャネルの家に住まわせてもらうのだけど(もちろんシャネルも一緒に暮らしている)そこで二人が不倫をするわけなんですね。それに奥さんも気づいて自分の惨めな気持ちを夫に話したり、シャネルに対して軽蔑の言葉を浴びせたりするのです。
がしかし!毎日は何事もないかのように過ぎていきます。
シャネルは子供たちや奥さんにプレゼントをし、奥さんはそのことについて感謝を述べ、子供にもそうさせています。別にシャネルに彼女を馬鹿にしてる気持ちがあるようにもみえないし、奥さんがそんなシャネルにイヤミでお礼を言ってるようにも見えない。
結局奥さんは子供達と共に家を出て行くのですが、その際夫に止められたけれど「あなたは私を愛していない。子供たちのため。」ときっぱり。しかし出発の時には「愛してる」とだけ言い残しています。シャネルにも手紙を残し相当憎いに違いなかろうに、はじめには感謝の気持ちがつづられています。なんかそのきちんと現実的で理にかなっていて悲しいけど「それとこれとは別」っていう感覚がとても上品だと思った。
ここで韓国ドラマなら「信じられないわ!死んでやる!!」とでも言って沖に歩いて行くことでしょう。(実際沖に歩いていく方法を選ぶ時点で死ぬ気ないよね笑)
ところでこういう作品に対して「不倫なんて許せない!共感できない!」とか「シャネルとストラヴィンスキーの間にあるのは本当の愛じゃないと思う」とか言う人って必ずいるけど心底くだらないとおもう。そんなら韓流の純愛モノでもみとけやいヘ(゚∀゚*)ノ
あとひとつ文句を言えばコレ別にシャネルとストラヴィンスキーじゃなくてもよくね?大してお二方の仕事は絡んでないし、実話じゃないならとんだとばっちりだとおもう。。。笑