久しぶりにピアノコンサートに出かけてきました。

 

コンサートは、サントリーホールで開催の

若手ピアニスト 福間洸太朗さん

のソロピアノリサイタル。 

 

 

ギリギリにネットでチケットを購入したので、

当日会場にてチケット引き換え。

 

どんな座席になるのだろう・・・と思ったら

1列目!だったのですが、ステージ裏。

(S席ではないので当たり前(^_^;))

演奏している姿が正面から見ることが出来ないなんて・・・

と思ったら、演奏している顔が正面から見ることができました。

演奏している時の表情を見ながら演奏を聞けるというのも、

ちょっと得した感じ。

しかもぺダリングも、意外とよく見えたのも嬉しい時間でした。

 

あ!話が逆転してしまいました。

 

この日のプログラムは

 

~鳳凰がみたもの~

というテーマ

 

リスト オーベルマンの谷『巡礼の年第1年スイス』より

ショパン ソナタ第3番 ロ短調 op.58

ラフマニノフ 前奏曲 ハ短調 op.3-2 『鐘』

         13の前奏曲 op.32より

           第12番嬰ト短調

           第13番変ニ長調

スクリャービン ソナタ第5番 op.53

ストラヴィンスキー 火の鳥(アゴスティ編曲)

             「魔王カスチェイの凶悪な踊り」

             「子守歌」

             「終曲」

 

アンコール

 

 

大曲の並んだプログラムでした。

 

リストで静かに始まったリサイタル

やっぱり福間洸太朗さんのピアノの音は

透き通った音でキラキラ輝いていて美しい

こんな音を聞くことができるだけで幸せになれます。

 

前半はショパンのソナタ

勢いある演奏の中でも伝わってくる繊細さが

ショパンの美しい旋律と重なる素敵な演奏にうっとり。

演奏が終わっても余韻に浸っていたい気分となりました。

 

後半は変わってロシアものが続く重いプログラム。

スクリャービンのピアノソナタは初めて聞いたのですが、

どこに導かれるのか。。。と思わせる不思議な響き。

初めて聞いた曲に惹きこまれたのですが、

不思議ワールドな感じで、もう一度聞きたい。。。

(コンサートの前に、どんな曲か聞いておけば良かった。。。)

ラフマニノフをはさんでスクリャービンの火の鳥へ

これは圧巻の演奏!

とても一人で演奏しているとは思えない厚い響き。

熱演が終わると、スタンディングオベーションそしてブラボーの声。

ホール全体が火の鳥に惹きこまれたようでした。

 

これだけのプログラムの後に

アンコールが3曲もありビックリ。

しかもショパンのバラード1番を聞くことができるなんて!

バラ1を弾きはじめた時に、ホール内でちょっとしたどよめきがあったのも、

きっと、まさかバラ1を演奏してくれるとは

と皆さんが思ったのではないでしょうか。

 

素晴らしいピアノリサイタルを

ありがとうございました!

 

来年3月にオリンパスホール八王子での

コンサートにも行きたくなりました。

こちらのコンサートは

~ラ・カンパネラ~

というテーマ。

 

今回のプログラムとは全くことなった内容。

この年齢になり好きになった

ショパンの幻想ポロネーズも演奏されるようなので、

福間洸太朗さんの音で是非聞いてみたい!!

 

チケットは、11月1日から販売開始です。