趣味で続けてきたピアノ。

数年前までは、レッスンに通い

年に1度の発表会と数回の練習会という場で演奏

というスタイルで長く続けてきましたが、

人の縁って大事ですね。

アンサンブルのレッスンで知り合った方から、

音楽が好きな人が集まっての音楽会に

数年前から誘っていただくようになりました。

 

そんな音楽会に参加してきました。

 

これまではソロよりも連弾で参加することが多かったのですが、

今回は、ソロ演奏で参加することに。

ここで迷うのが演奏する曲。

教室のイベントなら、いつも先生頼りの私にとって、

これが思っている以上に悩む。。。(笑)

今回悩んだ末に決めたのが

バッハのパルティータ5番より抜粋。

悩むというより、今レッスンでやっている曲(笑)

最近、人前でバッハを演奏する機会が無かったので、

久々にバッハにしてみようかなぁと

安易に決めたのですが、

やっぱりバッハは難しかった。

パルティータは、

クラヴィーア練習曲 作品1

としてバッハが初めて作品集として出版した曲集。

全6曲からなる組曲です。

それぞれの組曲は、

プレリュード(それぞれ名前は異なりますが)

アルマンド

クーラント

サラバンンド

ジーグ

を核として、組曲によりメヌエットが加わったりしています。

今回は時間制限により(というより練習が追いつかなかった。。。)

パルティータ第5番より

プレアンブルム

アルマンド

ジーグ

の3曲を演奏することにしました。

 

プレアンブルムはプレリュードらしい明快な曲。

アルマンンドで落ち着いて、

問題のジーグ。

これが大変難しく、あちこちに散りばめられた旋律に四苦八苦。

曲の流れが完全に頭に入らないまま本番に。

 

このような会で、バッハを演奏する人は少ないので、

ちょっと新鮮に感じてもらえたら良かったのですが、

きっと何だ?何だ?といううちに終わってしまったのでは(笑)

 

こういう音楽会で楽しいの1つがプログラム。

新しい曲に出会えたりするので、ワクワクします。

今回の音楽会のプログラムも

バラエティーに富んだ面白いものでした。

 

前半は、クラシックピアノオンパレード

シューマン、イェンゼン、ショパン、ベートーヴェン、ドビュッシー。

前回は、リストが大人気でしたが

今回は、色々と楽しめるようになっていました。

大人のピアノは、みんな思いがこもった演奏で

とても落ち着きます。

後半は、アンサンブルや連弾、歌

そして、ちょっと珍しいスチールパンもありました。

スチールパンの音色は本当に癒されます。

機会があれば、習ってみたいです。

また後半の2曲は、特に圧巻の演奏でした。

1曲は『SING,SING、SING』を連弾で。

軽快なテンポかつ上級者向けのアレンジは

大変面白く連弾の醍醐味を楽しめるものでした。

ただ譜めくりをやっていたので、

楽しむ余裕なく、譜めくりを失敗しないよう

音符をおっかけるのに必死でしたガーン

そして、もう一曲は

カプースチン作曲の

ピアノソナタ1番 終楽章

カプースチンは、クラシックとジャズが融合された曲で

大変面白いのですが難曲で有名。

そんな難曲を、さらりと弾きこなしていて

ただただ圧倒されてしまいました。

ふだんは、仕事が忙しく練習は週末のみ。

そんな環境のなかで、あの完成度には驚きです。

同じ趣味でも大違いですショボーン

 

演奏会のあとは、BEER PARTY。

緊張から解き放たれて、楽しく飲みお喋りできるのは

大人の音楽会ならではデス。

音楽好きが集まったPARTYは、

ピアノを自由に弾いたり、音楽の話で盛り上がったりと、

日常とは異なる空気を楽しめる時間でした。

そして、また好きなピアノを頑張ろうラブ

と思える瞬間でした。

 

みんなに感謝です。

ありがとう。。。ラブ