祈りのパシオンに続いて
いのちのパシオン
一番に登場した作曲家は
ベートーヴェン
でした。
生命の激しさを感じることができる”熱情”は、
その代表格って感じでしょうか。
”月光”の3楽章も
1楽章の月の光を感じる静けさから一転
激しさを感じることができます。
また、どちらの曲も伯爵夫人に献呈されています。
そんなところからも”いのち”のパシオンにふさわしい曲と
言えるかもです。
熱情は、音楽祭期間中 5回も演奏されます。
3人のピアニストが演奏されるので
聞き比べも面白いかも。
また、月光と熱情を一度に聞けるのは
公演番号156(5月2日 19:15~20:00)
公演番号354(5月4日 15:45~16:30)
どちらもピアニスト バシャ氏の演奏で
他にベートーヴェンでは
ピアノ三重奏曲 『幽霊』
こちらもピアニストでもあったエルデーディ伯爵夫人のために作曲。
エルデーディは、ベートーヴェンにとって精神的友人でも
あったそうです。
公演番号332(5月4日 12:30~13:15)
ヴァイオリン協奏曲
こちらはベートーヴェンが婚約中(結婚には至らず。)に
作曲されたこともり、幸福に満ちている様子も曲にも表れているそうです。
そんな経緯を知って聞くと、また曲の感じ方が変わるかも。
公演番号213(5月3日 14:15~15:05)
ベートーヴェンのプログラムで個人的に
とっても気になるプログラムは
公演番号237(5月3日 21:30~22:15)
J.S.バッハ(ブゾーニ編):
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番
ニ短調 BWV1004より シャコンヌ
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第17番 二短調 op.31-2 「テンペスト」
ワーグナー(リスト編):
イゾルデの愛の死(ピアノ版)
スクリャービン:
練習曲 嬰ニ短調 op.8-12 「悲愴」
ALLベートーヴェンでは無いけど、
どれも聞いてみたい曲が集結!
約1時間で、これだけのプログラムを聴けるなんて
素晴らしい~
また同時代の作曲家 シューベルトの作品もオススメ
特にチェロが2本入る弦楽5重奏曲は必須!
公演番号224(5月3日 15:45~16:40)
チェリスト オーレリアン・パスカルの甘いマスクは前方で拝みたいですね(笑)
では、今日はこのへんで
おしまい