本日は、アルモニカのコンサートに行ってきました♪
アルモニカって、どんな楽器だろう~
そんな好奇心からだったので、
この楽器の知識は、ゼロに近く
どんなコンサートだろう・・・ってわくわくドキドキ
会場に入ってみると、2台の楽器が置かれていて
左がアルモニカ、右はチェレスタ
少しづつアップにしてみましたが、
どんな楽器かは、分かりにくいかなぁ。
中央にはさまれている
三角錐のガラス、
これこそがアルモニカの心臓部です。
このガラスを回転させて、手の指との摩擦で音を出すんです。
実は、この楽器には古い歴史があり
モーツァルトやベートーヴェンの時代に
ヨーロッパで熱狂的にもてはやされた楽器。
では、なぜ広く知られてないのでしょうか・・・
それには理由があったんです。
あまりに瞑想的な美音が人々を夢中にさせてしまい、
人体や精神に悪影響を与えてしまう悪魔的な効果を
持っているのではないかという不安が広がってしまったのです。
そのため、約200年前にアルモニカ禁止令が発令されてしまい
この楽器は世の中に出ることがなくなってしまったのです!
そんな楽器も約30年前にアメリカで復元されて、
人体に害がないことが証明されてアルモニカ復活。
今では、癒しの療法にも応用されているとか。
さてさて、そんなアルモニカの生音聞いてみたくなりますよね。
今回は、チェレスタとの共演でした。
プログラムの前半は、
シューベルト アヴェマリア
バッハ G線上のアリア
モーツァルト アダージョ
チェレスタの金属的な音とのハーモニー
とっても繊細で美しい響きが奏でられて
癒し効果に納得。
プログラムの後半はフランス音楽
サティ ジムノペティ3番
ドビュッシー 夢
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
マスネ タイスの瞑想
おーー!
こちらのプログラムがアルモニカの音色にピッタリ。
幻想的なメロディがアルモニカの響きとマッチ。
心地よすぎて、睡魔に襲われているひともチラホラ。
それだけ美しい響きで癒し効果があるということでしょうね♪
↓こちらの曲は、アルモニカのためにモーツァルトが作曲した曲です。
こちらのアルモニカは、ガラスを回転させるためにペダルを使っています。
今はモーターで回すほうが主流らしいのですが、こだわりでしょうか。。。
今回の演奏者 尾西 秀勝さんが、笑っていいともに出演された時の映像です
楽器の説明もたっぷりあります♪
とっても素敵な楽器なので、
もっと広く知れわたるといいなぁ♪
素敵な音楽、ありがとうございました♪