突然襲い来る、悲しみ、辛さ、苦しさ・・・

生きている限り、それらから離れて暮らすことなどないのだろう


潰れそうになる、自分の弱さ、愚かさ、汚い部分を

すべて取り去ることなどできないのだろう


そんな自分を抱えながら、

そんな自分と向き合いながら

それでも与えられた人生を生きていく


時に立ち止まり

時につまづいて

地面を這う時もあるだろう・・・


そんな苦しみを味わいながら、

それでもこの自分を生きていく


その時間こそが生きていること

その苦しみこそが生きている証


恐れることなく、忌み嫌うことなく

訪れるその苦しみを、生きる実感に変えてみる


心地よいわけないその感情に、生きていることを知らされる

自我の繰り広げる恐れの世界に、生きていることを知らされる


そこから見える世界は、辛く悲しい

震える体を感じて、生きていることを知らされる


今の私を見せつけられる



それでも宇宙とは不思議なものだ

こんな私を祝い

こんな私を生かし続ける


そのあなたが宇宙のすべてなのだと抱きしめてくれる


それならば

その私を、私も抱きしめながら、

いまここを生きていこう


生きているからこそ

味わう感情を受け入れていこう