あらくま家族~ずっと一緒

あらくま家族~ずっと一緒

生まれてから一か月半、NICUで頑張ってくれた強い息子。息子のこと、息子への想い、日々の気持ちなどを綴りたいと思います。

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で書きましたが。

息子が赤ちゃんの時に亡くなったことを知った妹。



四歳なりにさらに色々考えたのでしょう。

「◯◯(妹)がおばあちゃんになったらお父さんとお母さんはどうなるの?」

ドキッとする質問でした。


多分、私自身は親にそういう質問をしたことがありません。

人の死については理解しても身近な存在の死について当てはめて考えるのはもう少し大きくなってからだったと思うし、その頃には親に聞かなくても答えは分かっていたからだと思います。


答えは分からないのに息子の存在で身近な人に当てはめて考えることはできるアンバランスさ。



順番にいけば親がいつか亡くなるなんて今教えるのはショックだろうし心配させるのも酷だと思い、

「◯◯がおばあちゃんになったらお母さんはもっともっとおばあちゃんなってるよ」

と体をすぼめて冗談っぽく答えました。


その時はそれで笑って終わりましたが、二日後。



また

「◯◯がもっともっとおばあちゃんになったらお父さんお母さんはどうなるの?」と聞かれました。

…もっともっとが付け加えられてる…。


「そしたらお母さんはもっともーっとおばあちゃんでちっちゃくなってるよ」

そう答えて話を変えました。




こんな時、息子がいたら。

「ずーっとずーっとまだまだずっと先のことだけど、もしもお母さん達がいなくなったとしてもお兄ちゃんはずっといてるし大丈夫だよ」

そう答えて少しは安心させてあげられたかな。


地上の一人っ子はもうかなり前に割り切ってましたがこういう時に地上の兄妹がいると心強いんだろうな。



そもそも今の家庭環境が四歳にそういう心配をさせてるのかと思うと、大きなものを背負わせてるような感じがして心苦しくなります。


四歳になった妹。

最近色々分かってきたようです。

お空に行くということを。



実家の猫を一緒に見送ったので「猫ちゃんはお空に行った」=動かなくなった、姿がなくなった。

まだ二歳だったのですが猫のことは会話に出てくるので継続して頭に残っていたと思います。



天使の日にお兄ちゃんへのプレゼントの風船をお空に飛ばした。

これも二歳でしたが家で風船を飛ばす真似をしてたので覚えているようです。



プレゼントを空に=お兄ちゃんは空に?



いつか気づくかなと思いつつあえてこちらからは触れないようにしてました。



でもテレビやら本でも学習するんでしょうね。




三週間ほど前、寝ようとしていると急に泣き出して

「◯◯(妹の名前)は何にもなりたくない」

と言い出しました。



以前から大きくなったら何になりたいかという話題でも「普通の◯◯でいたい」とか「今のままの◯◯がいい」などと答えてたのでそういう話かと思って聞いていると

「◯◯はお姉ちゃんにもお母さんにもおばあちゃんにもなりたくない、子供のままの◯◯がいい」と言い出しました。



聞いていると自分が大きくなったらお母さんはこれこれを一緒にしてくれるのかとかこの家にずっといれるかなど心配事を並べてました。



意図がよくわからなかったのですが、その話を実家の母にすると実はその日の昼間に実家の母に、自分が大きくなったらおばあちゃんはいなくなってしまうのか?と聞いて泣いていたそうです。



年をとって亡くなるということが分かってきたのかなと思いました。

だから自分が大きくならないなら周りも年をとらない。このままがいいと言ったのかなと。



その時にそろそろ息子のことを聞かれるのかなと思いました。





で、思ったより早く。



急に「猫ちゃんと◯(息子)は本当はいてないの?」と聞いてきました。

「見えないけどいてるよ、◯◯(妹)のことを応援してくれてるよ」とこれでいいのかなと迷いつつ答えると

「…でも本当はいてないん?」と何度も確認されました。




その翌日の夜。



夫のスマホを触って自分の動画を見ていた妹。


突然、息子をNICUで最後に抱っこしている時の動画が再生されました。



写真は見れるけど動画はここ数年ずっと見れませんでした。

もう助からないと言われて頑張ってとはこれ以上言えなくて、ただ息子に怖いと感じて欲しくなくて「大丈夫だよ、お父さんお母さんいてるよ、大好きだよ、ずっと一緒にいるよ」と息子の名前を繰り返している自分の声が流れました。



一人でいかせてしまったということがブワーっとよみがえってきて、洗面所に駆け込んで泣きました。



すると妹の大きな泣き声がして。

私が泣いたので驚いたと思います。



しばらくして妹が夫に連れられて洗面所に来たので慌てて泣き止んで「お母さんは大丈夫やで」と声をかけました。



その後、妹が夫に息子はいなくなったのか?本当はいないのか?なぜいなくなったのか?などと質問してました。



夫は「病気でいなくなったけどお父さんとお母さんの中にはいてるし色んなとこにいてるねんで」などと説明すると最終的に妹が

「◯(息子の名前)は赤ちゃんのときにいなくなったの?◯も◯◯(妹)みたいに大きくなれたら良かったのにね」と。



もうほぼ全部分かってたのかなって気もします。

確認して整理しただけだったのかな。




そのあと息子の写真と自分の赤ちゃんの時の写真を出してきて見比べてました。

写真をしまうときに「ここに◯と◯◯の写真があるからいつでも見れるからね」と私に言ってました。



翌日、実家の母にも「昨日寝る前に◯(息子)の動画見て◯◯もお父さんもお母さんも泣いてん。◯は赤ちゃんの時にいなくなってん、おばあちゃん知ってた?」と話してました。




今までは私が泣いてしまっても小さいから記憶に残らないと思ってたんですが、もう泣く理由も色々分かってきてるからそういう姿を見せて不安にさせない方がいいんだろうと改めて思いました。




これからももっと難しいことを質問されたりするんだろうけど息子の話が悲しいだけの印象にならないようにしたいです。



お兄ちゃんの存在があって良かったと思えたら妹にとっても息子にとっても良いんですが。