本日は天気も体調も良く、

サッカー日和だな~と思いながら

窓の外を眺めていました。



本日、中学1年生の1学期に学習する

「文字と式」についての

教材研究を行なっていたときに、

1 』いう数字について

少し気になったので考えてみました。



" 1 "" No.1 "

" 一等 ""トップ "など、

栄光や金をイメージさせ、

生活している中で人々が

自然と意識しているであろう

この『 1 』という数字。


中学校数学の世界における

1 』の立ち位置はというと、


「文字と式」の単元においては、

" a × 1 = 1a " と書かずに、

" ×1 "を省略して

" a × 1 = a "と表すため、

1 』は解答から消えてしまいます。


同じようにして、分数を表すときには、

" 3 ÷ 2 = 3/2 "となるのに、

" 3 ÷ 1 = 3/1 "とはならず、

解答欄には" 3 "の数字のみが

残ります。『 1 』は存在してるのに

目に見えるところには残らない。


それでも、"逆数"についての説明や、

"連立方程式"の加減法の学習など、

1 』が必要になるときには

パッと姿を現してくれます。

生徒にとっては、

これまで隠れてたのに

急に姿を表すものだから、

この『 1 』という数字を

どう扱っていいのか

戸惑ってしまうんですね~。


授業中は理解しているのに

テストの際についつい

" 1a "と書いてしまい

減点になる生徒が毎年

多いんです。笑



この『 1 』という数字をみて

何だか、「謙虚すぎる!笑」と

思わず笑ってしまいました。笑


本当はとても目立つ数字なのに、

謙虚に振舞い、でもきちんと役割を

果たしてくれる。



1 』という数字のように

なりたいなと、変なことを

考えながら本日は教材研究を

行なっていました。笑



明日は採血💉と、

2クール目ラストの抗ガン剤。

値が下がってることを

祈りたいと思います。




end.