退職金が振り込まれました。

いやあ、よかったよかった。あんな会社にしがみついててあげたんだし、まあ当然だよねー

 

あ、ちょうどいいや。私一回でいいからコンプリートしたかったんだよね。一番くじの景品。

ということで、一番くじのショップに行ってきましたー・・・

引くこと、二十回。

「よーし、コンプリートー・・・」

大きな袋二つ。

ほん、とうに、くじ運が。まあいいや。一番いい奴当てたし。一番くじだろうと、商店街やショッピングモールのくじなんか目じゃないぞ。何しろ一番欲しいものが手に入るようになるくじだ。なんて思いつつ「いやいや、調子に乗ってる場合じゃない。ありがたやありがたや・・・」

感謝、ありがとう。それにしても平日の日中にこんなに人がここに来るなんて・・・まあいいや。

「よし。来週は銀座のブランドショップで適当に何か買うか。」

今回振り込まれたのは、大体基本給で数か月分くらいか。まあ、ほしいものがなかったら寄付しちゃおーっと。

「あ、お昼ご飯何食べようかなぁ。」

今日は回転ずしで一番高いお皿を食べよう。

 

平日の昼間からご飯を一人で食べる。

「よく食べたなぁ、幸せ。」

トロ、盛り合わせ、茶わん蒸し・・・デザートまで食べきってからふと思いついた。

「そうだ、このまま旅行に行こう!!!」

ということで、そこから帰るのを辞めて旅行に行くことにした。

「さて、どこにいこうかなー・・・」

とりあえず温泉だな。温泉と、おいしいご飯!このまま福岡にレッツゴー!!!

 

途中でお母さんから連絡が来た。

「あー・・・高速だから出られない、てか止められない・・・どっかに渋滞落ちてないかしら・・・」

イヤホンのボタンを押す。

「あ、お母さん?」

『あんた、今どこにいるの?』

「え?車の中だよ。」

『両手はハンドル握ってるの?」』

「もちろん、ハンズフリーだよ。」

『まあいいわ。うちにこれる?』

 一瞬、ちらっと標識を見る。関東からちょうど出たところなんだけど?

「えー、ちょっと厳しいかなぁ。自分で決めた予定があって・・・まあ、用件次第で戻れるけど・・・」

『大した用じゃないのよ。』

「そうなの?」

『そう。自分の用事をしなさい。』

「わかった」

サービスエリアがあったのでそこに入った。

「さーて、どうするかなー・・・」

迷った時点で、決まっているも同然だ。

「少しだけ買い物して、実家いこうかな。」

 

いいお酒買えたなぁ。めっちゃ楽しみ

妹には柘植の櫛。

義弟には車の艶出しクリーム

姪っ子には色付きのリップ

甥っ子にはおいしそうなお菓子。

父にはしおり、母には包丁。

高速道路に入って、オートパイロットを起動。油断はできないが、少しだけ気を抜ける。

「お酒、何で飲もうかなぁ。」

冷ややっこと、おくらと、それからやっぱり・・・・子持ちシシャモだよねー・・・

あ、ポン酢とあん肝もいいな。

「あー・・・夢が広がる。シシャモ楽しみすぎる。七輪で炭焼きしながらちょいちょいつつきたーい・・・」

もはやおっちゃんだ。

実家の近くにつくと電話をする。

「あ、母さん?もうすぐ着くよー」

『来ると思って夕飯作ったわよ。』

「わーい・・・」

 

今日も平和だった。