母の在宅酸素 施工編5 (企画倒れになったアイデア)

 

母の在宅酸素のチューブをカーテンレール化するにあたり

企画倒れで終わったアイデアもいくつかありました。

 

その原因は、私の知識不足と思い切りの悪さですが

どなたかチャレンジしていたら、お教えいただけると嬉しいです。

 

①低圧ワンタッチカプラー。

ワンタッチカプラーはエアー工具を使う方なら馴染みの深い物です。

 

ワンタッチカプラーには、結構こだわりました。

なぜなら、1台の酸素発生器で家中をカバーできるからです。

 

1台の酸素発生器から3本のチューブをLDK、寝室、廊下に展開します。

それぞれのチューブの先にはワンタッチカプラーのメス側が付けます。

ワンタッチカプラーのメス側は、オス側を差し込んで初めて酸素が流れます。

 

母のカニューレの先端にはワンタッチカプラーのオス側が付いています。

移動の際にはカニューレを顔から外す必要なく、脱着できるのです。

 

母に、入院中からワンタッチカプラーの練習をしてもらいましたが

母の曲がった指では難しく断念しました。

 

  

   ワンタッチカプラー(画像は金属タイプ。プラスチックタイプもあり)

   カニューレ専用の特許品もある

 

②曲がるカーテンレール

  曲がるカーテンレールで全ての部屋を環状線のようにつなごうとも考えました。

  これなら、酸素発生器は1台で済みます。

  また、カニューレの脱着も不要となり、

  願ったり叶ったりで、エアーカブラーよりベターです

  しかし、カーテンレールの通る垂れ壁を、ドアの上枠から天井まで

  カーテンレールの幅に合わせた切り通しを作る必要があります。

  切りっぱなしではいけませんから、切った部分の納めまで施工する必要があります。

  残念ながら、私には、その技術も、知識も、また時間もありませんでした。

 

   

     曲がるカーテンレールの例

 

③ホースリール

  当初はカーテンレールの代わりに、

  自動巻取りのホースリールを天井にぶら下げることも考えました。

  しかし、巻き取る力が強い、重い、改造する技術がないことから、断念しました。

  

      ホースリールの例

 

 

次回は、在宅酸素のカーテンレール化を

業者に頼むことについて考えてみたいと思います。