母の在宅酸素 施工編1(チューブを吊るカーテンレールの設置)
カーテンレールの位置はそれぞれの生活様式や、間取り、家具の配置を考慮して決める必要があります。
母の場合、カーテンレールから直角方向に移動する距離の最大値を2.5mにしました。
その理由は3.5mを超えると、結局チューブが床に這うことになるので、取り回しが面倒になるからです。
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1.LDKへの設置
最初に設置したのはLDK。全長5.4m。初めてという事もあり、難儀でした。
手順は以下の通りです。
①下地を探し、ピンを打つ。
実家を建設した住宅メーカーに聞いたところ、
90cm間隔で3.5cmの下地が一直線にあるとのことであった。
下地探しにはレーダー式もあるのだが、高価なため針が飛び出す方式の下地探しを利用した。
②下地の確認ピンに、木綿糸を張る。
②木綿糸に沿って、カーテンレールをあてがい、カーテンレールを取り付ける。
この方法は見栄えはいいのですが、カーテンレールの継ぎ目に段差が出易いのが難点です。
継ぎ目部分はクランプを使って段差を少なくしましたが、微調整に苦労しました。
専用の幅広クランプ(幅広クリップ)があればと思いました。
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2.和室(寝室)への設置
続いて設置したのは和室です。全長3.6m。下地を探す必要がなく、LDKに比べれば楽でした。
①ラミ天のつなぎ目にカーテンレールを木ねじで取り付ける。
実家を建設した住宅メーカーに聞いたところ、ラミ天のつなぎ目に下地があった。
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3.廊下への設置
最後に設置したのは廊下で、全長4.3m。
LDKの設置で苦労したので、材木に予めカーテンレールを付ける方法にしました。
おかげでカーテンレールのつなぎ目に苦労することなくでています。
手順は以下の通りです。
①材木(幅5cm)とカーテンレールを必要な寸法にカット。
材木は反りの出にくい集成材がオススメ
②木材とカーテンレールのつなぎ目が一緒にならないようにして、木材にカーテンレールを取り付ける。
この時、カーテンレールは材木の端に合わせると、つなぎ目が合わせやすい。
③天井の下地の位置にマジックで印をつける
④上記②のセット品を天井に木ねじで取り付ける
次回はさらに在宅酸素のチューブをカーテンレール化する
コツやポイントについて書きたいと思います。