あじさいが見頃の陽林寺へ。
 
 
9時に到着したのに、結構な人出。
(年齢層が高いので朝が早いのか)
 
 
山門前に、白いアナベルが見渡す限りに咲いていて、美しい。
 
 
この一つひとつの花(本来はガクらしい)の数なんか数えたら、
 
天文学的数字になりそう、なんて無駄なことを考える。
 
 
まだ咲き切らない、黄緑色もすがすがしい。
 
 
 
手掘りの仁王像も見事な、歴史あるお寺。
 
 
装飾された、花手水がかわいらしい。
 
 
 
本堂の中には、たくさんの吊るし雛。
 
 
本堂裏手の山にも、あじさいが。
 
スマホ撮影に限界があるが、
 
奥の方まで、青と紫とが広がっていて壮観。
 
 
 
伊達稙宗公、伊達実元公の墓もある。
(昨年訪れた際のブログにもう少し詳しく記した)
 
 
水連も可憐。
 
これを撮ろうとグラグラする丸木橋を途中まで渡ったら、
 
急に体幹がふらつき、戻り足が出なくなってしまった。
 
姿を隠したウシガエルの声だけが聞こえ、嗤われた気がする。
 
 
この、自然の神秘的な花びら(ガク)の、
 
 
無数の重なりたるや!
 
 
この、不思議な発色たるや!
 
 
カメラでは肉眼に追いつかないと思う。
 
 
 
あちこちにお地蔵様がいらした。
 
 
境内で出会うかもしれない危険生物の看板に、
 
飼い犬も入っていたけど、
 
 
クマとかマムシとかと同列にするには、
 
あんまり怖くなさそう。
 
 
歩くのもたどたどしい小さなお婆さんが、
 
すごい望遠レンズ付の一眼レフカメラを首に下げていて、
 
ふと私の方を見て「あじさい柄の服を着ていらしたのね!」と声を掛けた。
 
急に暑くなった日。
 
適当に着て行った、部屋着のような生地のワンピース。
 
言われるまで気づかなかった。