3月の土曜日。
 
伊達武将隊春の演武まつりを観に、昨年夏の出陣式以来の仙台城址へ。
 
間近で観る全員演武は圧巻。
 

 

「自慢の伊達家中を紹介致す。

 皆の者、盛大に名乗りを上げよ!」

 

藩主の声に、一人ずつ名乗る。

 

武の武将、伊達成実様。

 
 
智の武将、片倉小十郎景綱様。
 
 
二代目片倉小十郎、重綱様。
 
 
支倉六右衛門常長様。
 
 
松尾芭蕉さん。
 
 
黒脛頭組、くノ一響ちゃん。
 
 
そして、仙台藩初代藩主、伊達政宗公。
 
 
扇子を使った、さんさ時雨がとても綺麗で、
 
政宗様が側転した写真を撮り損ねる。
 
20㎏の甲冑と大きな兜、片手に扇子を持ったまま側転とか!
 
 
初めて見る、伊達の双璧の手合わせ。迫力あり。
 
 
重綱様が政宗様に手合わせを挑み…、
(これも初めてで回りはすごいシャッターの音)
 
 
 
激しい立ち回りの後、いつの間にか重綱様の兜の前立がなくなっていた。
 
 
成実様が落とした、毛虫の前立は、
 
芭蕉さんが、献上品のようにうやうやしくお渡ししていたが、
 
 
重綱様のを拾った藩主が、
 
見物客に「落とし物のお尋ねで~す」とふざけて、
 
なかなか返してくれない。
 
 
奮闘した証、と若武者を褒める藩主。
 
 
演武と違って、ほのぼのしたやり取りのギャップが楽しい。
 
 
で、大事そうに持っているのがかわいい。
 
 
余談だが、この翌日の参加者の動画で知ったこと。
 
猛将成実様と接して刀を落としてしまった藩主。
 
ハプニングなのだが、そのまま素手で演武を続け、
 
「一本取られた。見事であった!」
 
サッと跪き「恐悦至極に存じます」
 
なんて、とっさに対応できるのもすごいと思う。
 
 
仙台すずめ踊りをアレンジした、すずめダンス。
 
踊り方の指南(簡単そうにしているが難しい)の後…、
 
 
前で一緒に踊る人を募った。
 
参加したのは子どもが多かったが、
 
20代と思われる男性2人がその中にいて、
 
帰り際、成実様と握手していたのが印象的だった。
 
「かたじけない」と礼をされていたのが聞こえたので、
 
応援の言葉を掛けられたんだな、と微笑ましく思った。
 
 
片倉親子の雰囲気がなんとも言えず好き。
 
 
記念撮影は、これ一枚を載せれば済むのに、
 
 
この写真を拡大すると、重綱様と目が合っているので、
 
こちらも載せるオタクっぷり。(いや私なんてまだまだです)
 
 
で、芭蕉さん、焼けましたよね?笑(それともドーラン?)
 
 
最後はみんなで勝鬨。
 
えいえいおー!と手を挙げると元気が出る。
 
 
せっかくの機会なので、一緒に記念撮影の列に並んだ。
 
すごく寒かった日。
 
オシャレなんてする余裕もなかったので、
 
写真うつりに期待なんてしていなかったが、
 
鏡で知っている自分以上にオバサンになっててがっかり。

(次回、番外編に続く…)