習っている華道の社中で食事会があったが、私は参加しなかった。
 
次のお稽古で、その時の話題になり、
 
聞くところ、参加者の平均年齢は70代の模様。
 
出席すれば私が最年少だったと思う。
 
食事の後に皆で「早春賦」を歌ったらしい。
 
「歌詞を知らなかった人がいたのよ!」と、先生が信じられないという風に言った。
 
「えっ?私3番まで歌えますよ。この時期毎日歌ってます」と返すと、
 
一同、なんで?どこで?となった。
 
歌詞を知らないのも驚かれるが、知りすぎていても逆に引かれるらしい。
 
 
このまま終わろうと思ったが、
 
このブログを読んでくださっている方も、
 
タイトルだけでは分からない人もいるかもしれないので、
 
歌詞を記しておこうと思う。(著作権は切れている)
 
今の時期のもどかしい三寒四温を表した歌詞が好きだ。
 
 
春は名のみの風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと声も立てず
時にあらずと声も立てず
 
氷解け去り葦は角ぐむ
さては時ぞと思うあやにく
今日も昨日も雪の空
今日も昨日も雪の空
 
春と聞かねば知らでありしを
聞けばせかるる胸の思いを
いかにせよとのこの頃か
いかにせよとのこの頃か