上司の娘さんが結婚するらしい。

 

社内の予定を打ち合わせていて、

 

「その日は娘の披露宴で…」と呟いたので発覚した。

 

それを聞いた嘱託のオジサンが開口一番。

 

「うわぁ、お爺ちゃん!孫守り大変だ」

 

瞬間、不快感が湧いた。

 

一昔前までは、結婚=赤ちゃんが当たり前だったかもしれないが、

 

それは違う。勝手に飛躍しすぎだと思う。

 

 

職場ビルを出て、駐車場までの帰り道。

 

すぐ前に、たまたま居合わせた男女が歩いている。

 

会話までは聞こうとしないが、

 

耳に入る口調や語尾は、明らかに女性が年上な雰囲気だった。

 

でもこの後ろ姿…。

 

女性はたしか30才位で、男性は別会社の次長のような?

 

人違いだろうかと思ったが、車に乗るため分かれた時に顔が見えて、

 

私が想像した人で間違いなかったと分かった。

 

この女性、新人だった頃、同じ部署だった。

 

「すみません」が口癖で、こんなに気を遣って疲れないのかな…と、

 

思ったのを覚えている。

 

いくつかの異動を経て、いつの間に変わったんだろう。

 

 

大事な書類(手書き複写)の間違いに気づき、

 

予備がないので、新しい様式をもらいに行き、書き直した。

 

間違えていたものは、シュレッダー廃棄した。

 

書き直して、しばらくして、

 

間違えたと思ったのが勘違いで、最初のが正しかったと気づいた。

 

もう嫌だ。

 

 

上司の席から私のPCは見えない。

 

位置的に、私の後ろを通ることもない。

 

なのに、たまたまPCの話をしていた時に、

 

「猫の着ぐるみの…」と言い出した。

 

いつ見たんだろう。

 

壁紙をサメにゃんにしていたのを。