テレビで、鉛筆工場の様子を放送していた。
一般的に鉛筆の表面は、ツヤツヤしたイメージがあるが、
その工場では、塗料を8回も重ね塗りしているらしい。
鉛筆を使わなくなって久しいが、ふと思い出した。
小学校低学年の頃、盲腸で入院した同級生に、
クラスのみんなでお見舞いの手紙を書いたら、
お礼に2本ずつもらったことがあった。
それは赤と青が塗られ、イラストが描かれていたが、
ちょっと違ったのは、
表面の塗りが薄く、色の奥に木目が透けて見えていたことだ。
子どもながらにその鉛筆は、珍しいしオシャレだと思い、
また、その入院した子が大好きだったので、
もったいなくて使えず、ずっと大事にしまい込んでいた。
今回、この記事を書くにあたり、写真を載せようとした。
実家暮らしの、いわゆる「子供部屋おばさん」の私は、
子どもの頃からのものが、いまだに家に残ってる。
…と思っていたが、リフォームの際に紛失したようで、
探してもなくなってしまっていて残念。
(いや、そんな昔のあったほうが怖かったのか…でも捨ててないはず)