爺は、生まれてこの方、歯科医院に行ったことがなく、
 
明日で84才になるが、1本も歯の治療をしたことがない。
 
もちろん、抜け落ちるのを放置している訳ではなく、歯は全部ある。
 
ただ、誰もが磨き方に癖があるはずで、歯石が溜まっていると思うし、
 
歯周病になる可能性は高いから、
 
健診に連れて行きたいのだが、痛くもないのに行くはずがない。
 

 

3/31、夕方のニュースでアナウンサーが、

 

「今年度の放送は今日で最後です」と言ったらしい。

 

「大晦日みてぇなこと言って、一般の人は誰もピンと来ねぇぞ」

 

と否定的だったが、

 

年度変わりがピンと来ないのは、年寄りとニートくらいだと思う。

 

 

爺が、入学を楽しみにする子どもを見て、

 

「あんたが卒園式で歌った歌、聴いて涙が出た」と急に振り返った。

 

桜のつぼみも膨らんで

もうすぐ学校嬉しいな

こんなに大きくなりました

先生ありがとうございます

 

今でも覚えている。

 

自分に対してありがとうという歌詞を歌わせる先生は、

 

恩着せがましいな、と思ったことも。

 

(恩着せ…という言葉は知らなかったが、

自分に言えって変!と子どもながらに感じたのだった)

 

 

ゲートボールができる近くの公園に、

 

うちの、ではないがどこかの爺の達筆なシルバー川柳。

 

 
掲示板に温度計があるのは、熱中症対策か。