長良川の鵜飼いという伝統漁法…。
 
千年以上にわたって、先祖代々、鵜に喰われ続けてきた鮎に謀反の時、来たり!
 
明智光秀にちなんでできた、「下剋上鮎」という菓子を取り寄せた。
 
 
大きな敵に打ち勝つという、験担ぎの意味も込めてあるらしい。
 
やられたらやり返す??
 
…って、なんっちゅうフォルム!(笑)
 
以前から気になっていて、
 
でも鮎は夏よね、と時期を待っていたら秋になってしまった。
 
早速、茶道のお稽古に持参。
 
風流を愛する人達に、ドン引きされる恐れもあったが、
 
みんな面白がってくれた。
 
特に、輸送で割れないように、一枚ずつ緩衝材に包まれているのに着目した先生が、
 
「割れて形が変わってしまったら意味がないものね。
 
鮎も本懐を遂げられず無念だわ…」
 
と呟いたので、笑ってしまった。
 
 
どこから食べよう?とも話題になった。
 
鵜を喰う鮎をさらに人が喰う。
 
斬新な商品だが、創業100年の真面目な和菓子店が作っているので、
 
菓子として本当に美味しかった。
 
 
同梱していただいた紙袋もなかなか素敵。
 
 
菓子の存在を知らない人が、何気なくこの袋を見たら、
 
意味が分からないだろうな(笑)