かれこれ30年前から20年前にね、

沢木耕太郎の「深夜特急」とか
猿岩石のバックパッカーとか

そういうのが若者の心を掴んでて

それは、世界どこにいても日本人がいるくらい、若者の一人旅はとても多かった。

若者の一人旅って
冒険に似てて
日本では感じられないスリルを
そして、それに伴う興奮を
私たちは感じていた。


知らない街にでて、知らない地元の人と話す。
知らない街でバスに乗る。


それだけで、


自分はとてもすごいことをしているんではないか?!


と、思ったりして。


騙したり騙されたりを繰り返しながら進む。
言わば、リアル型冒険ゲーム。


危険???

そう、

確かに、安全じゃない。


でも、その安全じゃないから、
感覚が冒険になる。


身を守るために、相手は悪い人だと想定した結果、人を傷つける時もある。


反対に、相手は良い人だと想定した結果、裏切られることもある。


それを繰り返して、
人を信じる心とノーと断る意思
その両端を養って
レベルアップしていく。


そして、泊まるのは安宿、ゲストハウス。


一人ひとりの勇者たちは
次のゲストハウスを目掛けて移動していく。


日本人は人見知りだから
すぐに仲良くなれない。


けどね、大変なことがあった時、本当に疲れた時、迷った時は、やっぱり日本人。
言葉も通じるし、同じ一人旅をしている同士、
すぐに仲良くなれる。
変わり者もいるけど笑笑 それはそれで面白い笑


一緒にご飯食べたり、
一緒に買い物したり、
一緒に観光したり、


同じゲストハウスで、
「おはよう」から
「おやすみ」まで過ごして


数日前に出会った日本人なのに
家族に似た感じになって。


お腹がよじれるくらいに笑って
時には夜な夜なしんみり話をして。


そして、、、


いつか終わりが来る。





「明日、チェックアウトして、隣町に行くよ。」



私からか、相手からか、
それぞれは冒険の途中だから。
出会い一つに感謝して、共に別れる。



あ、そうだ。
あたし、一人で来てたんだ。


そう。
2人では感じられない出会い。
1人だからできる冒険。


言葉では伝えられないこの出会いを
また感じたい。

だけど、もう一人旅には行けないんだよ。

だけど、もう一度あの頃を感じたい。


ここで書くだけでもいいんだけど、
そんな場所を作りたい。

オンラインで作れたりする?

バーチャルゲストハウス。

作りたいな。