陽子線科Dr.の薦めもあって、8月から高気圧酸素療法を始めました。
放射線治療後に発生した障害(組織壊死や潰瘍など)に対する治療は、保険適用が認められていて、計30回が受けられるとのこと。治療費は1回あたり保険適用で約1万円。治療の要する時間は約90分で、専用のカプセルに入り、2気圧まで加圧された、酸素が充満した室内でじっと寝ているだけ。細胞に酸素を供給しやすくすることで、血管や神経などの再生を促す効果があるらしいです。顎骨壊死が治ることはないだろうが、進行を遅らせることはできるかも、といったところでしょうか。
高気圧酸素療法の担当医によると、なるべく短期間で受けたほうが効果が期待できると言うので、仕事を調整して、9時から治療、終わり次第出勤する体制をとり、8、9月の2カ月間で24回行いました。10月は仕事が忙しいこともあって休憩で、11月に再開して残りの6回を行う予定。
肝心の効果というと・・・正直なところ、あまり実感がありません。ただ、陽子線科Drや口腔外科Drが言うには、「見えないところで効果が出ているので、なるべく受けた方がいい」とのことです。その言葉を信じて、しばらく様子を見たいと思います。
最近の様子を報告します。
いまのところ体調は特に問題なく、仕事、飲み会、ゴルフなど、正常運転を継続中です。ちょっと飲み会が多くて、少し太り気味なので注意しなくてはいけませんが。。。
10月に4カ月ぶりに頭部の造影MRIを受けましたが、腫瘍の再発傾向、頸部リンパ節への転移傾向も見られないとのこと。ただ、左上顎洞で左眼球付近に炎症が見られると指摘がありました。今までになかった話のでちょっと気になります。
月1回の耳鼻咽喉科の診察も特に異常なしです。めっきり鼻水は減りましたが、たまに鼻血が出ることがあります。全く心当たりがないので、今度、Y病院の部長先生に聞いてみようと思います。
左上前歯に近いところに穴が開いてしまい上顎洞と口腔が通交するようになった件(顎骨壊死)、最近は慣れてしまったので特に生活に困ることはありません。口腔外科や歯科の先生からは、しっかり歯磨きや鼻うがいを行って清潔に保つように言われているので、頑張って実践しています。定期的に口腔外科と歯科で診てもらっていますが、少し穴が拡がったかも、と言われました。これから高気圧酸素療法の効果が出てくると良いのですが。。。
左側頭部の痛みですが、現在は左上唇から左頬、左眼周辺にかけての顔面の痛みに集約されています。ヒリヒリと痺れをともなう近い痛みです。これまで毎日サインバルタ(デュロキセチン)60mg、リリカ(プレガバリン)600mgを、それぞれMAX飲み続けてきましたが、7月くらいから、サインバルタの減薬をはじめ、9月には卒薬することができました。痛みに対して変化はありません。
サインバルタを服薬を止めて、劇的に体調に変化が表れました。
①睡眠障害が改善しました
②便秘が改善しました(毎日、お通じがくるようになった)
③男性機能が回復しました
①は、ずうーと2~3時間ずつしか寝れていませんでしたが、最近は6時間くらいは寝れるようになりました。特に③は、今まで触れてこなかってけど、明らかに勃〇なくなりました。もうアラフィフなので悩んではいませんでしたが。。。飲むのを止めたら、元に戻りました!
サインバルタの副作用は特にないと思っていましたが、ほんとはそんなことなかったんですね。サインバルタを止めたらいいことばかりです。あくまでも個人的な感想です。
9月からリリカの減薬も開始しました。今は600mg→300mgにして、特に問題なしです。11月中に300mg→0mgを試すつもり。そして、年内でペインクリニックの卒業を目指します。
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