2001年週刊文春ミステリーベスト10 第3位

2002年このミステリーがすごい! 第3位

第55回日本推理作家協会賞受賞

2002年本格ミステリ・ベスト10 第1位

第2回本格ミステリ大賞受賞

 

夫が自殺した女

女はある日かかってきた電話をきっかけに戦時下の満洲を舞台にした事件について描かれた小説と手記に出会っていた

貨車が消え、図書館や邸宅の宝物庫、ホテル、砲音とオペラ「魔笛」が響き渡る城内と様々な密室的状況で起こる連続殺人事件

そして女は平行世界の存在にとらわれていく

 

っちゅう話

っちゅう話じゃないんだよ!平行世界とは!?

 

元々SF作家さんだったらしい。へえ。あと日本軍描くことが多いみたい。

 

設定の壮大さはよかった

しかし、おかしくなった人の話のせいかとにかく読みづらかったです

 

はっきりいって、くどいのではないか。ここまでくどくする必要があったとは言えないのではないか。このくどさがなければ2巻にわけることなかったのではないか。

 

こんな感じの文章が続く続く

 

あとどうしても謎解きのある部分が納得できなかったなあ。その割にいろんなことできてたやん!っていう。その不自然さを「追い詰められておかしくなっていたから」だけで片付けようとするんじゃないよ!?と思ってしまったなあ

本格ミステリ賞W1位でもハマるとは限らないんだなあ

まあ僕の理解力じゃあわなかっただけだろう