“箱根に通う?プロジェクト” を遂行する中で、箱根にはいくつも素敵な美術館があることを知りました。

 

『箱根ガラスの森美術館』に魅かれ、

せっかく行くなら、紫陽花の季節が良いと思っていました。

 

すると、なんということでしょう!

宿泊したいと思っていたホテルに、

“箱根で人気のミュージアム2施設の入場券付き♪選べる美術館めぐりプラン~自然の中でアートを楽しむ~”

というプランがあったのです✨

 

『箱根湯本温泉ホテル マイユクール祥月』に即決デスグッド!

 

本当に親切なホテルで、事前に美術館のチケットを自宅に郵送もしてくれるとのことだったのですが、

荷物も預けたかったので、当日ホテルに寄って行くことにしました。

 

箱根湯本駅から徒歩10分とのことですが、行きは無難にあせる旅館巡回送迎バス(1回200円)に乗車しました。

 

 
4つの美術館等の中から2施設選べるので、『ガラスの森美術館』と、『ポーラ美術館』を選びました。
まだ10時台だったのですが、チェックインの手続きも同時にしてくれたので、安心して遊びに行けます爆  笑
 
まずは、『ガラスの森美術館』へ飛び出すハート
箱根湯本駅から、箱根登山鉄道とバスを乗り継いで、1時間ちょっとかかりました。
バスは美術館の目の前に停まってくれます。

 

ガラスの森美術館 入口

 

入口のキラキラクリスタルオブジェ✨

 

 

無料貸出しの日傘たち

アジサイみたい?!笑

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美術館は趣ある建物。

庭園にはキラキラガラスのオブジェが至る所に飛び出すハート

もう少し陽の光があったらなぁ…

 

クリスタルガラス「オルテンシア」(フランス語でアジサイ)

ガラスの森美術館でしか見ることが出来ない珍しいアジサイ。

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ホンモノのアジサイも少し咲いていますね。

 

 

 

 

クリスタルガラスのキラキラ藤棚

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ココにも、白い「あじさいの滝」がありました!

 

 

 

「伊豆の華」 

咲いているのを観たかったなぁ

 

珍しい色?のアジサイの寄せ植え

「ラグーン」・「コットンキャンディ」

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「ダルマウツギ」

カワイイ

 

コレは知ってる! 

「カシワバアジサイ」

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併設するレストラン『Caffe Terrazza Ukai 』でランチをすることに♪

鉄板料理『うかい亭』を運営する『うかい』プロデュースのレストラン。

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↑この季節のおすすめパスタランチを頂きました。

ピアノの生演奏を聴きながら食事を楽しめます音譜

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会計の時に、「この後、美術館でヴァイオリンの生演奏がありますので、よろしければ是非そちらも聞いてください。」と知らせてくれましたグッド!

 

せっかくなので、行ってみたのですが、

これが超素晴らしかったラブ

 

国際的ヴァイオリニスト、アルベルトさん。凄い経歴の方みたい✨

 
弾き始め一瞬で観客の心を鷲づかみですラブ

 

そして、アルベルトさんはエンターテイナーですね音譜

愛嬌があって、皆さん釘付けです。

 

用意された演奏者の席を離れて、観客の間に大きなお尻で割って入ると、

そこで演奏を始めました笑

 

 

私でも知っている曲ばかりを弾いてくれました。

オペラのメドレーとか、楽しくて素晴らしかったです音譜

 

リズミカルで、力強く、そして繊細な演奏です。

 

15分間の演奏でした。

もっと聞きたくて、1時間後の次の回も来たかったけど、残念ながらそれは叶いません。

この後、『ポーラ美術館』に行くのです。

 

アルベルトさんの演奏は、不定期開催の様で、この日は本当にラッキーでした。

キャッシャーのオジサン、ありがとう✨

 

ガラスの森美術館に行く時は、是非アルベルトさんの演奏がある日をチェックして、出かけた方が良いです♪

 

コンサート会場の「ガラスの泉」

美術館の中は撮影可です。

とてもゴージャス

 

ガラスの作品達、とても綺麗です。

 

もしも何か一つプレゼントしてもらえるなら、どれがイイか、考えてみましたおねがい

美しいガラスが沢山あって迷いますが、せっかくなら個性的なモノをラブラブ

 

 

古代ガラスを当時の技法で復元した「ミルフィオリ・グラス皿」

今回の作品展のメイン?っぽい。

でも、このお皿に何を載せようか…??

 

 

「風にそよぐグラス」

“わずかなそよ風にもゆらゆらと揺れ動く”ってびっくり

ガラス工芸の常識を破る驚異の技術として、世界中から注目を集めたそうですが、

絶対キケン!! ウチにはムリ滝汗

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このゴブレットも凄くキレイですが、持ちづらそうだし、洗いづらそうだし…

 

コレは、みかんとかバナナとか載せて置くのに良さそうニコニコ

 

この、愛嬌ある花器にしようかな!

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でも、セットで両方揃ってないと!

1つしかもらえないなら…

 

やっぱ↓このランプにします。

枕元に置くなら、もうちょっと落ち着いた柄が良いけど、カワイイから良いウインク

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金太郎飴のように模様の入った細長いガラス棒を制作し、それを切断したガラス片を組み合わせて加熱して完成させたモザイクグラス、凄い技術✨

 

 

仮想プレゼントも選んだことだし、

そろそろ『ポーラ美術館』に向かわないと…

 

 

なぜか、真実の口のレプリカがありました。

 

そう言えば、真実の口の手相占いがあるんです✨

イタリア生まれの手相占いマシーン。

ココ↑にもコレ↓置いたら流行るのに笑

 

一時期、手相占い師を志していた友人が、薦めてくれました。

結構当たっていた様で、「このマシーンで十分✨自分が占い師になる必要ないと思って、諦めた」そうです。

 

占いマシーン、ワクワクです音譜

もちろん、聞いて速攻行ってきました!

 

ショッピングモールのゲームセンター前に設置されていました。

“電子音で呼びかけて、お客の手を真実の口に招き入れ、未来を告げる” とのことですが、私の他には足を止める人はいませんでした。

 

100円入れて、口の中に左手を入れ、20秒程待つと結果がプリントされて出てきました。

 

何となく当たっているような…?! 

よく分からない(;^_^A

 

でも面白いです爆  笑

見かけたら是非お試し下さい♪

 

話がそれました。

 

 

『ポーラ美術館』へと向かいます。

バスで10分程、とっても近いです。

私のように、ハシゴする観光客も多いみたいです。

 

ポーラ美術館では、「ゴッホインパクト~生成する情熱」展が開催中(11月30日まで)でした。

フィンセント・ファン・ゴッホをテーマとした展覧会を開催するのは、開館以来初なのだそうです。

 

ゴッホのことは、「ひまわり」が有名で、自分で耳を切ったちょっとアブナイ人というイメージでしたあせる

 

 

1853年ゴッホは、オランダで牧師の父のもとに生まれ、聖職に就く夢を諦めた後、画家を志したのは27歳の時。

それからわずか10年間の画家人生だったのですね。

 

 「座る農婦」

 

1886年にパリへ

 

クロード・モネ「エトルタの夕焼け」

 

ポール・シニャック

 

ジョルジュ・スーラ「グランカンの干潮」

 

日本の浮世絵にも親しみ、弟テオと共に数百枚びっくりも収集し、浮世絵特有の表現を研究しました。

 

 

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「ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋」

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今回、残念ながら「ひまわり」を観ることは出来ませんでしたが、

実は徳島県の『大塚国際美術館』で陶板に原寸大に再現された精巧なレプリカをみたことがあります。

ゴッホの「ひまわり」は、1枚焼失してしまって、現在6枚があちこちの美術館で所蔵されているそうです。

しかし、大塚国際美術館ではレプリカですが7枚全てを一堂に観賞することができます✨

 

なぜヒマワリばかり何枚も描いたのだろう?と思っていたんですが…

 

ゴッホにとって、太陽に向かって伸びていくヒマワリは常に理想を追い求める「芸術家の象徴」だったみたいで、

パリから移住したアルルに“黄色い家”を借りて、そこでの画家たちとの共同生活を夢見て、共同生活する芸術家の数だけヒマワリの絵を揃える計画だったそうです。

(キリストの12使徒になぞられて12人の芸術家を呼ぼうとしていたという説もある。)

 

浮世絵のイメージから?ゴッホは、日本は光あふれる国で、日本の画家たちは共同生活をして、お互いに絵を贈り合っていると思い込んで憧れていたらしいです。

 

だけど、パリの画家たちは誰も来てくれませんでした。

(ゴッホの性格、ちょっとコワイですもんねあせる

 

画商として成功していたテオが手を差し伸べて、ゴーギャンとの2人の生活が始まりましたが、意見の食い違いから、耳切り事件が起こり、ゴーギャンは去りました。

 

その後も、ゴッホは共同生活の夢を諦め切れず、精神病院に入院するまで、「ひまわり」の制作は続きました。

 

「ひまわり」には、そんな切ない話があったのですね。

 

 

 

精神病院に入院中の作品

「草むら」

 

 

 

亡くなる1ヶ月前の作品

「アザミの花」

 

「アザミの花」、この絵を見た瞬間、なんとも表現できない衝撃がありました。

絵のことも全く分からないのですが…

私にとっての “ゴッホインパクト” ?なのかな。

 

「ニッポンにおけるインパクト」とか、「日本人によるゴッホ巡礼」などのコーナーもあり、

日本人の作品等も紹介されていました。

 

戦前にゴッホの作品をまとめて鑑賞できる数少ない場所として知られていたのは、オーヴェールにあるガシェ医師の邸宅でした。

最晩年のゴッホを診察したガシェ医師のもとには、20点あまりのゴッホの作品が遺されていました。

 

オーヴェールはゴッホ巡礼の聖地となり、ガシェ医師の邸宅には240名以上の日本人が訪れたびっくり記録が残っているそうです。

 

 

わずか37年の生涯の中で、数多くの絵画を制作したゴッホの名声を築き上げているのは、うねるような筆触と鮮やかな色彩による独自の様式、そして劇的な生涯に対する評価だと言われています。

 

個性と情熱にあふれた作品や、芸術に一生を捧げた生き方は、日本でも、美術に関わる者たちの心を揺さぶるだけではなく、文化、そして社会といった広範囲な領域にインパクトを与えたそうです。

 

 

 

ポーラ美術館を後にして、ホテルに向かいます。
強羅駅から箱根湯本駅まで、箱根登山鉄道に乗車しました。

 

『箱根登山鉄道』は、この時期“あじさい電車”として運行し、観光客に人気です。
ライトアップもされるそうです。
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前方の窓が大きい、新型?の車両です。
先頭車両に乗って、気持ちも前のめり爆  笑
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ところが、箱根登山鉄道には、3ヶ所のスィッチバックがありますびっくり
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肝心の大平台の撮影スポット付近通過の際には、後ろ向き笑い泣き

 

そして、大平台駅で2回目のスィッチバックがあって、再び先頭に返り咲き飛び出すハート

 

白いアジサイも沢山咲いています。

八景島では驚いたのですけど、ガラスの森美術館にも白い滝がありましたし、

そんなに珍しいわけではないんですね(;^_^A

 

 

 

翌日、帰る前に、大平台駅の『あじさいの小径』に行ってみました。

踏切が、撮影スポットの様です。

上手く撮れなかったけど、外から見ると、こんな感じなんですね。

 

 

『あじさいの小径』は整備されたカワイイ散歩道なのかなって、勝手に想像していました💦

っていうか、本当にコレで合ってるのか? 誰もいないし笑い泣き

ココを突き進むのは、ちょっとビビる滝汗

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蛇🐍とか出ないよね??滝汗

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駆け抜けるか…あせる笑い泣き

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撮影スポットの踏切に出て、ホッと一息(;^_^A

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箱根のアジサイは、登山鉄道と共に楽しむアジサイなのですね♪

 

 

話が前後しますが、

箱根湯本駅に到着したのは、17時ちょっと過ぎで、

美術館も、アジサイ電車も、もう十分満喫したのにまだ早い時間で、このまま日帰りで帰れちゃうなぁって思ったのですけど、

 

そこをホテルに宿泊するというのも、本当に贅沢なことだ✨と、何だか感激でした。

この上、食事と温泉があるなんて、幸せですラブ

 

 

その宿泊のホテル『マイユクール祥月』ですが、

“女性に優しい癒しの宿”と掲げています。

(男性1人の宿泊客も数人いました

 

美肌効果抜群の天然温泉と、季節に合わせたフルコースディナーが自慢のホテルです。

特にディナー前菜とデザートが良かったですラブラブ

 
前菜

手が込んでいます✨

女性は(女性に限らず⁈)、こういうの好きですよね爆  笑

 

アフタヌーンティースタイルのデザート

 

デザートもちょっとずつ、多くの種類があって、嬉しいです音譜

クレームブリュレは、目の前でバーナーで最後の仕上げをしてくれます。

ひと手間かけてくれると、何だか贅沢な気分です。

 

 

朝食

あまり品数多く食べなかったけど、バイキングの種類が多かったです。

干物はライブキッチンで炭火で焼いてくれて、とても美味しかったです。

黒豆の納豆は、こんなに美味しい納豆は初めてかもグッド!

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スタンダードツインのお部屋

 

バスソルトセットや、高級ボディ&ヘアケアセットのプレゼントがあったり、

お部屋にウェルカムのスィーツとドリンクが用意してあったり、

特別な貸出し枕があったり、

細やかな気遣いがありました。

 

このリンゴ酢がめちゃめちゃ美味しくて、嬉しいサービスですラブ

 

口コミ高評価なわけですグッド!

 

 

大浴場も露天風呂も温泉はとても気持ちがよかったのですけど…

 

この季節、蚊が多いのですガーン

 

いつも半身浴で、露天風呂でボーっっと長湯していたのですけど、

無防備でいたら、一瞬でボコボコに刺されてしまいましたえーん

蚊も何だか強く、元気なヤツですガーン

 

コレは、大問題です!!

 

昨年10月から、気ままな旅をして、とても幸せでしたが、

夏場は自然の中の露天風呂はお休みですね泣泣泣

 

 

箱根は、美しい自然があり、色々見どころもあって、素敵なホテルもあり、

遠方の方や外国の方もわざわざ行く様な素晴らしい所です。

そんな箱根に気軽に行けるというのは、とても恵まれていると思います。

 

“通う”と思うと気負ってしまうみたいなので、そうではなく、

またポイントがたまったり、フラっと温泉に行きたくなったら、

タイムスケジュール無しで、楽に、箱根に行こうと思いますラブラブ

(蚊のいない季節にねあせる

 

全3回だけですが、「箱根に通う?プロジェクト」は、

①ガッツリタイムスケジュールを組んで観光する箱根、

②ホテルでゆったり疲れを癒す箱根、

③美術館巡りとアジサイの箱根、

色んな楽しみ方が出来たし、自分なりの納得いく結論がみつけられて、とても満足です。

 

本当に幸せなことです。

感謝して生きよう。

 
 

〈箱根に通う?プロジェクト 完 〉