都内のある動物病院に、ペットの定期検診について取材させていただきました。
ペットを飼う家庭が増える中、とりわけ犬や猫の寿命が伸びてきていると言われます。人と同じで、動物も高齢化すればするほど病気になる確率が高まるため、日頃の定期検診が大切になってきます。
検査項目は、血液、レントゲン、エコー、触診、問診など。診察台に載せられた犬や猫は、いつもと違う雰囲気で落ち着かないようす。そりゃあそうですよね。私も先日初めてバリウムを飲んで胃の検査をしたけれど、台の上でぐるぐる回転させられて変な気持ちだったから。
でも、先生はさすが。対応には慣れていて、犬が落ち着くポーズで検査を進めていました。
痛みについては、まったくないそうです。まあ、犬や猫はしゃべれるわけじゃないから、本当のところはどうかしら?でも、注射針を刺された猫を目の前で見たけれど、まったく痛がる気配を見せなかったから、たぶん痛くないのでしょう。検査結果はすぐにその場で判明するとのことでした。
定期検診の頻度ですが、先生は年に1回の受診を薦めていました。1年で、犬や猫は4歳年をとります。ということは、4年に1回ということですね。そう考えると少ないくらいかな。
そうはいっても飼い主さんは大変でしょうが、それでペットが長生きするならうれしいよね。