詳しすぎる?あらすじの続きです。


木村拓哉主演!TBS開局60周年記念ドラマ!


「ベック危篤」の報にあわてて基地に戻った倉持に、目を開いて、「わんっ」と元気な声を上げて喜ぶベック。「なんだ、元気じゃないか」とベックを抱いて喜ぶ倉持だったが、ふと見ると、すでに息を引き取っている。最後の力を振り絞って、倉持の帰りを待っていたベック。「だれも死ぬなって決めたのに」と、隊員たちも悲しむ中、樺太犬ベック3歳は腎臓病で去った。


日の丸でベックの眠る箱を包み、氷の海に流す倉持と犬塚。「南極をもっともっと見せてやりたかった。日本に連れて帰りたかった」と悲しみながらも、ベックの分まで懸命に生きることを誓う倉持。


そんな倉持に犬塚は「倉持さんにオーロラの研究をやってみろと言われてうれはかったけれど、講義を受けていなかったから、ぜんぜんわからなくて…。僕、いつも中途半端で、南極に来たのも実家の農業を継ぎたくなくて逃げて来たからで、おやじにも認められていないんです。必死で生きたベックに恥かしいです」と言う。


「俺もみんなも、そして、犬たちも、だれもおまえのことを中途半端だなんて思っているやつはいないよ。最後までやり遂げてみろよ」と励ます倉持に、勇気を得た犬塚は「はい。でも、犬ぞりの仕事も僕にやらせてください。どっちも頑張りますから」と、オーロラ研究に専念させようと、犬ぞりでの調査に同行させていなかった倉持に、改めて願い出る犬塚だった。


次の犬ぞりでの調査に勝手に乗り込む鮫島。「俺の研究はペンギンの研究くらいかなって。ガキが喜ぶからよ」と、ペンギンの後を追う鮫島。


「ペンギン待てーっ。…ガキの声くらい聞きてえなあ」


日中の犬ぞり調査に出ていた犬塚は夜間はオーロラの観測に精を出す。おにぎりを差し入れする倉持は「あまり無理をするなよ」と体を気遣うが、「これだけは頑張らないと、おやじに認めてもらえないから」と犬塚は必死だ。


が、そんな気持ちとは裏腹に、疲れてカブースで居眠りをしてしまう犬塚。取り落とした研究資料にストーブの火が燃え移り、あっという間に火事になる。気がついた犬塚は消火器で消そうとするが、すでに使ってしまっていて出ない。犬たちの叫ぶ声で目を覚ました倉持が火事に気付くが、カブースは火の海。ほかの隊員たちも気がついて出てくるが、さらにカブースの隣りに設置してあったガソリンのドラム缶に火がつきそうだ。「油に燃え移ると、基地にも火がつくかもしれない」との声に倉持は、必死でガソリンの缶の上に雪をスコップでかけて、燃え移りを阻止した。研究ノートと機材も焼けてしまい、涙を流す犬塚。


「すみません。すみませんでした」と犬塚は隊員たちに頭を下げるが、氷室はカブースで研究を進める犬塚に、「火にだけは気をつけろけと注意していただけに怒りがおさまらない。


氷室に注意されて犬塚は消火器の使い方を練習したのだが、それが1度だけしか使えないことを知らなかったのだ。責められる犬塚を見かねて、倉持が割って入るが「何がもういいんだ。本観測で使うカブースがダメになってしまったんだぞ。素人にへたなことをさせるからいけないんだ」と、倉持の研究テーマを持たせようといった提案を批判する氷室。


「終わったわけじゃない」と反論する倉持だったが、「もう、予定通り、粛々と生活しておけばいいんだよ。死んだらおしまいなんだから」と鮫島たちも反発する。


そんな倉持を呼んだ星野。みんなを「無線棟」に呼んでほしいと言う星野は上機嫌で大きな丸をつくってみせた。


それは倉持が提案していた日本の家族からの声の便りが届いたという知らせだった。


南極放送と名づけられた収録された家族からの声は、まず、鮫島の息子の声だった。「とうちゃん、もうペンギンを見た?」との呼びかけに、「見た見た」と返事をする鮫島。自分の声は届かないのだが、「研究で見ておいてよかった」と、いっぺんに顔が明るくなる。


横峰の留守中に双子を産んだ妻は「大地と友が会いたいって。無事に帰って来て」と、語りかけ、倉持の義妹の美雪は、倉持のことが大好きな自分の小学校の生徒、ハルオと呼びかけた。「お義兄さん、あんまり無茶しないでね。それと、氷室さん、お義兄さんのこと、よろしくお願いします」と。美雪のやさしい声に氷室の顔にも明るさが灯る。


落ち込んで引きこもっていた犬塚を内海は「倉持が言ってたぞ。南極に来れたのはおまえのおかげだって」と励まし、無線棟に連れて来たのだったが、家族からの声の便りと知って、犬塚は「自分には関係ない」と立ち去ろうとする。が、そこに聞こえて来たのは犬塚の妹、美津子の声だった。しかも、そのあとには父親の「今度、家に帰ってくるときは、胸を張って堂々と帰って来い、いいな」という声。泣き崩れる犬塚。「どうせ何をやっても中途半端な男だ」と、兄を認めない父親を「南極は中途半端な気持ちじゃ行けない場所」と言って、父にも認めさせた美津子だった。


「成功にははじまりがあるように、失敗にもはじまりがある。そうやって1年間やっていかなくちゃいけない。失敗したらもう1回やればいいんです」という星野に、「でも、みんなに迷惑をかけて…」とひるむ犬塚。「俺たちは手ぶらで帰るわけにはいかないんだ。な、いいよな、氷室?」と声をかけると、氷室も頷いた。


「そういえば、学生のころ、私も悩んだことがありました。兄が外交官で、えらい科学者がやって来て、京都見物をしたいと言うのにお供させられたんですが、その人が言うたんです。人のやらないことをやれ、失敗を恐れるな。人は経験を積むために生まれて来たってね。とにかくやってみなはれ」と星野。「あ、それと、これ」と手渡したのは観測用の機材。「壊れたら作ったらええだけです」と星野はいつものようににこやかに語る。


火事のあと、星野が部屋に引きこもっていたのは、そのせいだったのかと、倉持も安堵する。「で。その科学者ってだれなんです?」と問いかけると、「アインシュタインはんですわ」の星野の言葉に唖然とする倉持。


ボツンヌーテンを目指して準備する倉持に「本当に行くつもりか」「判断を間違えるなよ」と言う氷室。南極に厳冬期が近づいていた。


そのころ、東京ではやっと戻って来た白崎が報告会を開き、「宗谷の改造工事にすぐに取り掛からないと、あの船でもう一度、南極に行くのは不可能です」と口にしていた。(fin)

詳しすぎる?あらすじを書きます。


木村拓哉主演!TBS開局60周年記念ドラマ!


3回はちゃんと見ることができなかったので、4回のあらすじです。

上陸を果たし、観測基地を完成させた第一次南極観測隊は任務を終えて宗谷とともに帰国の途についた。白崎隊長たちを見送るのは倉持たち11人の越冬隊員と、19頭の樺太犬だった。


1年後に行われる世界共同観測に先駆けて、事前調査のために南極大陸に残ったのだが、早速に試練が訪れる。食料がいきなり流されてしまったのだ。追加の食料調達などできない状況で呆然とする隊員たち。残った食料を切り詰めたところで、1年もの長丁場を乗り切るのは無理だと、いきなりの挫折感が襲うが、そこににこやかに笑ってみんなを誘ったのは星野隊長だった。

「まあまあ、みんなで釣りでもしまへんか。ここは海の上ですよってに」


11人が並んで釣り糸を垂れると、なかなか魚はかからなかったが、鮫島がハゼを釣り上げて、一同の顔にも笑顔が戻る。


「南極で多くの人が遭難したんは、南極を制服してやろうと思ったからだと思うんです。南極に生かしてもらってると思わんと」

星野の言葉に納得する隊員たちだった。


「居住棟」を中心に「主屋棟 」、「 無線棟 」、移動式の観測小屋 カブース 発電棟 と建物が点在する昭和基地内で越冬の準備に入るが、タロとジロは基地内を暴れ周り、犬たちは外で飼うことにする。樺太犬はマイナス30度でも快適らしい。


ハゼの天ぷらのごちそうが並んだ夕食に、星野は「狭い場所で堅苦しいことはやめましょう」とビールは手酌で…を南極憲法の第1条にすると言うので、「第2条は何ですか?」と問われ、「それはだれも死なないこと」と答える星野。


「私は人間モルモットでもいいと思うんです。南極大陸でどうやって生きていくか、身を持って確かめることが私たちの役目。そのためには南極大陸を学ばないといけません」


それを聞いた倉持は「せっかく未知の南極大陸に来たのだから、それぞれがテーマを決めて研究してみませんか」と提案する。氷室は「それぞれの仕事で手一杯のはずなんだから、余計なことはしなくていい」と反発するが、「何でもいいから考えてやってみなはれ」と、星野は後押しする。


倉持は犬塚に大学で専攻していたオーロラの研究を「こんな経験、二度とないんだからやってみろよ」とすすめる。倉持は何をするのかと問われ、「専門が地質だから鉱物の採取とかになるけれど、俺はボツンヌーテンという山に登りたいんだ」「なぜ?」と理由を問いかけようとする犬塚の頭上にオーロラが広がる。


オーロラを見上げながら、倉持は「もう一度、南極に行けたら、ボツンヌーテンという山に登るのがお父さんの夢なんだ」と語る父親の姿が脳裏に浮かぶ。


翌日、「親子二代で南極に来たのは倉持はんが世界でもはじめてかもしれまへんな」と星野に言われ、「おやじが南極まで連れて来てくれた気がするんです。ボツンヌーテンに登れというのが僕の使命ではないかと」と言う倉持に、「ボツンヌーテンまでの安全な経路を探しましょう」とサポートを約束する星野だ。


そのころ、東京での観測隊家族への説明会の席で、犬塚の妹、美津子が美雪に声をかけ、いきなり「すみません」と頭を下げた。「兄は何をやっても中途半端で、きっとお兄さんに迷惑をかけているはずなんです」と。美雪はそんな美津子を自分の小学校に招く。見てもらいたかったのは、子供たちの描いた南極の絵だ。その中には犬ぞりと世話をしている倉持と犬塚の姿らしい絵もある。

「兄も美津子さんのお兄さんも子供たちの夢を背負って、命がけで行ったんだと思います」


南極では犬のベックの調子が悪く、元気がない。基地に置いて行くつもりだった倉持たちの調査に、ベックは「連れて行ってくれ」といった様子だったが、出かけた先で、血尿を出して倒れる。

急ぎ、連れて帰って治療を受けさせるが、「ベックは犬ぞりが自分の使命だと思っているんだな」と、それぞれも自分の使命について考える。


設営担当の船木は、「いろいろ考えたけれど、僕は設営担当が仕事だから、基地をきちんと守ることが使命だ」と、基地の整備に精を出し、つられて嵐山も守ることを使命と考える。それを聞いていた犬塚はオーロラ観測のことがよくわからず、ついつい、ベックに向かって「いいなあ、ベックは使命があって」と愚痴をこぼすが、そのベックの様子がおかしい。


犬ぞりで30キロほど走ったところにいた倉持に、横峰から「ベック危篤」の無線が入る。


※次に続きます。

グッと!地球便 ~海の向こうの大切な人へ~

#169「ニュージーランド/オークランド」2011 1023(日)午前1025


『グっと!地球便』も検索で見てくださる方が多い番組のようですが、見逃したりしていて、確実に書けなくて、とっても残念です。見ることができたものだけになりますが、書きますね。


この回はニュージーランドのオークランドで船の設計と組み立てを行う職人「ボートビルダー」として働く布施弘太郎さん(41)と、横浜のお母さん、喜美子さん(66)と、姉、弟、妹のきょうだいをつなぎました。


弘太郎さんは神奈川県の江ノ島育ち。学生時代はジェットスキーなどのマリンスポーツや、バイクを楽しむなど、とてもアクティブに過ごし、船の塗装の仕事に就いたものの、バブルの崩壊で、会社のマリン部門が縮小。自動車部門に移されましたが、「どうしても船にかかわる仕事がしたかった」弘太郎さんは、何のつてもなく、1997年にニュージーランドに渡ります。


ニュージーランドは小型船舶の保有率が世界最高で、世界トップレベルのボート製造技術を誇るそうで、ボート製造会社の数も多いものの、何しろ、言葉が全くできない弘太郎さん。「おまえなんかに何ができる?」と侮蔑の言葉を投げつけられ、門前払い続き。


それでもあきらめることなく、飛び込み面接を繰り返し、挑戦を続けた弘太郎さんは半年ほど過ぎたころ、やっと1件の会社に就職することができたそうです。バカにされたことをバネに、「どうしてもやってやろう」という意地と努力が実った瞬間でした。


それから14年。40歳を超えた弘太郎さんは、今年また、新たなボートメーカーに就職。1億円以上もする豪華クルーザーを、外装やインテリア、家具の配置まで細かく注文できるセミオーダーで受注。1隻に弘太郎さんほか17人程度の職人が携わって8か月ほどかけて職人が手作業で仕上げています。


内装はまさに高級ホテル並み。美しい調度品はもちろん、キッチン、シャワー、トイレ、寝室など、船内で生活すべてができるように設備が整えられています。


弘太郎さんは床や壁といった骨組みからインテリアの取り付けまで幅広く担当し、配線や排水など限られた空間内に設備をどう入れ込むのかが腕の見せ所。設計図はあっても、船内の微妙にカーブとたころにぴったりと収めるには、手仕事での微調整が不可欠です。


船の知識はもちろんのことも大工の知識と技術も必要なボートビルダーの仕事。弘太郎さんはニュージーランドに来てから、それをひとつひとつ学び、国家資格を取得しています。


休日には尊敬するボートビルダー、マリー・ブラウスさん(57)のガレージを訪ねる弘太郎さん。マリーさんはたったひとりで、船の土台から内装に至るまで作っていて、仕事以外の時間はすべて費やして、これまで8年もの歳月をかけているのだとか。「これこそが、ボートビルダーの“熱”というのでしょうか。彼のような人に出会えたことがうれしいし、学ぶことは多い」と、笑顔で話します。


会社から20分程度の場所に妻とふたりの息子さんと暮らす弘太郎さん。


「将来は独立し、竹や障子など、アジアンな素材を使ったインテリアを取り入れるとか、これまでにない僕自身のカラーを出せるブランドをつくりあげたい」と夢を語り、4人きょうだいを育ててくれたお母さんの喜美子さんには、改めて尊敬の気持ちを持つようになり、「今はあまり親孝行ができていませんが、いつか僕のつくった大きな船に母を乗せてあげたい」と言います。


そんな弘太郎さんにお母さんから届けられた贈り物は、筑前煮。


弘太郎さんが大好きだったその味を届けてくれたのです。14年ぶりに味わうおふくろの味に「変わっていないですね。しょうゆの味がとてもおいしい。元気をもらいました」と語れば、一緒に食卓で味わっていた息子さんたちも「おいしい」と笑顔に。奥さまも「おばあちゃんに来てもらって、また、筑前煮を作ってもらおうね」と子供たちに語りかけ、そのビデオを見ていた喜美子さんも「行く、行く」と、とってもうれしそうでした。


※感想


毎回のことですが、海外にいらっしゃる方は、やはり日本ではできないことを見出しているんだなあということと、その夢にかける熱意のすばらしさ。あきらめずに努力を続けていることに尊敬の念も抱きます。もんくなく、カッコイイですよね。


弘太郎さんブランドのボートビルダーの工房ができて、独自のカラーが世界の方たちに認められることをお祈りしたいと思います。



世の中には結婚、離婚を繰り返してしまう方がいますが、「この方はどうなんだろう?」と、芸能ニュースでお見かけしたキム兄こと、木村祐一さん。辺見えみりさんと離婚された後、また、再婚なさるとかで、今度は4度目の結婚になるとか。


いろいろな方の姓名判断をしていますが、やはり、離婚をなさる方は離婚しやすい画数であることが多いのですが、その画数があるから必ず離婚する、というわけでもありません。


どちらかと言えば、夫が離婚しやすい画数であっても、妻が運のいい吉数を持っていると離婚しないことがあるし、離婚されたケースはやはり両者があまり運勢のよくない、いわゆる凶運を持っていることが多いような気がします。


というわけで、失礼だとは思いますが、木村さんと、辺見さんのお名前を比べてみたいと思います。

(4)(7)(10)(1)


初年運(育ち・環境)11画 

中年運(才能や運勢の基礎運)17 

健康運・家庭運11

対人関係運 5

一生の運勢(特に晩年運)22

(22)(7)(3)(3)(2)


初年運(育ち・環境)29画 

中年運(才能や運勢の基礎)10 

健康運・家庭運8

対人関係運 27

一生の運勢(特に晩年運)37

さて。私の実力では木村さんをどう判断するか、ちょっと難しいですね。個別の運勢はとてもいい吉運なのに、総画だけ最大凶です。こういう場合、吉運数とのバランスでほどよい人もいますが、総画の22画はやはり、2面性を持っていて、気が短く、暴力的な面や、自分が悪いとは思わずに、人のせいにしたりする傾向や、途中で挫折する、というとてもよくない運勢と言われているものですし、11画が2か所あると、これも足して2として見る、という見方があるので、そうすると、ひとつのものをふたつに分けるという悪い運勢として見ることができるので、離婚を何度も繰り返すというのもわかる気がします。


一方、対人関係運に「5」があり、これは行動的で人から好かれるという大吉運数なので、女性にモテたり、男性からも「キム兄」と慕われる面が出ているように思います。ただ、5画そのものも気が短く、わがままという面があるので、それが総画と合わさると、外では見せないけれど、家庭ではかなり大変な夫なのではないかと思われます。


では、辺見さんの方はどうかと言えば、辺見さんは愛情深く、誠実ですぐれた才能を持つという大吉運数が総画ですし、頭脳明晰でシャープな人であることが見受けられますが、その反面、それだけ目端が利いていろいろなものが目に付くので、自我が強く、ともすれば強情になって孤独に陥る凶運もあり、離別する運もあります。


木村さんとはそういう持てる運勢では性格的にぶつかることがあり、共に折れることができない関係のようなので離婚に至ったのではないかと思われます。ただ、ふたりの相性自体はとてもいいようなので、そういう自分の性格と運勢の傾向を知り、改めることができれば、いい方向に向かったのかもしれませんが、どちらも再婚なさっているので、今度はそういうところがうまくいくといいですね。

初回だけのあらすじを書いたのですが、第4回めを見たので、これまでの簡単な流れと一緒にざっくりとあらすじを書きます。


(これまでのあらすじ)


母親が亡くなって四十九日も過ぎたころ、家事分担もうまくいっていない阿須田家ではひとりの家政婦を雇った。家政婦紹介所からやってきた三田灯(松嶋菜々子)は、全く笑わず、感情を表に出さない、不思議な女性。仕事は完璧で、さらに頼まれたことは何でもやってしまう。しかも、それが殺人など法的な限度を超えた依頼でも「私ができることなら」と無表情に言い、「承知しました」と言ってやってしまう。


三田はそんなかなり危ない側面を持っているのだが、それを利用する阿須田家の子供たちの命令に、亡くなった母親の洋服やさらに仏壇にまで火を放って焼いてしまったり、次男の海斗(綾部守人) がいじめを受けていて、その相手である同級生を「殺して」と言えば、殺そうとまでするが、それでいて、海斗がきちんといじめっ子にも向き合うようにもしていて、自分で考え、自分で解決できたことをほめたりするのだった。


恵一はそんな三田に、苦しい胸のうちを暴露してしまう。というのも実は子供たちに妻は事故で亡くなったことにしていたが、遺書があり、自殺だったのだ。それも、不倫相手と一緒になりたいばかりに、離婚を迫った恵一に、捨てられるくらいなら死ぬと書き残しての自殺だったのだ。


それを子供たちに言えない恵一が「一生、知らない方が子供たちのため」と言って、三田にその遺書と離婚届を焼き捨ててくれと頼んでいる最中、長女の結(忽那汐里) が立ち聞きしていて、秘密がバレてしまう。


自分たちを捨てて不倫相手の元に行こうとしたことが許せない結はひとり悩み、結局、三田に恵一がしたことを会社にバラすようにしてくれと頼み、三田はその内容を暴露したちらしを会社の前で配ってしまい、恵一は出世コースから転落。さらに、ほかの子供たちもそのことを知って、そんな恵一となんて一緒には暮らせないと家を出て行くことになってしまう。


(4話のあらすじ ネタバレです)


子供たちがいなくなった家で酔ったままソファで眠り込み、目覚めた恵一だったが、三田は恵一が何もかもを失うような直接的な原因を作るような行動をしたとは思えないほど、いつもと変わらず、手の込んだ料亭のような和食の朝食を用意する。


「こういうのが食べたかったんです」と言う恵一。子供たちや妻に遠慮していて言えなかったと。子供なんてほしくなかったのに、結ができて、責任を取らされるように結婚をしなくてはならなくなり、いつも妻を愛しているのか、子供たちを愛しているのか、自分でもわからず、自信がなくて家にいるのがつらかったという。


「母親を自殺に追い込むようなことをした父親が子供たちに許してもらえるなんて思えない。どうしたらいいのか」と心のうちを打ち明けるが、三田は一切の感情も見せず、「遅刻しますから急いだ方がいいと思います」としか言わず、三田のせいで、会社にも行きにくい状態にもなっている恵一は怒りが爆発して、「あなたがこの家に来た本当の目的はこの家を壊すことにあったんだろう?」と当り散らし、「子供たちもいなくなって必要もないんだから、もう来なくていい」と三田をクビにしてしまう。


出社した恵一はプロジェクトのリーダーを格下の部下に引継ぎ、不倫を暴露されたことで裏で社員たちに嘲笑されながら、モデルハウスの勤務に行くことに。すべてを失って行き場のない恵一は不倫相手の美枝(野波麻帆)に「もう君しかいないんだ」とすがるが、「私にはつきあっている人がいますから、もう忘れてください」とあっさりと、あしらわれてしまう。


家を出ても行き先などない子供たちは、祖父・義之(平泉 成) 叔母・うらら(相武紗季) の家に身を寄せるが、ふたりとも口うるさいので、居心地が悪く、これからどうしていくかを話し合う。


「絶対に父を許さない」と言うと長男の翔(中川大志) だが、父と別れてどうやって生活していくのかと経済的なことを心配する 海斗。とにかく家に帰りたいとだだをこねる希衣(本田望結) をきょうだいで、なんとかなだめたものの、翌日、幼稚園のお迎えに海斗が行くと、希衣は「三田さんになんとかしてもらう」と言って海斗を連れて行こうとすると、隣家の主婦から「クビになったわよ」と言われてあわてる。


家政婦紹介所に行って三田と会うことはできても、「自分はもう何も関係ない」と言われた希衣は、うららにお金を借りて、三田を自分で5時間だけ雇うことに。そして、希衣が三田に命令したのは…。


三田は恵一と結に電話をする。
「希衣さんを誘拐しました。要求を飲めなければ命の保証はありません」


家族がそろって仲直りをしなければ死ぬというのが希衣の要求だった。


結たちは父親の恵一と連絡を取らず、とにかく希衣を探そうとするが、そこに恵一も来て、会ってしまう。恵一は「自分を許さなくてもいいから、とにかく家に戻らないか」と、なんとか和解を試みようとするが、「自分たちも捨てられた」ことで傷ついている結は本当の恵一の気持ちを確かめようとする。が、恵一はやはりちゃんと答えられない。


家にいるのではないかと、思い当たった結たちは家に戻り、恵一も後を追う。家には三田がいて、希衣の姿がない。あちこち探して見つけたのは、ベランダの手すりの上。


「お父さんとおねえちゃんたちが仲直りしないなら、ここから飛び降りる」と脅すが、そんな状況でもうまく気持ちを伝えられない恵一。


希衣はあやまって2階から落ちてしまうが、下にいて受け止めてくれたのは三田だった。恵一は希衣をひっぱたき、「どれだけ心配したと思うんだ?」と怒るものの、それ以上の言葉は出てこない。


落ちたときに石をなくしたという希衣。庭を探そうとするので、結が別の石をあげるからとあきらめさせようとするが、「あれはおとうさんなの」と言う希衣。家族の数だけそろえた石で、なくしたのは恵一の石だと言う。恵一は三田に「懐中電灯はありますか?」と聞くと、また、いつものように「あります」と、こともなげに答え、バッグから取り出して手渡す三田。


恵一は一緒に探すが、希衣が自分の手紙を読んでくれたかと聞き、「うん」と答える恵一。それは三田が一度は捨てたものだったが、恵一はちゃんと拾っていたのだ。そこには希衣はお父さんのことが大好き。お父さんは?という質問があったのだが、そんな状況での質問にも「わからないんだ」という子供たちには失意の言葉しか返せず、そこに乗り込んで来た祖父の義之は「これがこの男の本性だ」と怒鳴りつけ、恵一を殴り、殺してやると、首を絞める。


そこに割って入った子供たちだったが、結は「私たちはこの家に戻る。だけど、そっちが出て行って」と父親の恵一を追い出すことに。恵一は「子供たちのためにいてください」ともう一度、三田に仕事を依頼し、三田も「承知しました」と答える。


「自業自得です」といいながら、三田に見送られる恵一。「本当は抱きしめてやるべきなのにできなくて、殴りつけた」と言えば、「子供たちがいけないことをしたら叱るのは親の役目。本当の父親なら…」と意味ありげに口にする。


 感想

長谷川さんが今度はダメダメな父親役をとても自然に演じているのが印象的です。


本当は子供たちのことを愛しているのが、そこかしこに見えているのに、なぜか自信がないあやふやな感じがよく出ていますね。


松嶋菜々子さんも家政婦の三田さんという謎の多い女性を違和感なく、感情を見せないのに、それでいて存在感のある人間として演じているし、子供たちもとっても頑張っていますね。


作品はよくできているなあという印象なのですが、何かどこかちょっと好みじゃないので、ざっくりと見てしまっています。家族どうしで責め合うとかいうのがちょっときついんでしょうね。


表だっては責めずに、それでいて苦しむという筋書きの方が好みなんだなあと思います。


それぞれが嫌だ嫌だ嫌だって直情的にいうシーンが多いのが、共感できない理由のようです。


もう少し屈折していると、深くなるのかも。


前回、木村拓哉さんと、香川照之さんを占って、あまりにも似ている画数にびっくりだったのですが、それではと、今、局アナからその枠を超えた活躍をしているおふたりを占ってみました。


フリーに独立された宮根誠司さんと、「独立するんでしょ?」と、宮根さんにさんざん言われているTBSの人気局アナの安住紳一郎さんです。


おお、やっぱり。このおふたりも総画が全く同じでした。


「この人たち、どこか運勢的に似ているのでは?」と思って占うと、大抵、総画が同じことが多いんです。


ちなみに「みのもんたさん」は、この芸名自体は運勢が悪くてびっくりするくらいなのですが、念のために、ご本名で占ってみたら、やはり、宮根さん、安住さんと全く一緒の総画39画で、納得でした。


つまり、宮根さん、安住さん、みのもんたさんのご本名は共に全く同じ運勢というわけです。



(10)(10)(14)(5)


初年運(育ち・環境)20画 
中年運(才能や運勢の基礎運)24 
健康運・家庭運19
対人関係運 15
一生の運勢(特に晩年運)39画●


(6)(7)(11)(1)(14)


初年運(育ち・環境)13画 
中年運(才能や運勢の基礎)18 
健康運・家庭運26
対人関係運 21
一生の運勢(特に晩年運)39画●


では、この39画というのはどういう運勢の傾向があるかと言えば、木村さん、香川さんの総画29画と似たような運勢を持っています。姓名判断では1系列2系列…といった風に、数字が同じだと同じような運勢傾向があると見るんですね。財力、権力、家庭運にも恵まれ、逆境に陥るようなことがあったとしても挽回できるという吉運数です。


それぞれの画数を見てみると、宮根さんの方には強い財運があり、さらに事業達成運といって社長さんたちに多い画数があるので、独立されたのもわかる気がします。


安住さんの方は対人関係のところでトップになる運勢があるので、局アナであれば、そこでのトップに立つか、独立してトップに立てるという運勢はあるようですし、吉運ではありませんが、「反乱する」という運勢もあるので、そこで独立ということにもなるのかなという気はします。


おふたりともそれぞれ違いはありますが、健康運、家庭運の画数に凶運が出ているので、気をつけなければならないようです。とは言っても総画がどんな場面でも挽回していけるくらいの力がある吉運なので、自信過剰にならない限りはうまくいくという、とてもいい運勢のようです。






108日分のあらすじは書いたのですが、検索ワード「ビッグダディ」で、たどり着く方がいまだに多いようなので、書きもらしたことを少し追記しておこうと思います。


1日放送分の番組では、18歳年下妻さん、しかも5人の子持ちと一緒になったというのが、とても唐突で、「何だか?」とちょっと批判的に思ってしまった私だったのですが、8日分も合わせて見てみると、ビッグダディは奄美の方たちに対して「別に不倫でもなんでもないし」と悪びれたところが一切なかったように、ぶれてはいないんだなあと、納得でした。


あれだけたくさんの子供たちに愛情をいっぱい注いで来たビッグダディ。もともと岩手で年子の4男4女8人の子供たちをひとりで育てていました。たしか、一番下の子は生まれたばかりのときに奥さんは出て行ってしまったのだったと思います。


そんな手のかかる子供ひとりでもちゃんと育てられないお父さんたちはたくさんいらっしゃると思いますが、ひとりで子育てしてきたビッグダディ。これだけでもすごいことですが、近くの高校が廃校になるため、子供たちを高校まで出させてあげることを目的に5年前に奄美大島に移住したわけです。

奄美の海でたくましく育つ子供たち。そんな様子がテレビで放送されるようになり、それを見ていた元妻さんは三つ子を連れて奄美に押しかけます。自分は育てず、ビッグダディに一番手のかかる時期に押し付けたのに、今度はまた手のかかる時期のほかの人の子供を連れてビッグダディに面倒をみてもらおうというのですから、随分と勝手な話だなあと思っていましたが、考えてみると、ビッグダディはここでも全く分け隔てなく、三つ子ちゃんのことは受け入れているわけですよね。


そんな経緯ありきで、ひとりで5人の小さな子供たちを育てていた28歳の新妻ミナさんのことも、子供たちごと、そのまますべてを受け入れてあげたんだろうなあと、やっと少し納得だったのです。奄美からは撤退せざるを得なかったけれど、自然環境のすばらしい島での生活が子育てにとてもいいことを貫いているし、柔整師の資格を生かした仕事をしていきたいという考え方も全くぶれていません。


ただ、よく見ていると、三つ子ちゃんたちは元妻さんの子供たちでしたから、子供たちどうしもお母さんは同じなので違和感がなかったものの、ミナさんの子供たちとは若干の遠慮がまだあるなあという感じです。

ただ、そんなビッグダディに素直についてきた林下家の子供たちは、本当にたくましくて、ミナさんの子供たちとも仲良くやっている様子です。自然に受け入れているところに感心しました。


また、ビッグダディの手伝いをしてきた林下家のお兄ちゃん、お姉ちゃんの様子を見て、ミナさんの小さい子供たちもお手伝いも自然にできるようになっているようすも紹介されました。これがたしかに、大家族のよさなんだろうなあと思いました。親から言われたら、反発しやすいところですが、同じきょうだいがちゃんとやっているのを見ていたら、やるのがあたりまえになりますよね。

今回は特に林下家の唯一の男の子としてビッグダディについてきた、中学2年生のゲンシくんの活躍ぶりも印象的でした。


小豆島に移住したとき、道の駅から相当な距離があったのを重い荷物を持って率先して運んでいたし、洗濯機もまだない中、真夏なのでみんなの洗濯ものが山ほど出ていましたが、それをお風呂に入れて、洗剤を入れておいたものを足で踏み洗いしていたし、雑草が生い茂った庭の草むしりもどんどん作業していました。今どき、あんなに気働きができる、素直な中学生っていないなあと。そして、相撲大会で好成績を修めたのは前に書いたとおり。

それから、中学1年生のウタミちゃんがめちゃくちゃ大きくなっていてびっくり。すっかりお姉さんで、ビッグダディが「この間まで小学生だったんだろ?」と突っ込みしていたくらいでした。


今回は離婚された元妻さんのもとに行った三つ子ちゃんと、林下家の末っ子ムツミちゃんの様子は全くわかりませんでしたが、元妻さんのことだから、何かあれば、また、波乱を起こさないとも限りませんし、そうなると、今度は新妻さんがいることで、またまたもめごとがないとも言えません。そして、ビッグダディの治療院はうまくいって家族たちを養えるのか。まだまだ先が気になるビッグダディですね。

それにしても、この放送から1か月近くもたっているのに、毎日、「ビッグダディ」でこのブログが検索されているのに、とてもびっくりしている私です。もちろん、人気番組だとは思っていましたが、これほどだとは。ゴールデンで何度もスペシャル番組ができるはずですね。


でも、一方で、バッシングもすごくて、そういうのを目にするのは、ちょっと切ないなあと。私もひとごとながら、何の罪もないお子さんたちが傷つくのは見ていられないので、そういう意味で、ビッグダディの判断(女性との関係)を批判的に見てしまうところもあるのはあるのですが、その点でも、都会ではなく、奄美のような自然のある場所での子育てはよかったんだろうなあと。


何かの場面で、子供たちのひとりが、奄美に帰りたいと、奄美と別のところの学校では同じようにはいかないんだと、言っていたのを目にしました。バッシングとかがあっても、奄美の人たちはあたたかかったんでしょうね。

小豆島の方たちも、ビッグダディの子供たちを傷つけずにあたたかく見守ってあげてほしいなあと、遠い親戚のように思ったりしています。

趣味の生命判断は、単独でひとりの方を占うよりも、メンバーだったり、仲のいい方どうしを見比べて占うのが好きです。


というわけで、今、南極大陸でご一緒に活躍中のおふたりを比べてみることにしましたが、これまた、びっくり。えええっな感じです。



(4)(7)(9)(9)

初年運(育ち・環境)11画 

中年運(才能や運勢の基礎運)16画● 

健康運・家庭運18

対人関係運 13画●

一生の運勢(特に晩年運)29画●



(9)(3)(13)(4)

初年運(育ち・環境)12画 

中年運(才能や運勢の基礎)16画● 

健康運・家庭運17

対人関係運 13画●

一生の運勢(特に晩年運)29画●



なんとこの方たちの姓名判断の運勢は驚くほど似ているんですね。


丸をつけているところ、3か所が全く同じです。こんなに同じような運勢を持っている方どうしっていうのは、身近にはほとんどいません。さすが芸能人としてトップに立つ方たちだなあと、本当に感心してしまいます。


違いとしては、香川さんが初年運、育ちのところで家庭運が薄いということが出ていますが、これはみなさんもご存じのとおり、お父さまと別れて暮らさなくてはならなかったことを示していると思います。が、これは本人の資質的なものには関係しない運勢で、気にする必要はないものです。


それから、違うのは健康運、家庭運を示すところですが、これもふたりとも問題なく幸運です。


画数は違いますが、どちらも吉運。健康運は申し分ありません。比べれば、香川さんの方がシャープさを持ち、徹底的に努力するので、ちょっと頑固になりがちで、木村さんはまじめな分、精一杯頑張ってしまうので、病気になると、大きな病気につながることがあるので、注意すべき画数のようです。


才能や運勢の基礎は最高無比の強運を持っていて、対人関係運はとても幸運で結婚運もそろっていいですね。


そして、一生の運勢、特に晩年運ですが、これがとてもいいのです。ほかの画数も吉数ばかりですが、特に総合的な運勢は、もともと持っている才能があって、さらに積極的に努力するので、成果を出せる、頼りがいのある存在だということです。地位も財産も健康も手に入れられ、さらに、この画数を持って世に出れば、トップ中のトップになるという、運勢。スゴイですね。


香川さんは、先日、疎遠だったお父さまが病気になったことで、引き取って面倒を看ていらっしゃることを明かし、歌舞伎に自分が縁を得ていることから、40代という無謀にも見える年齢で歌舞伎に挑戦し、息子さんを歌舞伎役者とすることを発表なさいました。


以前、番組中に、自分は歌舞伎界に生まれていながら、歌舞伎役者になっていないことを「これでいいのか」と、とても悩んでいらっしゃることを明かしていたのを拝見して、こんなに俳優さんとして活躍して、評価も受けていらっしゃるのに、歌舞伎に対して、そんな思いを持っていらっしゃるんだなあと、驚きました。


が、今回、歌舞伎役者として挑戦することをうかがって、歌舞伎役者さんとして大きな評価を受けているお父さまの市川猿之助さんのお子さんがご自分しかいらっしゃらないこと、そして、ご自分に息子さんがいらっしゃることから、お父さまのDNAを歌舞伎界に残す使命感のようなものもおありだったのかなと、そんな風にも思いました。


家業として芸事を継いで行く、特殊な世界ですから、だれもが息子さんには小さいときからおけいこをつけて、伝承していらっしゃる。そういう世界ならではの責任みたいなものがおありだったのかなと。


だから、今のご自分が歌舞伎役者さんになりたかったわけではなく、自分がとにかくワンクッションになって、お父さまから息子さんに継げるようにしたかったんだなあと。やっと納得しました。


姓名判断から見ても、とにかく懸命に努力して成果を上げられる方なので、歌舞伎に挑戦なさっても成果を上げられることでしょう。


木村さんも芸能界でやっていかれるのに、何の問題もなさそうですが、健康を過信なさらないことだけを注意して、トップアイドルとして、いくつになっても活躍していただきたいなと思います。

あ、それから、お名前として見ると、吉運数ばかりの方たちですが、全く苦労をしないということではありません。吉数だけでも努力しないと、やはり成果は得られませんし、何もかも安泰というわけではないので、ただ、うらやましいとだけは言えないと思います。





このブログをはじめたときは、結構、テレビを見ている気がしていたのですが、案外、趣味に偏りがあって、書けるものが少ないことに気がつきました。ラストマネーも終わっちゃったし…。恋愛ドラマは興味がないし…。連続ドラマは録画ができないから見逃すことも多いし。


なので、趣味の姓名判断をやってみようと思います。有名人の方の占いをさせていただきますが、プロではないので、「へえ~、そうなんだ~」くらいに見てもらえたらと思います。


それでは第1回目は南極大陸のあらすじを書かせてもらっているので、SMAPの木村さんはじめ、メンバーのみなさんのお名前を見ます。


メンバー全員のお名前の画数を調べたとき、とてもびっくりしました。


こんなに幸運な方たちの名前がそろっていることなんて、そうそうないからです。特に双璧を成しているのが、稲垣さんと木村さん。このおふたりがSMAPというグループの両輪で、運勢を引き上げている気がします。


独断と偏見ですが、お名前の幸運度でランキングをつけてみたいと思います。一応、参考のために、SMAPからも、芸能界からも引退なさっている元メンバーの森さんのも入れてみます。


稲垣吾郎さん

木村拓哉さん

森且行さん

香取慎吾さん

草彅剛さん

中居正広さん


引退をなさってしまいましたが、森さんの名前もとてもいいんです。彼がいると、ラッキー運が今以上にそろうことになるので、引退なさならなかったら、SMAPは今以上にチャンスが広がったのかもしれませんが、彼は「1番になる」という頭領運があるので、稲垣さん、木村さんがいなかったら、SMAPでも力をつけて活躍できたかもしれませんが、おふたりの名前のよさと比べると、若干、弱いところがあるので、別の場所で頭領運を発揮するように運勢を切り開いたとも考えられますね。


稲垣さん、木村さんほどではないけれど、香取さんと草彅さんはほぼ互角な感じで運勢のいいお名前で、中居さんだけがほかの人よりもちょっと気になる凶運があるのですが、中居さんが持っている字画の最強運の方は、たなぼた運。つまり、自分で道を開かなくても、ほかの人が開いてくれた道にのっかってうまく行くという名前です。


ただ、そうは言っても、運よく道が開けていたところで、そこに乗れるだけの自分の力がなければ、落ちてしまうわけですから、中居さんに実力がないというけではありません。ただ、中居さんのお名前を拝見していると、自分の力で道を開くというのではなく、ほかの人の運に乗っかって苦労しないですむ運のよさが目立っているんですね。


SMAPが今のメンバーのままでいれば、中居さんも安泰という気がします。


もしも解散となったときには、中居くんが最も苦労するかもしれません。特に晩年にかけては、彼自身がひとつのものを壊すという運勢を持っているし、稲垣さん、香取さん、草彅さん、それぞれが、森さんと同様に「1番になる」という頭領運が晩年にかけて強まるので、中居さんが原因で解散という可能性もあるのかなという気がします。


ただ、これだけの運勢のいい方たちのグループなんて、そう簡単にあるはずもないので、一生、SMAPでいた方が、運勢のバランスのよさがあるので、それぞれにとってもプラスに働くに違いありません。



※気が向いたら、続きをまた書きます。

最終回「命の金」


くわしいあらすじ(思いっきりネタバレ)の続きの最後です。感想も書いています。


清和生命では重役会議が開かれていたが、その中に「会議中に失礼します」と言いながら、堂々と入って行く向島の姿があった。


「佐々倉亜希子の有罪が確定していない以上、保険は支払うべき」という意見を言うためだ。


向島は重役たちに問いかける。「保険って何ですか? ありったけの愛情を託して守りたい人を守ってもらうためのお金が保険ではないのでしょうか。愛情はお金では買えないけれど、自分で愛する人を守れなくなったときに守ってもらうことができる信頼関係がそこになければ。本当の保険とはどうあるべきか。それがなかったら、私たちの誇りも仕事の意味も見失ってしまう。保険のある意味、役割を考え直してください」頭を下げる向島。


「何をえらそうに言っている。出て行け」と怒鳴りつける藤堂には向島の思いが伝わらないように見えた。


一方、一ノ瀬と大野は、奥居と向かい合っていた。


「失礼なことを言って申し訳ありませんでした」と頭を下げる大野。「こちらこそ」と言う奥居。


そして、「あの…、こんなことを僕が言うのも何なんですが…、みんな、亜希子さんに騙されていることをわかっていたんじゃないでしょうか。それでも、亜希子さんにすがっていたかったんじゃないかと。それで幸せだったんだと思います。僕がそうだったように」


それには答えず、「これで、受取人は娘さんに変更されました」と、書類を渡す一ノ瀬だった。


-横村が亡くなった漁港に立つ向島。


花束をたむけると、「本当の愛を見つけたんだ」と幸せそうに語っていた横村の顔が浮かぶ。空を見上げ、「亜希子さんがそっちに行ったぞ。やさしくしてもらっているか? それとも、適当にあしらわれているかな」と、横村に語りかける向島だ。


-大勢のマスコミの前で記者会見をする藤堂と重役たち。

「この度は大変、お騒がせして申し訳ありませんでした。清和生命では佐々倉亜希子の保険請求の支払いを決定しました。容疑者への支払いは世間のご理解をいただくのは難しいと思われるスキャンダラスな事件ではありましたが、子供には罪はありません。当、清和生命はどこよりも安心を求めるお客様の立場に立っておりますことを何とぞご理解いただきたいと…」


意外にも亜希子が翔に残した保険金は支払われることになったのだった。


-養護施設の翔に会いに行った向島は、翔に向かって語りかける。


「翔君はまだ小さいからよくわからないだろうけれど、お母さんが翔君のために残してくれたお金がある。愛情には値段なんかつけられないけれど、そのお金にはお母さんの愛情が詰まっているんだ。大きくなったら、お母さんのことで、何か言われることがあるかもしれないが、堂々と生きていけばいいんだよ」

頷く翔の頭をなでる向島だった。


-清和生命では「新人はどこに行った?」「大好きな指導員のところでしょう」と笑う査定部員たちの会話が聞こえている。


そのとき、向島は如月と契約者のところに査定の結果を伝えに行っていた。

相変わらず、感情を見せない冷徹な顔で「お母さんはがんであることを知っていらして、保険に加入されたので、告知義務違反でお支払いはできません」と、残された遺族姉弟に告げる向島。


が、「この保険もですか? これがあれば弟を大学に進学させられるんですが」という姉のことばに引っかかり、「これも? …ということはほかにも保険があるんですか?」と聞く。


亡くなったことを知らなかった父親の保険があったが、3年を過ぎているから無効だというので、「保険証券を見せてください」と言い、確認した向島は「こちらはお支払いできると思います。亡くなったことを知らなかったら不可抗力ですからね。請求してください」と告げる。これで大学に進学させられると喜ぶ姉と弟。


帰りに「向島ちゃんさあ、なーんか、丸くなったんだよねえ」と言う如月。調査の鬼として非情にも見える顔は変わらないようだが、如月にはわかるのだ。


そこに、「俺、のけものですか?」と現れる大野。


本採用になった大野は査定部を希望したらしく、向島の元で働くのを楽しみにしているらしい。が、如月にも向島にも邪険にされて、もんくたらたら。如月と大野のなごやかなかけあいに、笑みを浮かべる向島だった(Fin)。

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※亜希子はなぜ自殺をしたのでしょうか。やはり、自分の有罪が確定しないようにうやむやにすれば、翔に支払われる可能性があることを視野に入れていたとしたら、これはスゴイですね。

実は横村が死んだときも、自分がほかにも1億円という保険金を受け取っていることがバレないよう、もともと横村がかけていた保険金の受取人を妻から自分に書き換えさせた、という顛末があったので、保険に関して、相当、勉強していたのかもしれません。

そして、その盲点といったところを突いて、あきらかに自分が意図的に殺したのではないかのように計画し、老人と教授のふたりが死ぬように仕向けたり、自殺するつもりもないのに、横村の前で死ぬふりをしていたとしたら、本当に怖いですね。これは実際、犯罪として実証するのはかなり難しいことだっただろうと思います。

が、こんなぎりぎりのところで自分を救えなかった保険、保険会社への復讐ができるような計画ができる人だとしたら、向島の言うとおり、違う生き方ができたのではないかと思ったり、受け取った1億円はどうして使わなかったのだろうかとも。

漁港や弁当工場で苦労して働かないでもすんだだろうし、派手な生活をしがちなのが、そういう人たちのように思うのですが、あえて、贅沢にお金を使ったのは、翔が消しゴムを買いたいと言ったときに、千円を渡そうとして1万円を渡したところだったかもしれません。

将来、必要となるだろう翔のためにプールしておいたとしたら、亜希子はやはり母性の強い、やさしい女性であることも事実なのだろうと思います。よく結婚詐欺に会った人たちが騙されたことを知りながらも、お金のことは別にいい。こんなに幸せな気持ちにさせてもらったことはなかったからと、訴えようとしないというケースがありますが、奥居が言っていたのもそういうことなんですよね。

嫌な気持ちが残らない、それでいて深い上質なドラマでした。