諸事情によりバタバタしていまして、前の投稿から3か月も空いてしまいました。
しかも最後の記事がこれまた映画の話。
さて、私は古今東西問わずミステリー物が大好きで、エルキュール・ポワロについては何度観ても飽きません。
読んだか…と言われますと、映像物ばっかりに頼ってて、小説を読むのは引退してからにでもしようかと(笑)。
で、ベルギーの映画館ですが。
ドイツの場合は吹き替え、字幕、字幕なしオリジナル、と分類されまして吹き替えはかなりの割合を占めています。
なので、ドイツで映画館を探してドイツ語字幕付き(音声オリジナル)またはオリジナルを観たい場合は、「OmU(Originalversion mit Untertiteln)」もしくは「OV(Originalversion)」を選択しないといけません。
ベルギー(首都圏)の場合はどうなの?と同僚に聞くと、ほぼオリジナルで、フランス語とフラマン語の字幕が同時に表示されるとのこと。
画面めっちゃ忙しそうやん。。。と思い仕事帰りに観てきたのがコレ(動画の下に若干Spolier的な表現入ります):
Kenneth Branagh版のポワロ。
オリジナルの小説Hallowe'en Partyに登場する人物の名前と役割を若干借りていますが、かなり脚色してます。
原作とストーリーが違うので、それはそれでストーリーを楽しめる造りにはなっています。
が、オリジナルの小説の結末を知っている人は、映画についてもなんとなく「あー、この人ね」って犯人の目星がつくかも。
映画の造りについては、あーアメリカの映画だなあって感じ。
昔、英テレビ局でやってたDavid Suchet版が一番好きな私は、まあまあ・・・って感じですが、まあポワロと考えずにこれはこれでストーリーが楽しめるとか思えばいいのでは。
昔々Helen Mirrenが主演していた刑事ドラマ「Prime Suspect」の一エピソードに、少女役で出てたKelly Reillyがこういう役をするまでになったか・・・と思うと、そうだよ私も年食ってるんだよ(苦笑)ってかんじで。
ちなみに字幕は気になったかというと・・・日本と同じく字幕文化が発達しているのか、あまり気にならず。
途中からはフランス語字幕を追って若干語学の勉強になっちゃったかも(笑)。