グリーンカードへの道(7) | NY超庶民的生活。

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NY在住のdoramaiです。夫のJT君は常夏の国生まれの、パートタイム・ミュージシャンです。ここでは決しておしゃれじゃない超庶民的な私のNYライフを綴っていきます。

先週無事、グリーンカードの面接を終えました。記憶がフレッシュなうちに書かなくちゃ!と思ってたのにもう一週間経ってしまったショック!

呼び出し時間は10時だったので、通常15分で着くところを30分前に家を出る。ちなみにこの移民局は今年の2月に今の場所(Long Island City、私達の住んでるアストリアから電車で5駅)に移ったばかり。それまではロングアイランドにほぼ近いQueensの奥地まで行かなければならず、もしそこだったら私達はめっちゃ早起きしないといけなかったので、これはなかなかラッキーなタイミングだったと思っておりますニコニコ

服装は私は紺のワンピースにジャケット、JT君はジャケットの中にTシャツという、若干こぎれいにして来ました。という努力が見えるもの。
ジーンズで行ったという体験談もあったけど、やっぱ結構見た目でジャッジされるアメリカ社会。こぎれいにしておいて損はないはずだ!という事でJT君を説き伏せました。

移民局ビルに入る前に事件発生!私のキーホルダーはでかい安全ピンの形をしているのですが、それが武器爆弾としてセキュリティチェックで引っかかった~~叫び
しかも、セキュリティで一度預かったらそのまま没収だという。本当にそんなルールあんのかよ、と若干今では疑わしいが…。一回家に帰って置いてくるか没収か選べと言われて、私沈黙5秒。


と、そこでセキュリティのおばちゃん、私にこっそりと囁いた。
「それか、外に隠すか。」

へ?外に隠す、その一聞、矛盾している様な提案は何ですか?しかも何故囁いたんですか?うーんじゃ、その提案に乗る事にするわ。ってことで私再度ビルの外へ出まして、どこか隠せる場所はないかと周囲を見回す事数十秒…。

あったよ、隣のビルの外壁とトタンで出来た防御板みたいなのの間に私の手がやっと入る程の隙間を見つけたよ。そこにキーホルダーという武器を押し込んで、ちょうどよくちょっと入ったところに凹んでるところがあったので、そこにひっそりと寝かせる様に置いて、急いで移民局のビルに戻ったのでした。そしてもう一度最初からセキュリティチェックを受ける羽目に。JT君はその一部始終の間、一人待ちぼうけ。

すったもんだで、中に入り、待合室へ。ここに居る人みんなグリーンカードを取る為に来ている訳ね、と思いながらしばし人間観察。いろんな顔の人が居たけど、日本人らしき人はおらず、主にロシア系と南米系と見られる人が多かったかな。南米系は家族全員、ロシア系はカップル(わりとお年を召されている)な傾向だったけど、その日はたまたまだったのかもしれない。

30分程待って
オフィサーに名前を呼ばれ、セキュリティのついたドアを超えてオフィスの中へ。私達の担当は薄いブルーの目がきれいな若い女性。こんなオフィサーもいるんだ~ってびっくりしました。

彼女のオフィスに入って、右手を上げて「真実のみを話します。」と宣誓。
まずは、Marriage Certificate、JT君のCitizenship Certificate, 二人の出生証明書などの原本を提出して、事前に出してあった物と整合して本物かどうかを確認。

私の出生証明証に関しては、書類を提出した時は自分で戸籍謄本から翻訳した物を出したんだけど、今回のインタビューの提出書類リストには”プロが翻訳したもの”という但し書きがあったので、前の記事にも書いた領事館で作ってもらったオフィシャル出生証明書を渡す。案の定「おお、これは大事ね。」といそいそとキープしていたので、仕事休んで領事館行った甲斐あったわ~と思ったのでした。

質問はまずジェネラルな事(住所、生年月日など)から始まって二人がいつどうやって出会ったか、JT君がどうやってアメリカ市民になったか知ってるか?お互いの両親に会った事はあるかなどなど二人の関係について(なぜかプロポーズに関しては聞かれなかった、聞かれなくていいんだけど(笑))

「じゃ、写真や証拠のドキュメントを見せてもらえますか?」という事でアルバムと共同名義の銀行口座、アパートのリース、ジョイントで出したタックスリターンなどを提出。

写真を見ながら、これは誰とかここはどこ?などぽんぽん質問が飛び出す。私達の卒業式の写真は「おお~一緒に卒業したの!いいじゃん!」とお姉さん、きれいな碧眼を見開いて盛り上がる目そしてJT君の従兄弟の結婚式の写真の所でしばし手が止まり「この人は、ああ従兄弟、カリフォルニア?きれいだよね~」といってもう一枚めくってまた別の従兄弟(結婚した従兄弟の兄)と一緒に写ってる写真に「この人は?ああ、別の従兄弟?あれ同じ結婚式?だって服装ちがうじゃない?」
そうJT君その結婚式の時、式とレセプションでお色直しをしたんです。当の主役達さえもしていないのに…。思わず「私のドレスを見て、同じでしょ?」とお姉さんに言ってしまいました。

話しながら何枚かキープしたい写真を取っていて、最終的にはCity Hallでの家族写真、お友達が開いてくれたPartyの写真、卒業式の写真、そして例の従兄弟の結婚式の写真を二枚とも!キープしていました。
私の分析では、
●どの様なイベントの時に撮ったかわかりやすいもの。
●友達よりは家族と一緒に写っているもの。
●更に家族より一歩踏み込んだ親類との写真があるとスーパー強力な証拠になる

和やかな雰囲気でわいわいと面接が進んでいったので、その時は気づかなかったけど、後から思うと結構沢山の質問をされていた事に気づきました。どれも普通に結婚してたら答えられるような物だけど、答えの正確さよりもその時の反応で嘘ついてるかどうか見極めてるって感じだと思う。

例えば、アパートメントのリースを見ながら「大家さんの名前は?」と聞かれたJT君、ファーストネームはわかったけどラストネームを忘れ「なんかヨーロピアン系」って答えてもあはは、私も読めないわ~って感じだったし、私も義理の両親の住所聞かれてもアベニューしか答えれなくても、近所よね、ぐらいの反応だったし。
後は証拠となる書類はあればある程良いと思う。私達は充分だっただろうけど、これもあったら見せて、こんなのあったりする?とか聞かれました。ある物は全部見たいって人だったんだろうね。

最後に今までドラッグを使って事あるかとか書類に載ってる全部NOで答えれる質問をばーっとされて(手元見てたら私がNOって言う前に全部チェックしてたしえっ
「じゃ、30分くらいでパスポートにスタンプ押せる様に頑張るから待っててね。」と言われて、握手して終了!!

そして本当に30分でパスポートにスタンプもらって二年後に10年ものカードに切り替えるための説明の紙を貰って「Congratulations!」という暖かい言葉まで頂いてビルを出たのでした。

ビルを出た途端、ダッシュで例の隠し場所に向かい無事武器も回収。
正直インタビュー待ってる間これがちゃんとあるかそっちにばかり気がいってあんまり緊張しなかった(笑)ま、良い効果だったと思おう。

モノホンのカードが届くまでは2週間くらいだそうです。楽しみだな~でも、やっぱあののっぺり顔写真なんだろうな~。

と言う事で私の経験から言える事は
●武器は持って行かない。
●出生証明証は領事館でオフィシャルな物を作る。
●家族写真、更に親類と写ってるわかりやすい状況の写真は強力アイテム!
●証拠書類はあればあるだけ持って行こう。

こんな所でしょうか。これから面接でこれを読んでる人が一人でもいて、参考になれば嬉しいなにひひ