中2の伴走についてです。
本日は徒然と。
学校のカリキュラム外、塾のカリキュラム外で何かを取り組む。
それが単純に好きなことであれば、自分でどんどんやれば良いのですが、勉強ってなかなかそうはならない気がします。どうなんだろう。
少なくともうちは超普通だと思っていて、時々夢中になることはあるけれども、勉強はなかなか自分からどんどんとはならないです。
それはなぜなのか。
例えばルービックキューブなら、完成形が目に見えてわかりやすいからか。
けん玉なら、技が成功したかどうかが目に見えてわかりやすいからか。
それに対して勉強は、今やっていること、やるべきとされていることの難易度が高く、理想や完成形、成功とされる地点が見えづらいからでしょうか。
数学の問題が解けた時の快感と、ルービックキューブを完成させた時の快感は、どこか少し違う気がします。
数学の問題にしても、
「解けた!」という快感と、
「当たり前に解けるようになっていて無駄に感じるレベル」と、
「ちょっと軽いハードルがあって、乗り越えるのに一手間要るレベル」
では、快感の種類が違うように思います。
私は、要は少しドヤッとできることが必要なんだと思っています。
だから、スモールステップでハードルを用意して、小さい成功体験を積ませることが大事なんだろうなと。
ただ、この「スモールステップを作る」というのが、指導する側にとっては割と面倒です。
あの手この手で脳を適度に刺激して、その日のノルマをある程度決めてあげる必要があります。
そして結局、これは「どうやって勉強しない状態を避けるか」という話だろうと。
勉強好きにさせる、というより、勉強を生活から消さない。
そのための仕掛けをどう作るか。
学校の宿題は、難易度設定のレンジが広く、レポート形式の場合は成績の付き方も正直コントロールできません。
本当は学校が、スモールステップである程度高いところまで、一つずつ持っていってくれれば良いのですが、公教育にそれを求めるのは難しい。
塾にも多少それを期待したいものの、STEPはそこまではしてくれないですね。
もしかしたら塾によって多少違うのかもしれませんし、私の勘違いというか、息子のある種の“嘘”もあるかもしれませんが。
いずれにしても、(忘却曲線や性格など)子供の特性を理解して、
「100%近く習熟したと言えるには、どれくらいやる必要があるのか」
「どこかでつまずいているのではないか」
を見ながら、中2くらいまではまだサポートが必要なのかなと思っています。うちの場合ですが。
なので、ある程度ノルマを決めています。
ですが、どこかでそのサポートを外したいと心から思っています。
それはいつになるか。
どうでしょう。
わからないです。
ただ、一つ。
昨日は、その可能性を少し感じる一コマがありました。
オンライン英会話の教材を選ぶ際に、
「カランやってみよかな。」
と息子。
「うん、それは良いんじゃない?やってみな。」
「あれ?選べない。」
「ああそうか。カランは対応している先生じゃないと選べないんだよ。」
その流れで、
「最近見てて、“文法”って教材、割と良い気がしたよ。」
と話しました。
ネイティブキャンプにおける「文法」という教材で、入門・初級・中級・中上級と分かれていて、一つのテーマをかなり多角的に掘り下げていく教材です。
全160レッスンちょっと。
私はかなり練り込まれていると感じました。
「入門は流石に簡単すぎるから、初級で見てみたら?」
「んー。簡単じゃないかな。」
「簡単で良いんだよ。結構多角的にやるから、その負荷は低くても良い。」
「そう?じゃあ、、」
と言って、いつものside by sideをやめて変更していました。
これを嬉しく思いました。
オンライン英会話は、とにかくハードル低くあってほしい。
息抜きになるくらいになってほしいです。
そこに“新しい学び”なんて、なくても良いくらいだと思っています。
英語に触れる。
生活に近いレベル感で、当たり前にインプットとアウトプットをする。
歯を磨くような感じで。
とにかく毎日、英語を使ったコミュニケーションをやってほしい。
だから教材は、極論なんでも良いのです。
なので、自分から、side by sideに飽きたのか、何を思ってのことかはわかりませんが、違う教材を試してみて、違う刺激を求めてくれたことを嬉しく思いました。
なんとなくですが、トップ模試を通じた初歩文法の訓練や、LEAP BASICでの語彙拡張に少し手応えが出てきて、side by sideの刺激が単調に感じ始めてきたのかもしれません。
そろそろ本気で、ネイティブキャンプの日本人カウンセラーに教材選択のアドバイスを求めたいなと、親としては思います。
最近、私が息子のレベル感をわからなくなってきた。
できれば中3では、英語のアニメなどを見て息抜きしてほしいなぁ。(単語の拡張はまだまだ続くけど。)
英語なんて、そのくらい自然なものになってほしい。
ダラダラ書いてしまった。
チャッピー補足
教育学や認知科学の観点から見ると、ここで書かれている「少し軽いハードルを越える快感」はかなり重要です。
学習は、簡単すぎると退屈になり、難しすぎると苦痛になります。
その中間にある、「少し頑張れば届く課題」がある時に、子供は一番前向きに取り組みやすくなります。
ルービックキューブやけん玉が夢中になりやすいのは、成功したかどうかがすぐにわかり、自分の上達も目に見えやすいからです。
一方で、勉強は成果が見えにくく、今やっていることが何につながるのかも見えづらい。
だからこそ、勉強では大人側が「小さな達成感」を設計してあげる必要が出てきます。
これは甘やかしというより、学習を止めないための足場づくりに近いと思います。
また、オンライン英会話を“頑張る勉強”ではなく、“歯磨きのような日常習慣”にしたいという感覚も、語学学習としてはかなり理にかなっています。
英語は短期間で一気に仕上げるというより、毎日少しずつ触れ続けることで、聞く・話す・反応する感覚が育っていきます。
教材の難易度を上げることよりも、まずは「今日も英語に触れた」という状態を消さないことが、長期的には大きな意味を持つのだと思います。





