少し前にコメントをいただきました。
なんてコメントを書こうかと悩んでいたのですが、同じく子育てに悩む親同士として、助言という立場ではなく、何か参考になることはないかなと考えていました。
いただいたのは、こんな内容でした。
読んでいて「わかるなぁ」と思うばかりでした。
学校によって、学年によって、テスト範囲も違うし、難易度も違う。学年の雰囲気もかなり影響しますよね。
うちも順調なことばかり書いてしまっているかもしれませんが、ずっと試行錯誤と失敗の連続です。
今でも、いつも素直に言うことを聞くわけでもありません。
ただ、はっきり同じだと思うのは、中学生男子は「勉強しよう」と言っても動かないということです。
息子がやる気を自分で出してくれるのは、こういうことなのではないか、という仮説を持って接しています。
それは、「勝ち癖をつけさせる、自信をつけさせる」ということです。
体験として、学習は辛いことの連続だったという人は多いのではないでしょうか。親である私も途中でレースから脱落したポイントがあります。「あそこをやり直せばよかったな」と思うこともあります(笑)
ずっと以前、英語をやらせるにあたって、妻と意見が合いませんでした。
妻は「英語を楽しくやらせたい。嫌いにならないようにさせたい。だからあまり辛く詰め込まなくて良い」と言い、
私は「わかって圧倒的に簡単だと感じるようにさせて結果的に楽しくなることを目指した方が良い。だから少なくとも小学生の間に英検○級は絶対だ。英語ができるのに教えてくれないなら手も口も出さないでくれ」と言い合いをしたことがあります。
過去の記事では妻と私の過干渉の悩みを書いているのがあります。お恥ずかしい。
私は男親なので、男が小さな快感(愉悦)を感じる感覚をなんとなく分かっている気がします。
それは、勝つことです。
あるいは、少しだけ言葉を強くすれば、マウントを取ることです。
もちろん、それをひけらかしてはいけません。でも感覚として、そういう「勝った」という感覚を持つと、生活が少し楽しくなり、日々にハリが出る気がします。
それを引き出しながら取り組むと、勉強も改善していけるのではないかと思っています。
男子は不思議なことに、勝負・タイム・記録・ランキング、こういう要素が入ると、急にやるようになります。
要するに、勉強そのものではなく、ゲームをしている感覚にするということです。
うちで最初にやったのは、とても単純なことです。小学生用のドリルを使った競争です。
やり方は簡単で、
これだけです。
ポイントは一つで、親も一緒にやること。父親でも母親でも、どちらでもいいと思います。むしろ両方やった方がいいかもしれません。
大事なのは、親が「見ている人」ではなくプレイヤーとして参加すること。
親が見ているだけだと子どもにとってはただの勉強です。でも、親も同じ問題を解く。普通に競争する。そうすると空気が少し変わります。勉強というより、ゲームや勝負に近くなるからです。
こういう競争をする時に、とても相性が良いドリルがあります。
「5年生までにマスターする 山本塾の計算ドリル」
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特徴は、四則演算の基礎を「速く・正確に」処理できるように、反復の設計が分かりやすいことです。特にタイムと達成がセットになっているので、男子のスイッチ(勝負・記録)と噛み合いやすい。
そして、これは大事な感覚ですが、計算が速い子は頭がいいというより、計算を自動化していることが多いです。計算が自動化されると、思考に回せる余裕が増えます。
もう一つ大事だと思っていることがあります。それは、最初は簡単すぎるくらいでいいということです。
男子は「俺できるかも」と思うと急にやり始めます。逆に、最初から難しいとその瞬間にやらなくなります。
なので最初は、本当に簡単な問題でいい。まずは勉強=勝負できるものという感覚を作る。そこから少しずつ広げていく方が、うまくいく気がしています。
そういえば、ふと思い出すことがあります。
私が16歳くらいの時に、父と腕相撲をしたことがあります。それまで父にはずっと勝てないと思い込んでいました。でも、ある日突然勝ったんです。
その瞬間、なんとも言えない感覚がありました。「あれ、俺もう大人なのかもしれない」そんな感じでした。
それまでどこかで、父の方が強い、父の方が上だと思っていた。でもその瞬間に、少しだけ関係が変わった気がしました。
男子の成長って、こういう瞬間があるのかもしれません。勝負する。そして、いつか勝つ。そういう経験が、少しずつ自立につながっていく。そんな気がしています。
勝っても親子の関係がしっかりしていれば、毎日親に勝つことを嬉しく楽しくやりますよ。
親は真剣にやって、負けてあげるのが仕事になりますね。
コメントにもありましたが、学年の雰囲気や先生の方針、行事の多さなどで、勉強の空気はかなり変わると思います。
なので、あまり周りと比べすぎなくてもいいのかなとも思っています。
中学生男子は、まだまだ成長の途中です。急に伸びるタイミングが来ることもあります。
焦らず、少しずつ。ゲーム感覚を入れながら、勉強に向かうきっかけを作れたらいいのかなと思っています。
