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【Lightning skyシリーズ

◆アーマード
遊矢とヒカルが纏う奇跡の形。
ヒカルは救世神の加護を受けた「クロスメサイアアーマード」、遊矢は人々の願いを奇跡に変えた「ライトニングスカイアーマード-A.Vision」をそれぞれ宿す。
いわば心の力であり、それは強力。かつての戦いでは幾度となくこの奇跡を発現してきた。

◆混沌の刻印
托都の左腕に刻まれたカオスの証。
錬金術師との戦いで腕ごと裂かれてしまったが、ドン・サウザンドの力で修復された。
これが托都にとってのデュエルディスクであり、攻撃防衛の手段。
以前までと違い、光と闇のバランスが取れているのか、そこまで苦ではなくなったらしい。





【第1期 ジェレスタエクシーズ編】

◆ジェレスタエクシーズ
LS第1期メインシナリオのキーワード。
「ジェネレーションスター・モンスターエクシーズ」と呼ばれる特別な力を持つモンスターエクシーズのこと。
遊矢の持つ《希望騎士 ホープ・オブ・ソード》、ヒカルの持つ《ギャラクシー・カオス・ダークネスドラゴン》などが該当し、全部で15枚が存在する。
ジェレスタエクシーズは、たった1枚で願いを叶える力を持ち、15枚が揃った時には大いなる願いを叶えることが可能となるが、闇を持つ者が全てを手にし、願いを叶えようとすれば、世界は崩壊してしまう、という危ない力を持っている。
この願望器としての力は、2枚のジェレスタエクシーズを持ってして、後述の不治の病に冒されていたヒカリを回復させるほどの力がある。

第1話で偶然にもこれを手に入れた遊矢は、ヒカルや托都といった強敵達と闘い、1期最後に15枚を全て集め、「ジェレスタエクシーズに秘められた特別な力を全てなかったことにする」という願いを叶えたため、ただのモンスターエクシーズへ生まれ変わった。


◆伝説の決闘者
デュエルモンスターズ誕生から、歴史上名を遺した数々の決闘者達の総称であり、決闘王・武藤遊戯を示す言葉。
今作では九十九遊馬、天城カイト、神代凌牙を指す場合がある。

遊矢が憧れ、そして並び立つことを夢見るのは、WDCにおける遊馬の活躍があってこそ。
5年間いつか、いつかと走り抜けたある日、遊矢は運命と出逢う。


◆新ハートランド学園
旧校舎の老朽化に伴い、2年前新築されたハートランド学園の新校舎。
旧校舎の形状、空間等を参考に、生徒にとって快適な空間を実現しているが、建築上の不具合で、屋上付近に人一人が入れるスペースが存在している。
制服も新調し、ブレザーとセーラー服に変更され、各自が持つ学園指定鞄が学年別のものになっている。


◆WDG
「ワールド・デュエル・グランプリ」。
プロデュエリスト達により推薦を受けた少数精鋭が繰り広げるデュエルの世界大会。
推薦したデュエリスト、されたデュエリストが参加するケースが近年では非常に多くなり、遊矢が参加した年を最後に、アマチュアの参加は不可能となった。


◆ライトニングスカイアーマード
遊矢が手にした「雷光の装甲」の力。
エア・ストリームソードの加護を受けており、その性質はゼアルに似たものであるとされている。
また、アーマード全てに共通しているものとして、アーマードを纏い負けた時には魂を失う制約があるのだが…?



【第2期 ドリーミスト編】


◆ドリーミスト
LS第2期メインシナリオのキーワード。
世界中を股に掛ける大人気サーカス団。座長は「ミス・セイクリシア」というフランス人女性。
その真の姿は人体実験によるバイオデュエリスト製造や邪神復活を行う異世界の人間が集う悪の集団。
第2期において、仲間達から遊矢の記憶を消し、邪神・グレン復活のため暗躍する。
遊矢の幼馴染の狩也を誘拐し、ヒカルの弟・ヒカリの意識を奪い、普通の人間であるアルトを殺害する等、悪行は数えきれない。
最後はミス・セイクリシアの死亡により壊滅したが、アルトによって再建され、普通のサーカス団となった。


◆英雄の光
伝説の決闘者達が築き上げてきた心の形。
武藤遊戯の「友情」、遊城十代の「成長」、不動遊星の「絆」、遊馬の「諦めない気持ち」が具現化したものであり、これら全てを力とした時、奇跡の力が手に入る。
英雄の光を集めることが2期前半のメインシナリオに相当し、遊矢は、そしてヒカルはこの物語を経て成長を遂げる。

英雄の光。最後の1つは遊矢、ヒカルが自らの心で作り出すもの。
遊矢が作り出したのは「仲間を信じる心」。
ヒカルが作り出したのは「仲間を守る力」。
彼らの英雄の光は「仲間」のためにある。


◆アルテミスギャラクシー
遊矢のアーマードと同じ力を持つヒカルが掴んだ人に起こせる奇跡の形、「月光の銀河」。
弟への懺悔、自らに課した贖罪によって顕現し、遊矢不在であった二つ目の世界において英雄の光回収を成し遂げる。


◆エクシーズシンクロ召喚
シンクロモンスターとモンスターエクシーズのチューナーを使用するシンクロ召喚。
現在において使用すること自体がタブーとなったシンクロ召喚の革命とも言えるこの召喚法はアミと遊矢だけが使うことができる。
また、遊矢たちがこうしてシンクロ召喚を使った結果、世界またシンクロ召喚を使うものが現れ出したとか。


◆破壊神・グレン
ドリーミストが復活させんとしていた破壊神。1期にて托都を利用して暗躍していた者の正体。
過去に「豊穣神」として人々から信仰されていたが、ある日から邪神として扱われ、その怒りから本当の邪神と化してしまう。
結果、封印され現在まで眠りについていたが復活し、「絶望の大穴」でその力を高めていた。
慶太や遊馬たちの協力あって、辿り着いた遊矢たちとデュエルを繰り広げ、16枚目のジェレスタエクシーズを駆使して追い詰めたが、遊矢の新たなアーマードの力の前に敗北。
最後の足掻きに遊矢たちを絶望の大穴に閉じ込めようとしたが、アルトによってそれも叶わず死亡。
その後虎に転生し、アルトと共に旅立った。


◆エクススパイラルアーマード
英雄の光が全て揃い、アーマードが奇跡の力を手に入れ進化した姿。通称「旋風の装甲」。
グレンとの戦いで遊矢が覚醒し、その後は英雄の光自体が遊矢から失われてしまったため、遊矢自身がエクススパイラルの力を使ったのはその後のイグランジア戦のみ。


◆流星の夜
ハートランドシティ郊外で極たまに見られる流星群のこと。
2期最後、アルトを犠牲にしたことを落ち込む遊矢をアミが連れ出し、この流星を見せた。


【第3期 神の五王編】


◆神の五王
LS第3期メインシナリオのキーワード。
イグランジア、アポロス、アフロティナ、ゼウラ、ポセイラの5人で構成された神々の評議会のような存在。
グレンを倒したことで世界がより絶望的な破滅を迎えると予見したイグランジアにより遊矢を倒すことを目的に襲い掛かる。
しかし実際、ポセイラ以外の4人は別の意思に洗脳され、そう思い込まされているに過ぎず、残るポセイラ自身はこの四人を後に裏切り、その後ゼウラやアフロティナ、アポロスも激闘の末に消滅し、イグランジアは眠りにつく。

ポセイラの真の姿は「真実誠」。
イグランジアとアフロティナは行方不明になっていたヒカルの両親の肉体を借りていたことが後に分かる。


◆マイナスエクシーズ
神の五王が作り出したマイナスランクを持つモンスターエクシーズ。
召喚時に自身以外のオーバーレイユニットを全て墓地に送り、相手モンスターの効果を無効化し攻撃力を1000ポイントダウンさせ、更に自身の攻撃力を墓地へ送ったオーバーレイユニットの数×300ポイントアップさせる共通効果を持つ。


◆ドン・サウザンド
5年前異世界間の争いに暗躍し、遊馬に倒されたバリアン世界の神。
今作では消滅はせず、ヌメロンコードの欠片を持ち、バリアン世界の外には出ることのできない封印された状態で登場。
18年前、七皇を打ち破るものが現れることを危惧し自らの力を持つ子を作るために分身を人間界に放ち、人間の女性との子を成す。
その時に女性が産んだ子供こそが「堰櫂托都」。

3期終盤、ヌメロンコードの力を求めた托都と見え、激闘の後、バリアンの力とヌメロンコードの欠片を授ける。
その後、力を使い果たし消滅した托都をその直前の状態で救出し、托都が復活するためにバリアン世界で休息をとらせ、A.Visionでは混沌の刻印を修復する等、息子への協力姿勢を取り続けている。


【第3期 鏡編】


◆隷属の呪い
2期において、トルテがヒカルにかけた呪い。
トルテ自身、ヒカルを弟の転生した姿だと一目見た時から信じ込んでおり、反抗意思を消すためにこの呪いをかけた。
鏡との戦いで、体力の限界に倒れたヒカルにトドメを刺し一度は操り人形化に成功するが、精神世界で遊矢と約束をしたヒカルによって強引に解呪される。


◆心層の貝殻
ヒカルが初登場時から持っている貝殻の形をしたペンダント。
元々はヒカリがヒカルにプレゼントしたものだったが、リンの手で異世界の力を持つものだと判明し、真の姿である紅い宝石の貝殻の形となった。
ヒカルの命と繋がっているため、これが砕けることは彼自身の死に値する。
物語終盤で世界の平和が取り戻されたことで命とのリンクは絶たれ、消滅した。


◆エクススパイラルギャラクシー
ヒカルが遊矢からもらい受けた英雄の光と自らの力で作り上げた「旋風の銀河」。
鏡との戦いで初登場し、遊矢を救うため、自らを顧みないヒカルの力となった。
その後、遊矢と違い英雄の光を体に留めたままにした影響で左目が銀のような青に変化し、失明してしまう。


◆絆のディアレスト
伝説の決闘者・武藤遊戯とアテム、遊城十代とユベル、不動遊星とジャック・アトラス、九十九遊馬とアストラルのことを指し、絆で繋がった相棒関係を表す。
鏡に利用されたこと、ヒカルを傷付けたことを気にし続ける遊矢に対してヒカルがこの関係を目指そうと提案したのが始まりであり、困難に立ち向かう二人は時間を重ね、伝説の決闘者たちのように絆を育んでいく。


◆皇の鍵
遊馬が持っている鍵の形状のペンダント。
本来ならば遊馬の持つ1つだけのはずが、遊矢の「仲間を守る」という気持ちに呼応し、2つ目の皇の鍵が生まれた。
物語終盤で世界の平和が取り戻されたことで遊矢の持つ皇の鍵は消滅した。


◆ギャラクシーアーマード
誠の卑劣な罠に負けない二人の心が奇跡を起こし、皇の鍵と心層の貝殻が共鳴を起こして生まれた「銀河の装甲」。
ギャラクシーの力を持っており、これが発動してる間ヒカルはギャラクシーの力を使えないが、二人のモンスターの力を合わせたモンスターは圧巻の一言。


◆レギオンエクシーズ
同じランクのモンスターエクシーズ2体以上で行うエクシーズチェンジ。
現在は遊矢、ヒカル、托都、狩也がこの召喚法を扱うことが可能。初出はギャラクシーアーマード化した遊矢の《ギャラクシー・スパイラル・ドラゴンブレード》。


【第4期 神話の装甲編】


◆神のカード
今作における太陽の神、月の神、新月の神の3体。
これらを手に入れるためには、遺跡に出向き儀式のデュエルを執り行う必要があり、遊矢、アミ、ヒカルが神のカードを手に入れるためデュエルを行った。
しかし、鏡の力の前にカードは消滅してしまう。


◆ライトニングギャラクシー
新月の神のカードを賭けた儀式で、ヒカルが覚醒させた「雷光の銀河」。
余談だが登場回数が少なく、あまり記憶には残らない。


◆闇の結界
鏡がハートランドを包むように張った結界。
人間の負の感情を心の闇として取り込み、魂を維持できなくなった人間を吸収する。
ハートランドシティではこれに関係する行方不明事件が発生し、数々の困難に潰されそうになったヒカルも取り込まれかけた。


◆ファントム
闇の結界を用いて鏡が復活させようとした邪神。
結果的に復活した後は鏡に敗北し、闇の力を取り込まれてしまう。


◆絶望の大穴
2期でグレンが力を高めるために潜伏していた異次元の狭間。
穴を抜けた先は肉の壁のような空間であり、永遠の闇が広がっている。
4期ではファントムや鏡、トルテ達が待ち構えており、遊矢とヒカルがバリアン世界から乗り込んでいった。


◆フェイトシャイニングアーマード
トルテの過去の悲しみを知り、月の守護者の力を得たヒカルが運命を変えるために手に入れた「運命の装甲」。
人間の運命を変える力を持ち、弟を失うというトルテの運命を変え、彼女を救った。
また、これ以降ヒカルもアーマードを覚醒させていく。


◆九十九遊馬と風雅遊矢
5年前、皇の扉を開いた遊馬が失ったほんの少しの魂の輝きが力を得た魂のない空っぽの人間、それが遊矢の正体。
つまり、今作ではアストラル=遊馬=遊矢という図式がとられ、遊馬が死んだ時遊矢も死に、二人がデュエルし決着がついた時、二人のどちらかがどちらかを吸収し、ひとつになる、という宿命を持っていた。
4期において、「裏切り者」の汚名を被りながら立ちはだかった遊馬の目的は、鏡の手から世界を守るためデュエルで遊矢に「かっとビング」を教えること。
その結果、遊矢がゼアル、そしてホープに選ばれ、遊馬は敗北し、遊矢とヒカルの救出叶わず闇の中へ消え、遊矢と一つになった。


◆ロイヤルゼアルアーマード
遊馬との激闘の中、遊矢が覚醒させたゼアルとアーマードの融合体。
それは同時にホープの新たな力を呼び覚まし、これを見た遊馬とアストラルは「ホープが遊矢を選んだ」と言った。
また、ホープの進化系であるホープ・ブレードが登場したデュエルは続編を含めなければ勝率100%を誇る。


◆エクスゴッドアーマード
遊矢とヒカルの絆が一つになり現れた「神話の装甲」。
鏡の卑劣な攻撃で絶望した遊矢をヒカルが救い、二人の力が合わさって生まれた力であり、モンスターも、過去遊矢が使ってきたアーマードで誕生したモンスターを必要素材としている。
また、現在は遊矢単身でこれになることが可能。


◆七紡鏡と真実誠
平安の世に産まれ出逢った二人。遊矢とヒカルの祖先。
本編Lightning skyのメインストーリーキャラクターに当たる。
全て始まりは真実誠からだった。赤い髪と紫の髪、呪いと災厄を同時に持った子は幼少から人々より疎まれ、母は災厄をもたらしたとして殺された。座敷牢から逃げ出した少年は父親を刺し殺し、外へ逃げ出す。
日差しを浴びることにも人々との接触にも怯える誠を助けた人こそが七紡鏡と玉藻襷だった。
七紡の若き当主だった鏡は誠を守り、やがて二人は絆を紡ぎ合い、そして鏡は決意する。
「僕は神様になって世界を変える」
そう言った少年は豹変した。
神に成るために一族を皆殺しにした。最愛の姉すらも、そして誠はそれに従い、生き残った人間を殺した。
しかし誕生したのは邪神そのもの、鏡は襷に封印され、現代まで眠りについた。
誠は鏡が目覚めるその日まで、女を孕ませ神の子を産ませた。
こういった経緯で現代に産まれ落ちたのがヒカルであり、遊矢は鏡の姉が産んだ赤子からの血筋である。
現代に封印は破られ、動き出した鏡はまず肉体を得ようと遊矢の肉体を奪い取る。
死を間近に控えていると感じていたヒカルを意のままに操ろうとした誠は逆鱗に触れ、一度は殺され、そのヒカルが起こした奇跡によって鏡は遊矢から引き剥がされた。
その状況下、生きていた誠はデュエルのできないヒカルを捕らえ、遊矢を誘き出す。
「鏡の夢に従う、それが親友のすべきこと」
しかしそれは遊矢たちの絆の前に敗れ去り、二人と友になれたと涙し、鏡と出逢わせてくれたこの世界でと誓って消滅する。
それから半年後、鏡の最終計画は始動し、世界は闇に包まれるが、遊矢とヒカルの絆の結晶である「エクスゴッドアーマード」との決戦に敗北。
それにもなお地の利を生かし足掻くが、光に包まれた世界で襷や遊矢の呼び掛けに答え、生まれ変わり誠と出逢いたいと言って消滅した。



【Ex オルフェウスの救世主】


◆ファンタズムアルカディア
1万年に1度、4つの世界の狭間から浮上する幻想の理想郷。
救世神の伝説の眠る土地としてオカルトマニアの間ではかなり有名。
異世界とのリンクが強く、デュエルの際に異世界の影響を受けやすい。
ハートランドシティ主催のデュエル大会「デュエルアーチウォーズ」の開催地として選出され、物語の舞台となる。
その理由は、この島に眠る救世神オルフェウスを復活させることのできる人材を選ぶため。


◆破壊者
ディストラクター。
遥羽シアラを利用し、世界を破壊し尽くさんとした。
破壊者に敗北した者は文字通り破壊され、カードごと消滅してしまう。
ヒカルに拒絶されたシアラを飲み込み一体となるが、救世の力で引き剥がされる。それでもなお今度はヒカルを狙ったがアドルインに妨害され、最後は復活したオルフェウスによって次元の彼方へ葬られた。


◆遥羽シアラ
幼少期のヒカルと兄弟のように仲良くしていた幼馴染。
ハートランド職員による暴行事件の際に亡くなっており、今作では破壊者に残留思念を持った霊魂が利用され、暗躍する。
破壊者の意識操作でヒカルに対する執着心が上がっているが、実際はヒカルに一目会いたかっただけだった。


◆クロスメサイアアーマード
アーマード化の力を失った遊矢とヒカルがオルフェウスの力を得てアーマード化した「救世の装甲」にして、救世主伝説に登場する「メシア」の正体。
この力に目覚めたのはヒカルの方であり、エクスゴッドアーマードのように一時的に同調はしたが、現在はヒカル単身で使用。
A.Visionにおいても健在で、これが一つと原因となり事件を起こす。


◆救世神 オルフェウス・オラシオン
ランク12の最上級モンスターエクシーズにしてファンタズムアルカディアに記された救世主伝説に登場する救世神。
世界を救い、人を救う奇跡の力を持つ。
太古より眠りについていたが、破壊者の鼓動によって目覚め、救世主メシアによる覚醒を待っていた。
破壊者を倒し、シアラを救うため戦う二人に力を貸し、再び現れたが、その後また眠りにつき、その奇跡の力でヒカルの手助けをする。




【Moon Marine Memorial】


◆Moon Marine network Memorial
MMMメインシナリオのキーワード。
現在、全世界のインターネットシステムを総管轄するネットワークサービス。通称「MMnM」。
世界中で使用される膨大なエネルギーを確保するため、数十年前に月のエネルギーを利用しようと考えた人類によって、中枢を月に設置された。
しかしその後、人類は予想することさえできなかった強力な存在が「第二の人類」とも言える地球をコピーした電子世界を形成し、MMMのメインストーリーにおける舞台となる。

◆ネットワークガーディアン・ゴッデス・ルナ
MMnMを総管理する管理AIにして、月の誕生から現在を生きる月の女神。電子世界を作ったのは彼女。
またの名を「バビロニアの大淫婦」。
MMMのストーリーにおいて、何者かによって意識を電子世界に拐われてきた遊矢たちを助けるため、托都を電子世界に呼び、遊矢たちへ協力姿勢を見せる。
彼女は特定の姿を持たず、彼女を見た誰かにとって一番都合のいい姿で現れるため、MMMではヒカルの姿で現れた。


電子世界
ルナがMMnMの中に創った地球をコピーした世界。
遊矢達は眠っていた際に、何者かによって意識だけをMMnM内に飛ばされ、電子世界の事件に巻き込まれる。
魂と思念だけで生きている状態だが、生死の概念が存在するため、なんらかの方法で死亡に値する魂の消滅があった場合、現実でも死亡する。


【A.Vision】


◆レーヴァテイン
北欧神話においてロキが鍛え、女巨人シンモラが管理していたとされる剣。
「害をなす杖」「裏切りにみてる枝」の意を持ち、ヴェリタスの錬金術においては裏切りを促す力を持つ。
レーヴァテインの欠片を用いて、ヴェリタスが造り出した髪飾りは身に付けた人物の精神や心に干渉し、破壊していくものとなっている。
誰彼問わず触れた者の心を壊す代物だが、心を持たない者には効力がない。また、レーヴァテインの欠片が破損すれば効力を完全に失う。


◆ソウルドールズ
ヴェリタスが率いる四大元素を元とした集団。
人形に魂を宿らせることで稼働し、ヴェリタスの命令で動く。
それぞれが個性を持ち、また、人間の一部から造ることでその性格や容姿を複製することも可能。
ソウルコアと呼ばれるもので稼働するため、バックアップが用意されている。裏を返せば、ソウルコアの供給がなくなることでソウルドールは停止する。
ヒカルはヴェリタスの記憶からこれを紐解いてプロムのコアを手に入れた。


◆異端者狩り
15世紀から18世紀にかけてヨーロッパを中心に発生した社会現象である別名「魔女狩り」。
町で難病にかかった少年に、万病に効くと言われる霊薬をヴェリタスが譲り渡した事が直接的な原因となり、ルクシアは火炙りの刑に処された。
霊薬の存在や、様々な善意による行為は次第に町の人々に不安を与えていくこととなっていく。
ルクシアは父を守るため人々を説得するも、その願いは叶わぬまま処刑されたのだった。
微かな希望を与えたことで裏切られ、奇跡に近い存在だったがゆえに絶望していくこととなった。


◆魔城・ニヴルヘイム
ヴェリタスが拠点とする異世界に鎮座した煉獄の魔城。
そのものが巨大な兵器として稼働し、世界を滅すために存在している。
異端能力を排除する電波を放ち、遊矢やヒカルのアーマード化を不可能にすることもできるなど、その技術は錬金術の一言で片付けられるものではない。
終盤、空を割り人間界に顕現したニヴルヘイムは、ハートランド上空にありながらも世界中の人々がその目から捉えられ、地上に落下することで視覚的に人間を殺す装置として起動する。


◆ミドガルドの扉
人間界とニヴルヘイムを別ける境界の扉。
ここを開けることでニヴルヘイムは人間界に侵攻できるのだが、ヴェリタスや魂の人形には開けるどころか触れることもできない。
この扉を開けさせるにヴェリタスはヒカルを狙った理由でもある。


◆未完の聖杯
人の叡智と神の遺伝子によって起動する半人工の聖杯。
万能である完成された聖杯とは違い、万能であるが故に欠陥を持ち、その欠陥がどういった力を及ぼすかは分からない。
ヴェリタスは未完の聖杯を用いて賢者の石を作り出し、その時発生した欠陥でラグナロクを引き起こそうとしていた。
また、人間の中に存在する未完の聖杯は核として存在し、肉体が失われることでその存在を失うこととなる。
アーマードの加護で守られたヒカルのみが例外であり、肉体を損なうことなく未完の聖杯を扱うことが可能なことから、ヴェリタスはヒカルを狙っていた。
しかし最終的には、とある理由によりヒカルから未完の聖杯は失われた。
かと思われていたが…?


◆アーマードコアデュエルディスク
アーマードの負荷を最小限に抑えるため、錬金術師・ルクシアが造り出した二人専用の新型デュエルディスク。
元々はヴェリタスに破壊されたデュエルディスクを造り直すことから始まり、結果的にアーマードの核を内蔵することとなった。


◆フリューゲルアーツ
ルクシアが造り上げた三つの決戦用技法。
理解・分解・再構築を掲げ、3つのモードを操る翼の力。
心の闇を受け入れる黒化(ニグレド)フォーム、罪を認め背負い歩む白化(アルベド)フォーム、心に秘めた想いを具現化した赤化(ルベド)フォームを持つ。
托都のみが元々闇である黒化を保有していたため、初期状態から白化が可能だったが、現在は通常通りに使用可能。
ヴェリタスとの決戦の際、人々の救いへの願いと希望が集束し、遊矢の魂に秘められた遊馬としての希望が共鳴し、限界を越えた名も無き4つ目のフォームを解き放つ。
黄金に輝く希望のアーマードは錬金術の最終極致とも言えよう。
最終回において、フリューゲルアーツは4つあると明言されたが…。


◆覚醒体
ヒカルに宿っている謎の人格。
精神的ショックや意識障害を引き起こした際に突如現れる。
荒々しい性格と他人の犠牲や死を厭わない行動、更には殺人もそつなくこなすヒカルとは全くもって正反対な人格だが、見た目でどちらの人格が表れているか判断することは難しい。
覚醒体の状態の場合は二色の目に紅い輝きが帯びている。
粗暴ではあるが、ヒカルのことを第一に考えており、その考えは可能な限り尊重するよう行動する。
過去、覚醒体が姿を表したのは3回。最初はハートランドにいた頃。2回目は真実誠との戦い。3回目はカイトの前の師と対峙した際。
そして一番の問題は、深層心理の世界以外ではヒカルがこの存在を全く自覚できないことである。


◆エースの世界線
鏡と誠が出逢うことなく、なにもかもが起きなかった平和な世界。
ヒカルは両親とシアラが健在なため泣き虫で病弱な普通の少年、アミは幼馴染みではなくクラスメート。だが、エースこと遊矢は両親との仲が非常に悪く、要するにグレてしまった状態。托都だけが遊矢の世界とはほぼ変わらない、復讐に走らなかった代わりに無感情を絵に描いた人物になっている。
いじめられるヒカルをエースが助け、アミがエースと友達になろうと奮闘する日常生活。
それは、アミと狩也が行方を眩ませた夜から狂っていく。


◆残酷な未来
エースの世界線で起こった悲劇。
ヴェリタスの野望の達成を許してしまった絶望の世界。
ラグナロクによってハートランドをはじめ様々な世界各国都市は壊滅、世界人口の約8割が死亡。生き残った1割はヴェリタスから逃げ隠れる生活を送り、1割はラグナロクから世界を救った救世の神を信仰する信徒と化した。
平和だったハートランドで、突如アーマードを覚醒させたヒカルがニヴルヘイムに向かうも敗北し、ヴェリタスに利用され世界を荒廃させてしまう。
エースは意識不明となった親友を看病しながらも、逆転への手を考えていた。
こうした状況で手に入れたアーマードの力によって時空を越えたエースは未来を変え、この残酷な世界を元に戻すべく遊矢たちのいる世界にやって来る。
また、エースが托都を必要以上に恨んでいる理由は、「ヒカルを守れなかったから」ということだが、この未来における托都は行方が分からなくなっている。



◆偽界樹
地球の地中深くに根を生やす巨木。
ハートランドに大樹を生やし、世界中に子供のような木を持っている。
元々、ラグナロク完遂後に強大すぎる力を持つ未完の聖杯と救世の装甲を閉じ込めるための封印の意味があったが、その計画はほぼ無意味に終わった。
しかし、最後の砦としてその役目を残す偽界樹は世界の崩壊を促進させ、膨大な力であるフリューゲルアーツやカード達、未完の聖杯を中枢に固定し、ラグナロクは始まった―――が、ヴェリタスの敗北により、ラグナロクは終わりを告げた。
ルクシアとヒカルの呼び掛けを受け、錯乱したヴェリタスは偽界樹の中枢を爆破し、地球ごと自らの心中を謀る。
その後中枢は未完の聖杯によって異界へ葬られ、その心中すら失敗に終わる。
最終戦争は人の手で終わり、そして未来は希望へと続く。

◆ライトニングスカイアーマード-A.Vision
ヴェリタスとの最終決戦、遊矢が手にした光輝く希望と未来はフリューゲルアーツの名も無き黄金の力と共に新たな装甲へと昇華される。
始まりのアーマードは「雷光」、そして強さと共に失われた雷光は人々の希望と願いをもって再び降臨した。つまり、A.VisionとはAgain(再び)なのだ。


◆ラグナロクとその顛末
ラグナロクによる被害こそ再構築され元に戻ったが、人々の疑心暗鬼によって崩壊した世界は再構築されることはなく、復興で世界各国がざわめく。
一連の事件はその病のような人間の闇と偽界樹に準え「世界樹病-セフィロトパンデミック-」と呼称されるようになるが、引き起こした犯人と思われる人物をはじめ、世界を救った人物達の顔を誰一人思い出せず、結果的にその後の世界では世紀の未解決事件として扱われることとなった。
中枢を失った偽界樹はハートランドの外れに今も佇み、それを見て青年は思う。
「自分はなにかを救えたのか」
「この罪は決して許されるものではない」
と。
そして三人は決意する。
「この罪が人々が引き起こしたならば、それを語り継ぎ、いつか誰もが悲しまぬ世界を作ること」
たとえ罪が許されないとしても、それが人の業である限り、悲しみの連鎖を終わらせるその日まで。
涙したその目は、二色に輝いていた。