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遠い過去、

「おとーさん!」
「わぁ!なんだ、ルクシアか。危ないぞ?」
「ごめんなさい!でも見て!お父さんからもらったものですごいの創ったの!」
「……羽根…いや、翼…とても美しいな」
「フリューゲルアーツっていうの!お父さんにプレゼント!」
「ははっ!いいのかい?」
「うん!」
「ありがとう、大事にするよ」

過去は、どうあがこうとも取り戻すことはできない。

「おかえりなさい、ヴェリタスきょ―――ヴェリタス卿!?どうなされたのですか…!」 
「…ルクシア……、ルクシアが…」
「ルクシア様が…?」

たとえ、微かな希望があったとしても、それは幻想。

「未完の、聖杯…!これで、賢者の石を作り出せば…!」

「……ヴェリタス、卿…」

否、希望は絶望そのもの。すがる者を殺すもの。

だからこそ私は―――、



その絶望で、世界を新たな希望へ、導くのだ。






Last Answer.


~~~


「希望などという幻想に何故すがる?世界はもうじき全てが崩れ去る、ならば自分が生き残るために殺し合うのが人間だろう?何故確証のない望みに希望を寄せる?貴様達が勝てる見込みはないに等しいはず、何故立ち上がる…!?何故救うと断言できる…!?何故だ…!?人間は脆いはず、なのに、どうしてそこまで愚かなのだ…!?」

確かに、人間って脆いし、心も、信頼もすぐに壊れちまう。

でも、壊れた信頼は、互いの思いがあればやり直せる、どんなに砕けた心も、立ち上がる力を持てばまた何度だって蘇る…!

「希望は、必ず俺たちに力をくれる。友情も、勇気も、信頼もなにもかも!!」

「そういう道で出逢ったのが、俺達だ」

「愚かかもしれない。一時の過ちは誰だろうと犯してしまう、でもきっとやり直せる!そう望む人がいる限りは!」

「ッ!!」

ルクシアもプロムも望んでる、ヴェリタスと、もう一度やり直すことを!!こんなことをやめさせることを!

「希望は幻想に過ぎないかもしれないが、その幻想は、必ず自身に正しく降り注ぐ」

「だからこそ、諦めない!!絶対に!!」

「黙れェッ!!幻想で私を……娘を、ルクシアを救えるものかァッ!!」

「それでも救ってみせる!!この希望で!」

みんながくれた力で!!

「「託した!!遊矢!!」」


「フリューゲルアーツ――――、解放!!」


「消えろ希望!!風雅遊矢ァァアアアーーッ!!」


――――!!!


~~~


「遊矢ぁ!!」

「遊矢、さん……」


~~~


「…遊矢……」

「――消えた、消えたぞ!私の前に立つ幻想が一つ消えた!!虚像を愛することしかできない愚か者が!」

俺は、

「再び絶望せよ!そして世界の崩壊は加速する!」



雷光の空でオーバークロス―――。



「そこな二人もすぐに地獄に送って――――!?」


希望の光、これが…新たな。


「なんだ!?その輝きは!!」


「みんなが、世界がくれた希望の光だ」

そして、これから紡ぐ、世界の輝き。


「ライトニングスカイアーマード―――A.Vision!!!」


「A.Vision…だと……バカな!?希望が奇跡を得て進化したとでも言うのか!?そんな奇跡が起きるわけがない!!」

「これは奇跡なんかじゃない!」

「なに…?!」

「遊矢の思いが生んだ、絆の、希望の象徴だ!罠発動!《ギャラクシー・トランス》!墓地のギャラクシー・カオス1体を選択し、相手のフィールドに特殊召喚する!ただしこの効果で召喚されたギャラクシー・カオスをエクシーズ素材にできなかった場合、相手は2000のダメージを受ける!遊矢!」

「おう!!」

まずは、ヒカルの思い、受け取ったぜ!!

「現れろ!《ギャラクシー・カオス・ダークネスドラゴン》!!」
《ATK:4000/Rank:8/ORU:0》

「ギャラクシー・カオス、だと…!?だが、希望と称した置物が、今更なにを!」

「全くだ。絆とは重圧の塊、だが、俺もその重さに慣れてしまったようだ」

「まさか…!」

「罠発動!《エンジェル・トランス》!墓地の、シャドウ・ハルシオンを相手フィールドに特殊召喚し、相手がこのモンスターをエクシーズ素材にできなかった場合、相手に攻撃力分のダメージを与える。遊矢、行け!」

「うん!!」

これが托都の思い、兄貴として、仲間として…ありがとう。

「来い!!《機械堕天使 シャドウ・ハルシオン》!」
《ATK:3000/Rank:8/ORU:0》

「ッ…!!」

「俺のターン!ドロー!」

来た!これで…!!

「速攻魔法《パラディン・トランス》発動!エクストラデッキからホープ・オブ・ソードを特殊召喚し、ランクを二倍にする!さぁこいホープ・オブ・ソード!」
《ATK:2500/Rank:4→8/ORU:0》

「ランク8モンスターが三体…!だがその程度では《碧色の獅子》には及ばない!!」

勝てないモンスターがいないように、届かない気持ちなんてない!!

「ランク8の、ホープ・オブ・ソード、ギャラクシー・カオス、シャドウ・ハルシオンでトライアングルオーバーレイ!!」

「トライアングルオーバーレイ、だと!?」

「三体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築、トライアングルエクシーズチェンジ!!」

これが、俺たちの絆、希望、未来だ!!

「天空の鐘鳴らす熾天使、星々の天命を受け、今混沌を晴らす希望となれ!!輝け未来!!《蒼星熾天使 ギャラクティオン・ソード》!!」
《ATK:0/Rank:8/ORU:3》


「だがっ…《碧色の獅子》の効果発動!相手フィールドにモンスターが特殊召喚された時、そのモンスターを破壊し、相手に2000ポイントのダメージを与える!希望は、潰えるべき害悪だ!燃え尽きろ!」

「ギャラクティオン・ソードは、このモンスターに対する効果を全て無効にし、このターン、相手の魔法・罠を全て無効にする」

「なにぃッ!?」

これだけじゃない、希望はまだまだ限界を越える!!

「ギャラクティオン・ソードの効果発動!このモンスターのバトルの時、オーバーレイユニットが3つある場合、相手のフィールドのモンスターの攻撃力が変化する効果を全て無効にする!」

「なんだと!?」

「これで、アンタのモンスターは攻撃力が上がらず、攻撃力は0となる!」

「ギャラクティオン・ソードがバトルする時、その攻撃力は、オーバーレイユニットと全て墓地のモンスターエクシーズの数×1000ポイントアップする!」

墓地にはアイツが呼び出した三体、ヒカルのギャラクティック・カオスとギャラクティック・ヒグス、托都のネクロ・ブラッディ、俺のエア・ストリームソードの7体、そしてオーバーレイユニットは3つ。

つまり攻撃力は―――!!

《ATK:10000》

「攻撃力、10000だとォッ!!?」

「ギャラクティオン・ソードがバトルする時、相手モンスターは効果を発動できない。これでいかなる破壊耐性は無効!!」

「ぐっ…!!」

「行け!《蒼星熾天使 ギャラクティオン・ソード》!」
「《碧色の獅子》に攻撃!!」

「スターライトホープストリーム!!!」

届け!!届け!!!


「ッ…ぐあぁあああああ!!」


~~~


「やったか!?」

「すげえ、すげえよあの子供!!」

「まるでヒーローだ!」


~~~


「やった!遊矢!!」

「…いや、まだだ…!」


~~~


「ヴェリタス…もうやめよう、こんなこと。世界を壊したところでルクシアは喜ばない、むしろ悲しむはずだ。ルクシアもプロムも、やり直すことを願ってる。だから、」


「害悪風情で……私に手傷を負わせられると思っていたか」


「…!」
「……ヴェリタス…」

届いてない…。どうして、どうしてこんなに…!

「否、私に生涯傷を与えたのは人間だ。人間の醜悪なる本性に、ルクシアは殺された。全ては善意より始まった悪意よ」

「善意から、始まった…?」

「村の少年の病を治す霊薬、それを私は善意で与えた。私はあくまでも、真意で少年に完治してほしいと願った。だが、あろうことか村人は私達錬金術師を魔女と嘲り嗤い、我ら親子を追い回した」

そんな、経緯があったのかよ…。

「そして、私の代わりに村人へ向かい、必死に説得を続けた娘は、病より立ち直った少年によって火炙りにされた」

「……………」
「ヒカル……」
「ルクシアが、本当に必死だったのは分かってる」

「人々は、話を聞きもしなかった。魔女の妄言と吐き捨てた……ならば、私も愚かな者共の話は聞く必要あるまい」

だからルクシアがいくら説得しても、聞かなかったのか…。
…でも、それじゃあヴェリタスのやってることは…その村人たちと、なんの代わりのないことだ。

「それでも貴様らは私を救えると言うのならば…、ルクシアを殺した人間に、私はどうやって復讐すればいいと言うのだ!!」

「……ヴェリタス、それは…」

「分からんだろうな!!だからこそ、私はまだ立っている!!」

「《碧色の獅子》…どうして…!」

「速攻魔法《アゾットの祝福》、これにより《碧色の獅子》は破壊されない。そしてバトルが終わったことによりギャラクティオン・ソードの効果も終わる」

《碧色の獅子》を越えられなきゃ、ヴェリタスを止めることなんてできない。でも、どうすれば…。

「《碧色の獅子》の効果発動!相手モンスターのバトルが終了した時、相手モンスターを全て破壊し、1体につき1000のダメージを全てのプレイヤーが受ける!」

「でもヴェリタスにはライフの概念がない」

「そう、私だけが生き残る。私だけが正しく、私だけが支配する。その世界を創造するまで、私は負けられんのだ!!食らえ!」

これを受けたら俺たちの負け…!でも!!

「ギャラクティオン・ソードの効果も発動!オーバーレイユニットを1つ使い、相手モンスターの効果を無効にする効果を無効化する代わり、もう一度バトルを行う!」
《ORU:2》


~~~


「だがそれでは、《碧色の獅子》の効果で捩じ伏せられ、敗北する…」

「自滅覚悟かよ!?」


~~~


「愚かなことを、死に急ぎたくば殺してやる!消え去れ、ギャラクティオン・ソードと共に!!」

《ATK:10000》

「遊矢!!」

「―――!」

――――ドォォン

「フッ………――――?!」

「まだだ…!まだ、終わってない!!」

「ホープ・オブ・ソードが!?何故!?」

「ギャラクティオン・ソードは、バトルで相手モンスターと攻撃力が同じになった場合、このモンスターをエクストラデッキに戻すことで、墓地からホープ・オブ・ソードを特殊召喚できる!」
《ATK:2500/ORU:0》

「希望、だと…!?希望で私が救えるものか!!」

「救うと決めた、この希望で!!この剣で!!」

「ッだが、攻撃力2500だろうとバトルをするのなら自滅に代わりはない…!滅びよ、希望と共に!」
《ATK:2500》

「エクストラデッキに戻ったギャラクティオン・ソードの、効果発動!この効果で召喚されたホープ・オブ・ソードがバトルする時、ギャラクティオン・ソードの効果を与える!」

「効果を、与えるだと!?…攻撃力が…!」
《ATK:0》

「希望を託す、これが俺たちの絆だ!!行け!!」

ギャラクティオン・ソードの効果、バトルする相手モンスターの効果を無効にする効果。そして、オーバーレイユニットと墓地のモンスターエクシーズの数だけ攻撃力をアップさせる効果。

墓地のモンスターエクシーズは9体!!つまり、ホープ・オブ・ソードの攻撃力は――――!!

《ATK:11500》

「バカな…!?」

「これが、希望だぁぁああッ!!ホープ・オブ・ソード!シューティングスターブレェェエエドッ!!」

「――――ぐっ、ッおぉあああああ!!」

《Veritas Monster:0》




~~~



「……終わったの?」

「…遊矢たちが、勝ったんだ」

「……遊矢たちが勝ったぁ!!」


~~~


「やったぞ!!」
「勝ったんだ!!」

「私たち助かったのね!!」

「おい見ろ!木が!」

「枯れていくわ!」


~~~


「すげえなぁ…こりゃあ、祭りだぜ」

「遊矢たちらしい」

「……よくやった、遊矢、ヒカル」


~~~


「…………」

終わった…?本当に?終わったのか…?

「…ヴェリタス……」


「…私は、…敗北したのか…?」


「………」

「………」

「!ヒカル!っ、托都?」
「ヒカルに任せておけ」
「…わかった」

ヒカルは、そっか、ルクシアの記憶も持ってる、しかも未完の聖杯。なにか、考えがあるんだろうな。

「ヴェリタス、」
「…貴様も、私を嘲笑うか……」
「そうじゃない。もう終わりだ、アンタの野望は」
「終わらない、私はまだ…!」
「記憶を持ってるから分かる、俺だって、きっとそうだから。自分を見失って、周りを傷付けることしかできない。そんなアンタも、立派な人間だ」

……ヴェリタスも、一介の人間、ってことなのか…。

「でも、誰かがいてくれて、支えてくれるなら、きっとまた、自分を取り戻すことだってできる。何度だって言ってやる。ヴェリタス、アンタはやり直せるはずだ」
「私は、人類を崩壊させ、再構築する…いわば、神に等しい……私は…」

『お父さん…』

「…!」

この声は…!!

「ルクシア……」

『お父さん…もうやめて、こんなことは。私は、お父さんにただ生きてほしかったの。みんなに分かってほしかっただけなの。世界を壊したらダメだよ…そんなことしたら、私…』

「分かっている、分かっているとも…だが、私は、許せん。ルクシアにしたことを、人類の汚れを」

『人は必ず闇を持っている、闇を克服して光に変える。フリューゲルアーツは、そのための輝き…』

フリューゲルアーツ…!じゃあまさかヴェリタスも持ってるのか!?

『その輝きはいつか、人々を導いてくれる。だって、三人はそうして闇を乗り越えてここにいるのだから』

「ルクシア…」

『お父さん…だから、もういいの。もう、いいんだよ』

「ルクシア!!」

これが、本当のルクシアの…本当の気持ち。

「………」

「ヴェリタス、下にプロムもルクシアもいる、だから――――」

「…私が間違っていたというのなら、ルクシアが蘇ることがないというのなら、ならば…私ごと、世界を粉々にする他はない!!」

「ッうわ!?」
「なんだこの揺れは!?」


~~~


「きゃああっ!」
「雪那!!」

「なにが起きてんだよ!?」

「ヴェリタス卿、まさか……」

「……行かなくちゃ」

「…!ルクシア様、危険です!中枢部に戻っては行けない!!もうじきここは――!!」


~~~


「なにをした!?」

「偽界樹はこれより爆発する」

「なっ!?」

「地中に育てられた偽界樹の根は地球の内部に張り巡らされている!偽界樹が爆発すれば、世界を砕くのは容易!私はここで死ぬのだ!死してルクシアに会いに行こうではないか!」

人類巻き込んだ自殺って、どういうことだよ!?

「っわ!!」
「ヒカル!」
「…ごめん、助かった」

「私は死して勝利する!世界は砕かれ、亡び去るのだから!」

「ッ!!」

こんなのどうやって止めるんだよ!?

――皆さん、聞こえていますか?

「その声、ルクシアか!?」

――そうです…。まもなく偽界樹の中枢部から爆発が始まります。

――始まれば最後、地球は中身から粉々に砕けてしまうでしょう。

「じゃあどうすれば!!」

――私が、未完の聖杯ごと中枢部を持って異界へ飛びます…。

――そうすればこちらの世界で爆発することはありません。

「待てよ、それじゃあルクシアは…!」

――私はもう永くは持ちません…だから、この命を、皆さんの、この世界の希望のために、使わせてください。

「ルクシア…ダメだろそんなの。ヴェリタスを救えても、ルクシアがいないんじゃダメだ。…ダメなんだよ…」

――ありがとう、本当に。でも、ルクシアが愛したこの世界を、最後に、守りたい。

――さようなら、遊矢さん。

「ルクシア!!」
「遊矢!」
「俺は、ルクシアを止めに行く!」
「………」
「爆発する中枢部だけ異界に置いてくればいいんだ。なら、ルクシアだけでも!」

誰も失いたくない、だから、守るんだ。

「お人好しがすぎるぞ、ったく」
「誉め言葉ありがとよ!」
「遊矢、任せたぞ」

「…任された!」


~~~


「ルクシア様…!!」

「くそっ!こんな異界の狭間なんて飛んでいけねえよ!!」

「みんな!!」

「…!遊矢!!」

「俺が行く、ルクシアを連れて帰ってくる!」
「…やれるのか?」
「…やるしかないじゃん!」
「……そうか。ルクシア様を、頼んだぞ」


~~~


「貴様らの目に刻み込め、この死を、これが残酷なる絶望であると!」

「崩れ始めているのか…!」
「クソッ…!」 

「はは、ハハッ!永遠の別れだ!!諸君――――!?」

冗談じゃない、勝手に死ぬなど誰が認めるか。

「世界を恐怖に陥れたその元凶…たとえそれが過去の人間が産み出した悪意だったとしても、大罪に大差ない…!貴様は生きて、その罪を償え…!!」
「―――やめろ!私を殺せ!!私はルクシアの元へ行くのだ!!殺せ!殺してくれぇええ!!」


~~~


「……これで、」

「ルクシアーッ!!」

「…!遊矢さん…!?どうして!?なんで来たんですか!?」

「ルクシアを連れて帰るためだ!」

「私は…もう命がないんです、生きられないんです。だったら、この命を世界のために!」

「ルクシア!!生きたいか!!」

「えっ…?」

寿命とか、そんなのは関係ない、ただただひたすらに生きたいのか。

「教えてくれよ」

「………」

「きっとなんとかしてみせる!!だから、まだ諦めちゃダメだ!!」

「…きたいです……」

「…!」

「もっと、もっと色んなことを知りたいです!!お父さんと一緒にいたいです!遊矢さんたちに、デュエルを教えてもらいたいです…!だから、生きたいです!!」

「―――おう!!」
「!!」
「なら、戻ろう!俺たちの世界に!」
「―――はい!!」




~~~





「!見て!!」
「偽界樹が…」
「…輝いている……?」

《なんということでしょう!!世界各国で同時多発した暴動、テロは解決!そして謎のエネルギーによる建物の破壊も、ご覧ください!元通りになっています!》

《素晴らしい勇気ある少年たちを見たよ!…しかし、誰だったかなぁ?思い出せんよ》

《あれは世界を救ったヒーローだ!…でもよ、顔が思い出せねえんだ、誰だっけ?》


「世界中の破壊が全部直ったの?」
「…分解された世界の再構築……これが本当の、錬金術の力……」

すごい、でも―――遊矢たちはどこに…?

「あっ!あれ!!」
「!ヒカルさん!!托都さん!」

「………どうやら、天国ではないみたいだぜ」
「そのようだ」

二人とも、無事でよかった!でも、あんな高いところから、どうやって?

「…ところで、遊矢は?」

「遊矢は……」


「おぉーい!!」


「!」

この、声は―――!


「ただいま!アミ!!」

「おかえり!遊矢!」













Next Part2→



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【間話】


「エェェビジョォォオオオオオゥン!!!」

遊矢多分これくらい叫んでても辞さない。

まさかの半角40000文字越えてしまったので前後編でお届けします。
デュエルパートということで遊矢がゴリゴリの押し押しである、これだけで1ターンなんだぜ…(震え声)

さて、後編もほぼ同時公開されますので、ぜひぜひ合わせてご覧ください。

このあと1つ目の発表あるよ!!!!!


~~~


どうも、遊矢パパです!

ヒカルパパです!

ルクシアのパパです!

托都のパ―――待て、我もか。

いやぁ、ひどい面子ですなぁ!私以外ラスボスしかいませんよ!

貴方はそれに匹敵するドクズだと思うのだが…。











~~~














ブログ開設5周年記念



シリーズ主要メンバー登場!



___その舞台は、





~~~






『我が名はクシア。そして、この世界は―――――界の空』


「界の、空…」
「…そんな世界聞いたことない…」


『多重世界観によって再現された世界を、貴女方が救うのです。この、白紙のカードと共に』









遊戯王-Glorious Future




2016年7月、公開開始――!!